ハッピーウェディングBL、ついに完結!

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佐久間くんと多喜くん、結婚するらしいよ(2)

sakumakun to takikun kekkon sururashiiyo

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表題作佐久間くんと多喜くん、結婚するらしいよ(2)

佐久間 涼,コミュ力高め営業
井川多喜,システムエンジニア

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

童貞同士で新婚さんになった佐久間と多喜。
ライバルの出現に離婚の危機…と悩んだりもしたけれど、
ひとつずつ乗り越えて、初めてのえっちもなんとか成功!?
と思いきや、今度は大学の同窓会の案内が来て――。
「結婚したこと………いう?」
新たなハードルに悩む佐久間。
そして、様子がおかしい多喜の思惑は……?
ふたりの甘い夜が覗ける描き下ろしも収録。

作品情報

作品名
佐久間くんと多喜くん、結婚するらしいよ(2)
著者
七緒 
媒体
漫画(コミック)
出版社
彗星社
レーベル
Glanz BL comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784434282850
4.4

(98)

(59)

萌々

(30)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
12
得点
437
評価数
98
平均
4.4 / 5
神率
60.2%

レビュー投稿数12

じんわり涙

2巻ではお互いの気持ちを確かめ合い、より夫夫としての形を強めていきます。
1巻では説明不足かな?と思っていた部分も、補完されていて読みごたえがありました。

前巻は受け側に焦点が当たっていましたが、今回は攻め側を中心に話が進んでいきます。
みんなが”当たり前”、として行っていることに疑問を持つ攻め。
一人で結構悩んでしまうタイプのようですが、可愛い見た目に反して中身が男前な受けのおかげで吹っ切れます。

この受けがね、良いです。
ぽやぽやした見た目なんですが、暴走しがちな攻めの手綱をしっかりと握っています。

最初は唐突に思えた結婚も、場を整えて仕切り直し...
お互いの気持ちを擦り合わせたうえでの、最高のハッピーエンドでした。

そして1巻でも活躍した当て馬が、今回も頑張ります。
彼も悪い人ではないので、報われてほしいですね。

4

久々に萌だえしぬ

これは必ず2巻間を空けずに読み進めることを強くお勧めします!2巻を読まなきゃ良さが分からないと思うから。
1巻も面白かったけれど、ありきたりとは言わないまでも、あるかもしれない感じの面白さでした。だから1巻の読後直ぐに2巻!っていう衝動は起こりませんでした。
ところが2巻。突然2人の魅力が爆発します。
佐久間くんがどの様に年を重ね多喜くんを好きになったのか。この過程で私も多喜くんにハマりました。1巻では多喜くんの魅力にそこまで気がつけずごめんなさい。
不穏な空気が流れる時でもみんな良い人ばかり。これもこの話には合っているな・・と思っていた矢先、ちょっと嫌なやつ登場シーンがあり驚きましたが、それもさらりとかわせる程にやっぱり好い奴ばかりでした。
おめでとうございます。
素敵な作品です。

1

やっぱりonlyoneサイコ~!

今年最後にどうしてもレビューしたい作品があったので
レビューします!
1巻の続きですね佐久間くんと多喜くん1巻で続きがありそうな感じだったので待ってたらやっぱり2巻出てて
すごく嬉しかったです
この2人がねすごくサイコーで理想のカップルです。作画も好みで特に多喜くんの口元のほくろとキラッキラな目が好きです

大学時代に出会ったモテ男だけど時々ヘタレおかん男子な佐久間くんとボヤ~ッとした天然だけど実は考え過ぎちゃうところのあるそして見た目に似合わず男前なところのある多喜くんのお話です
2巻では1巻で描かれなかっところが出てきてますます2人のことを知ることができました
佐久間くんの言う今まで多喜くん以外好きになったことないところや、好きになる相手は一生のうち1人で充分だよという言葉にとても共感します。
人ってホントに心から愛することができる相手というのは一生のうちに1人か多くて2人だと思うんですよね
もちろん恋多き女や男がいるのは分かるのですが
私も佐久間くんと同じ考えなので、とても良く分かります。
そして多喜くんという人物がとても魅力的です小動物のような可憐な見た目に反して大学時代焼きもちを焼いた佐久間くんファンに悪びれることなく、気後れすることもなく、自分の素直な気持ちをはっきり言うんですよね
そこがね素晴らしい!天然でありながらも、自分の意思を曲げない確かな強さのある子なんですよね
しかもしっかりエロさも兼ね備えているなんて最強の受ちゃん…
ずっと読んでいたい作品なので終わりが近づくとえ~つもう終わり?もっとふたりを見ていたいよ~という気分になりました
なので3巻目希望です!

0

少しずつ少しずつ。

続きがコミックスになってうれしーーーー!!
(単話7~12話収録+描き下ろし4P)

もうね。多喜くんがすごくかわいいんですよ。
ちょっと天然はいってるけど芯があってカッコイイ面も。
佐久間くんは多喜くんが好きすぎて何かと慌ただしいw

嫉妬して喧嘩して仲直りして笑って。
少しずつ少しずつ夫夫のカタチを作っていく。
最後までとってもかわいくてニマニマしちゃう新婚さんBLでした♡♡


さてさて。
ニコイチ親友から恋人をすっ飛ばして夫夫になった佐久間くんと多喜くん。
ラブラブ仲良しではあるけれどまだまだ上手くいかないことが多い。

その最たるものはセックスレス。
このままだとリコンの危機だと目を潤ませる多喜くんは、
せっせと準備を頑張っていました。

佐久間くんの誤解で一瞬(ほんと一瞬)すれ違うも、
無事に本懐を遂げた2人(∩´///`∩)♡

その後は同窓会に社員旅行とイベントごとに仲が深まっていってーーーー。


2巻ですごく良かったのは、
多喜くんが天然でかわいいだけの男じゃないところ!!

客観的に見ると
世話焼きシッカリ者の佐久間くんが全てリードし、
多喜くんはちょっと頼りないっぽく見えるけれど、
ドーンと構えててメンタル上下がなく芯が強いのは多喜くんなんだろうな~と。

学生時代の回想シーンで、
悪意に囲まれても自分の意見をハッキリ伝える一面。
同窓会に行かないって決めた理由。結局行った理由。
行動の端々に多喜くんのポテンシャルの強さを感じられるのにグッときました!

そういう意味で言えば佐久間くんは若干ヘタレ寄り…?
(うーん、ヘタレとは違うか?上手い言葉が出てこない;)
他者から完璧に見られがちな人だけど、弱いところもあるごく普通の男なんですよ。
すぐ疑うし、不安になるし、臆病なところがあって。
そういう所が等身大でいいな、と思いました。
(多喜くんが好きすぎて暴走しがちな面倒くさい男でもあるw)

そんな佐久間くんなので多喜くんの安定感がホッとさせてくれるんですよね(∩´///`∩)

そうやって友人の時には見えなかった関係性が、
夫夫へカタチ変えてから見えてくるのが良かったです…!!
(佐久間くんについて好き勝手書いたけど、受けを好きすぎて面倒くさい攻めは萌え要素なのでBL的に大有り(`・ω・´)b)

2人を見守るミサトさんと澤田くんの存在も良かった!
澤田くんはようやく一歩踏み出せたかな…?ガンバレー!

最後の最後まで謎って言うか…
佐久間くんの親はどう思ってるのか気になりました。
結婚って嫌でも家と家の関わりが出てくるし、
もし戸籍も同じにするのなら尚更ですよね…?
(あれ?こういう考えって古臭いのかな??(。_。;))

リアル寄りなのか、創作の世界に吹っ切るのか。
その辺りが曖昧でボヤけた印象がありましたが、
甘キュンな新婚さんBLが楽しめましたヾ(*´∀`*)ノ

4

これぞ最高のハッピーウェディング

完結です。
寂しいなぁ…(´;ω;`)クスン
出来るならもっともっとこの二人の結婚生活を眺めていたかったです。

友達から恋人をすっ飛ばして、晴れて“新婚さん”になった佐久間と多喜。
すれ違って、ぶつかってを繰り返して少しずつ“夫夫”になっていく二人。

今巻では遂に念願の初エッチを果たします!
まだまだ手探りですが、繋がった瞬間の
多喜のとびきりの笑顔が二人の喜びを伝えてきます。

佐久間の口から「離婚なんてありえない」と
聞けたことで多喜の不安が拭われたのもよかった…
雑誌や周囲の声を真に受けて、“セックスできなければ離婚”だなんて、
一人で怯え、ずっと一生懸命がんばってきた多喜。
佐久間に限ってそんなことあるはずがないのに!

一方、佐久間もまた多喜と結婚して、繋がれたことで
囚われていた過去から解放されたみたいでした。
多喜と出会うまで誰のことも好きになれず、
周囲の“当たり前”に染まれない自分に悩んでいた佐久間。

多喜とその家族に出会って、たくさんの“初めて”を知ったことで
佐久間の世界は色づいていったんですね。
佐久間にとって多喜が特別な理由の一つが見えた気がしました。

その後は同窓会エピソードでは多喜の男前な一面が格好良かったです。
普段はぽわぽわしていて、小動物的で、甘えたで、もはやその存在自体が
可愛いの暴力な多喜なので、常に守られる側だと思っていたけれど、
相手に言葉を伝える勇気と佐久間のために耐える姿に今も昔も、
多喜はちゃんと佐久間を守っていたんだなぁとジンときました。

それと、同窓会に登場した佐久間にザワつく周囲の反応に
そういえば佐久間はイケメン枠だったと今更ながらに思い出し、
これだけモテる男が多喜一筋ってすごくいいなぁと改めてニヤけてしまった。

最終話は社員旅行エピソードで、なんで?と思いきや、
最後の最後でタイトルと表紙が見事に回収されていて、
この瞬間、この台詞のための旅だったんだなぁとしみじみ。

旅行中、再び当て馬後輩の澤田やモブ女子社員の参入によって
二人が嫉妬合戦をおっ始めたりするも、澤田の協力のおかげで
無事事なきを得るの、です、が…
最後の最後で多喜への恋を自覚して、次の瞬間には
失恋してしまう澤田が少し切なかったです…
最後は多喜の同僚のミサトさんと一緒に二人を見送り、
良き理解者となってくれました。
いつか彼にも素敵な“たった一人”が現れますように。

まだまだ始まったばかりの二人の結婚生活。
本作は今巻で終わってしまうけれど、一進一退しながら、
二人だけの夫夫の形を作っていくんだろうな。

世界観としては同性婚が一般的なわけでもなく、
きっとこの先も色々あるだろうとは思いつつも、
この二人なら大丈夫と思える優しいハッピーエンドでした。
どうか、末永くお幸せに♡

3

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