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ノンケ上司、30日の開発メソッド 2

nonkejoshi 30nichi no kaihatsu method

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表題作ノンケ上司、30日の開発メソッド 2

柳瀬千皓,26歳,リーマン
中村幸介,32歳,リーマン

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

キスってこんなに気持ちいいものだったっけ―…

ノンケ上司(開発済)の幸介と、
そんな彼に片思い中のイケメンゲイ・千皓。
「明日…デートしませんか」
そんな千皓の一言から始まった、初めてのお出かけ。
ショッピングを楽しんだ後に向かったのは、
初めてマッチングした日と同じホテルで……!?
「ここで幸介さんと会ったとこからやり直したかったんです」
全部脱がせられ、欲情したオトコの顔で見つめられ―…
どうしよう、いいのか?このまま……!

作品情報

作品名
ノンケ上司、30日の開発メソッド 2
著者
七緒 
媒体
漫画(コミック)
出版社
彗星社
レーベル
Glanz BL comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784434300295
4.3

(32)

(13)

萌々

(16)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
138
評価数
32
平均
4.3 / 5
神率
40.6%

レビュー投稿数3

なかなか上手くいかないね( ;´Д`)

単話の話数チェックしてなかったので
「続くんかーい!!!」ってツッコんだよね…;

というわけで、
単話7話~12話+描き下ろしが収録されていました。
(現段階で19話まで配信されててまだまだ続きそう?)

タイトルや表紙はエロ重視っぽいですが、
シッカリと心理面を補いながらの展開は2巻でも発揮。
進みが遅く焦れったいと捉えるかは読み手次第でもある。

2巻を読んだあとの気分は半々…かな(;´Д`)
というのも すっごい良かったんですよ!冒頭は!!

2人のデート風景が微笑ましくて可愛いんです。
1巻終盤は完全に脈なしだと落ち込んでた柳瀬だけど、
希望が出てきてデートが嬉しくて楽しくて仕方なくて。
そんなウキウキな柳瀬を見てると幸介さんも嬉しくて。
幸せ&可愛いが溢れてて読んでる私も多幸感~!(∩´///`∩)

ーーーと思ったら新キャラ登場で風向きが変わるんですね。

今回すごく思ったのは
身内可愛さで出張ってくる親族ほど厄介なモンはないなと。
大事な子が、兄弟が、甥が、従兄が、、、って口出すヤツ。
口で言うほど本人の幸せなんて考えてないのよ。
あくまで自分本位で幸せの大小を決めつけてね。

幸介さん見てたら善人なのわかるやん?
柳瀬が幸せそうな顔してるのわかるやん?

そんなとこ見ちゃいないのよ。クソ親族は。
身内の幸せをっていいながら引き裂こうとするので、
胸クソで胸クソで胸クソで胃液がこみ上げるほど嫌だった。

なんで?あんなに幸せそうにデートしてたのに。
幸介さんも柳瀬も辛く泣きそうな顔してんのなんで?
違うやん。そうじゃないやん。幸せいっぱいだったやん。

はーーーーーもうシンドーーーーですよ(;ω;)
第三者の善意の悪意ほど鬱陶しいものはないと痛感しました。

でも冷静に考えると必要な試練でもあるんですね。
「ノンケ」の幸介さんが情に流されず立ち止まって、
柳瀬との今後や男同士で付き合う現実を考える時間。
デートの空気でエッチしてたら近い将来どこかで歪んでた可能性もあったから…。

こうやってノンケとゲイの壁を感じさせながら
勢いでエッチをせずに段階を踏んで進むのは良きでした。

ここまできたなら柳瀬と幸介さんは
なにがなんでも多幸感いっぱいの初エッチしてくれ!!
壁が1ミクロンもないほど心が結ばれたエッチをね!!
幸せで幸せでどうしようもないやつね!!

3巻以降まで引っ張る以上、
トコトン幸せの頂上まで登ってからエッチしてくれ!!

と叫びつつ、2巻を読み終えました( ˘•ω•˘ ).。oஇ
(はぁぁぁマジのマジで厄介な親族登場邪魔だったな…)
(含みがあったから他にも理由があるのかもしれんが…)
(第三者ザマァってないですかね…?)

そういえば柳瀬の年下っぽさが2巻はより強く感じられて、
年下攻めスキー的にニヨニヨして楽しめました(∩´///`∩)
(表紙はすました顔してるのに柳瀬かわいいね…かわいいね…)

2

叔父さんは爆発すべき

ごめんなさい、まず最初に恨み言をひとつ。
叔父さん、コノヤローー!!

前巻、部下の柳瀬から想いを告げられた幸介。
最初こそ戸惑っていたものの、想定外のルームシェアから
一緒に過ごす中で柳瀬の真摯な想いに絆され始めていた幸介。

2巻は柳瀬と幸介の初デートからスタート。
珍しく年下らしくはしゃぐ柳瀬とそんな子供っぽい一面を
「かわいい」とまんざらでもなさそうな幸介の笑顔や
あれ?もうこれほぼ付き合ってるよね?と錯覚してしまいそうな
二人の睦まじげな雰囲気に勝利を確信したのは私だけではないはず。

そして、デートのラストを過ごすために向かったのは
二人がマッチングアプリを介して遭遇してしまったあの思い出のホテル。
とてもいいムードに辛抱たまらずがっついてしまう柳瀬ですが、
幸介もまた柳瀬とのキスに表情も蕩けだし、遂に念願が成就する…!
というまさにその瞬間、思わぬ邪魔者が乱入します。

その邪魔者こそが、柳瀬の叔父である貴志でした。
甥を溺愛するお節介な叔父としてやたらに存在感を放ち、
さらには柳瀬のいないところで幸介に揺さぶりをかけてきます。

せっかく柳瀬への恋心を自覚した幸介に余計なことを吹き込みやがり、
お陰で両想いまであと一歩だった二人の距離は振り出しに戻る始末。
ちょっとぉー!せっかくいいところだったのに何してくれてんだー٩(๑`^´๑)۶
当て馬というわけではないけれど、やることなすことが
二人を引っ掻き回し、もう厄介者以外の何ものでもありません。

突然距離を置こうとし始める幸介になんとか気持ちを繋ぎとめようと
空回ってしまう柳瀬が可哀想になってしまいました。
「俺の気持ちに応えられないから出ていくの?」と
今にも泣きだしそうな柳瀬が切なすぎる…(´•ω•̥`)グスン
幸介さん、早く気持ちを伝えて安心させてあげて下さい!

そして、すれ違ったまま次巻へ。
てっきり2巻で完結かと思っていたので続巻は嬉しいのですが、
そろそろ二人のイチャ甘見たい欲求も高まってまいりました。
次巻こそは恋人同士になって蜜月ムードな二人が見られますように。
そして、この事態を招いた叔父は爆発してください!

0

あの日あの時の

隠れエロボディでほわほわ天然な上司の幸介と30日間の同居生活をはじめたハイスペイケメン部下の柳瀬。
開発済みの幸介のおしりをさらに弄りつつ、少しずつ身体だけではなく気持ちも近づいていき、幸介から抱きしめられておでこにキスをされ、とうとうデートに誘う柳瀬…。からの2巻です。

もう、デート中の柳瀬がいろいろとスマートすぎるんですよ〜。
あの日あの時のホテルを予約しちゃうところとか!
仮にも年上の幸介を完璧にリードしています。

そのホテルで一気に進むかと思った関係が柳瀬の叔父である貴志の登場により詰まってしまい…。
確実に縮まっているのに進んでは戻ってしまうふたりの距離がせつない。

貴志は見守り系の良き理解者かと思いきや…、あえて&わざとふたりの関係に軋みをいれようとする柳瀬への愛情表現歪み意地悪叔父さんだったのでしょんぼり。

1巻もそうなんですが、エロ特化に思えるタイトルからは想像できないふたりの気持ちのすれ違いにじれじれとさせられる展開でした。

貴志の言動によって気持ちが揺れ動いてしまった幸介。
でもそれは柳瀬への想いが本物で真面目がゆえのこと。
ですがそれで柳瀬と喧嘩になり、泣いてしまった幸介と辛い表情の柳瀬のシーンで続いてしまうので3巻ではふたりの素敵な笑顔が見られるといいな…。
やきもきしながら次巻を待つことにします。

0

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