電子限定かきおろし漫画付
クールな低燃費系リーマン×超(ハイパー)ポジティブニート、相性最悪(?)な同居生活スタート!
【俺はゲイでもそうでなくても、どうでもいい。ただ俺たちは全然似てないのに似た者同士なんだって、そう思ったんです(和久)】
エロス度★★★★★★★★
他人との関わりを面倒がる無表情&敬語リーマンの和久と彼に拾われそのまま居座るバックパッカー・ハルの同居もの。
クールとポジティブ、性格が正反対な2人ですがハルの言葉が通じないグイグイ来る宇宙人キャラと居場所がなく自分と同じひとりぼっちな彼に絆されていく和久が最高でした。
2人とも敬語なのが可愛く、ハルに振り回されながらも他人に関心が無かった和久の中に感情面などでも変化が生じていくのがたまらなかった。
気まぐれで拾ったハルが和久の特別となり、ハルも和久の傍が居場所になるのが感動的!
そして濡場では抜き合いから素股、挿入とレベルアップしていき、和久に名前を呼ばれたがるハルの切なくもなる綺麗な表情、両想い後のただお互いを必死に求め合う濃厚なエッチ場面が素晴らしく、和久に名前を呼ばれて感じるハルとそんな彼を見て興奮する和久のS発揮が垂涎でした♡
満たされた2人の姿はまさにハッピーパラサイトエンド♡
同録の〝答えの数だけ〟は、教師・潮と元ヤン元生徒・義之の再会ラブもので、一途に片想いする恩師のもとに元生徒が新任教員として戻ってくる王道もの。
義之の潮ラブなワンコっぷりが可愛く、大抵は先生受けなんですが元生徒受けなエッチとなるのが美味しかった♡
潮の年上らしい色気や両片想いだった2人の恋にキュンキュンでした♡
鮭田ねね先生の初単行本を拝読させて頂くのがとても楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
ワンコ 4
塩対応 3
エロ 3
デレ 2
な感じだと思います。
サラリーマンの和久さん×バックパッカーのハルさんのカプです。それと恩師と教え子の再会物の短編が同時収録されています。
人との関わりや面倒事を避ける和久さん。だけど気の迷いで行き倒れていたバックパッカーのハルさんを拾ってしまったことで、懐かれて、居着かれてしまって…。
ハルさんがめっちゃポジティブですね。ワンコ要素もあって可愛いですが、和久さん曰く相容れなさそうな人種、宇宙人みたいだと思っているので、確かにちょっとウザくて理解出来ない言動はありましたね。
そして、あんだけ振り回されて、あっさり離れていかれたら流石に和久さんでもご立腹になりますよね。それだけほっとけなくて、ハルさんが大きな存在になっているのだと思うと萌えますね。物語り終盤の絡みでの和久さんのSっ気のある発言がめっちゃツボでした。あと最後の行ってきます、行ってらっしゃいのやり取りも和久さんのデレが最高ですので、是非とも読んでほしいです。
面倒事が嫌いな会社員の和久が行き倒れたバックパッカーのハルを助けたところからお話が始まります。
和久と出会って2日目でハルの自慰を和久が目撃し抜き合いに発展し、3日目にはお風呂で素股をしています。
かなり手慣れているので、ハルは住まわせてくれた人に身体を差し出してきたんだろうと思ったら自分のセクシャリティに悩んでいるので不思議でした。
表題作の他に潮先生に恋をして教師になった望月先生のお話が入っています。
中学を卒業して9年、特に連絡も交わしてないのによく好きだったなぁと感心してしまいます。
シーモアは白刻み海苔修正でした。
えっちはとてもえっちなので、気軽にエロを楽しみたい時にオススメです。
表題作と短編が入っています。
表題作は面倒ごとが嫌いな低体温な会社員の和久さん(攻め)と自由奔放で人懐っこいバックパッカーのハルくん(受け)の話。
短編の方は先生もので、ベテラン先生のクーデレ攻めと新人先生のわんこ年下受け(攻めの元教え子)です。
表題作の方も受けのハルくんは攻めの和久さんよりやや年下っぽいので(かつわんこ系)、攻め受けのタイプは両方似ている感じがします。
面倒ごとが嫌いなはずなのに、なんだかんだとハルくんにほだされていく和久さんが面白い。
このハルくんは人の家のリビングでひとりえっちをしようとしたり、色々と自由奔放で人懐っこいですが、辛い過去があったり、内面ではさみしさも抱えているようなキャラ。
和久さんから話が通じないとされているハルくんですが、コンビニの店長さんのやり取りを見ていると、そこまででもないような。
和久さんは最初かなりの無表情だったのに、最後の方はかなり柔らかい表情になっているのがたまりません。
しかも、本番えっちの時にはちょっとSっ気のある敬語攻め!
和久さんに名前を呼ばれて、泣いちゃうハルくんもかわいいです(顔にはあんまり出してないけど、和久さんも絶対にかわいいって思ってる)。
書き下ろしの方で、和久さんともう少し広い家で一緒に住むためにお金ためようとしているところもかわいいです。
本当にお互いの居場所が見つかって良かったね……という気持ちです。
あと、えっちシーンの下半身の書き込みがすごい……(修正も白抜きではない)。
そのため、えっちが大変えっちです。
ちょっと残念なのは、表題作と短編ともに話が面白かったので、それぞれもう少し長く読みたかったなという点です。
鮭田先生の「午前0時の甘い罠」から流れてこちらの作品も購入。午前0時〜の修正の甘さに度肝抜かれて、どうやらこちらの作品も同じように修正が薄めだと聞きつけ購入しました。
うわさ通り。
もーーーー!本当に細部の描写がすごいですね。隠しきれてないです。マジマジと見ちゃいます。午前0時〜のときも思ったのですが、鮭田先生のただならぬこだわりを感じました。質感とか…etc。
だからかセックスシーンは躍動感を感じました。見応えあります。ふんわりと「体を繋げる」セックスシーンというより、「挿入!」って感じの生々しいセックスシーンに仕上がっています。なかなかここまでリアルに描いている作品を読む機会が今までなかったので、衝撃的でした。良いものを見せてもらいました^ ^
内容についてですが。表題作ともうひとつのお話「答えの数だけ」が収録されています。
表題作について。
全体を通すと、最後は両思いだしハッピーエンドです。お話としては上手く纏まっているように思いました。ですが!前半のハルキの行動、ポジティブってよりグイグイ感がすごくてちょっと怖い印象を受けました。最後がハピエンだから許されることですけど…何とも思ってない(むしろ早く家を出て欲しいと思っている)飯田がバッグパッカーのハルキを善意で家に泊め、それを機に飯田の家に居座ろうとするし、飯田の家で自慰にふけるわ、家主を誘うわ、風呂に乱入からの素股プレイお誘い、最後はセックスも……最後がハピエンだから良いんですけど(←しつこくてスミマセン)、じゃなければ普通は怖すぎて最初に泊めたことを後悔すると思います。
ハルキはポジティブで無邪気で、生い立ちもあってかどこか臆病なところもある…こうやって書き出せば良いキャラなんですが、ストーリーにそのキャラが乗っかるとちょっと違う方向にいっちゃってるなぁと思いました。飯田も飯田でキッパリと拒絶まではせず、何となくハルキに乗せられてるし…でもその飯田の隙の甘さが無ければ2人がくっ付くこともなかったと思ったら、仕方ないことなんでしょうね。ここのところだけちょっとモヤりました。
付き合ってからあとは結構面白かったです。飯田がSっ気満載でハルキが振り回されている感じがあります。彼シャツエピソードには笑えました。
同時収録作品、「答えの数だけ」。
先生と元・生徒のお話です。
私としてはこちらのストーリーの方が好みでした。ページ数は表題作に比べると少ないのが残念。まるまる一冊でじっくり読みたいと思いました。
当然!こちらの方も修正薄いです。潮先生が色気たっぷりで、最初の印象からエロいです。セックスシーンも良かったです。
2作品を通してみると、修正の甘さは期待通りでした。鮭田先生の描くお話が好きなので、もちろんストーリーにも満足です。線の細さと描き込みが丁寧で読みやすいし絵もすごくキレイです。