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ゆるギャル武にぃの堅物ロマンチスト彼氏

yurugal takenii no katabutsu romanticist kareshi

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表題作ゆるギャル武にぃの堅物ロマンチスト彼氏

風間徹、高3
小田切武丸、高3

あらすじ

「責任を取ってもらうぞ、小田切」
偶然立ち寄った書店で大量の少女漫画をレジに積み上げる
クラスメイトで同じ図書委員の風間徹と出会した小田切武丸。
堅物な風間の意外な一面に興味を持った武丸は持ち前のコミュ力で
その日のうちに家に上がり込み、漫画を貸し借りする仲に。
好きなものを好きだと主張できる風間に絆され
自分の恋愛対象が“男”であることをカミングアウトしてしまうが
やはり風間は偏見なく受け入れ尊重してくれた。
お互いの見方が変わり、秘密を共有した翌日、
少女漫画のような事故チューから運命的な恋が始まる…!?
『ヤンキーはなちゃんの猫かわいがり彼氏』
スピンオフ第1弾は小田切家ギャル次男・武丸編!!

作品情報

作品名
ゆるギャル武にぃの堅物ロマンチスト彼氏
著者
鮭田ねね 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784866696041
4.3

(71)

(38)

萌々

(22)

(10)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
12
得点
309
評価数
71
平均
4.3 / 5
神率
53.5%

レビュー投稿数12

ゆるギャルDKと堅物ロマンチストDKの萌えまくる恋模様

ヤンキーはなちゃんのスピンオフに当たる作品で小田切三兄弟の次男・武丸と同級生で図書委員の堅物・風間徹のお話です。

もうすんごい萌えました…武にぃのゆるギャル具合も絶妙なんですが徹ちゃんがほんと最高にキャラが良かったです。

絵に描いた様な堅物キャラなんですが少女漫画愛好家で漫画の様な恋を夢見る純情少年…そんな二人の身体から始まる関係が何とも良かったです!

武にぃのゆるギャルキャラにも勿論相応の理由があってその辺りもしっかり描かれています。

そんな部分も徹ちゃんと恋人になって関係を進めていく事によって報われて行くのですがそこもお見事だと思いました。

キャラが対照的すぎる二人なんですがでもだからこそこの二人の恋模様が何ともエモくて良かったです。

そしてねね先生の作品なので絡みシーンも濃厚でガッツリ描かれています!

爛れた様な、そして愛と欲が溢れる様な臨場感も流石で今回も卓越したもので眼福の極みでした。

うだうだしちゃう武にぃが時々見せる臆病な所だったり表情が凄く印象的で、そんな彼をグイグイと掬い上げて行く様な徹ちゃん、本当にお似合いな二人だと思いました。

堅物だからこそ猪突猛進ともいえる様な迷いなく突き進んでいく感じで武にぃを引っ張いっていくのが最高に良かったです。

武にぃの心の変化、徹の迷いのない行動、二人の関係が深まって行くのがじっくりしっかり感じられる描写でしたしテンポも良くて凄く読み易いです。

そして描き下ろしと小冊子はちょっと強烈に良かったですね…ねね先生の作品の魅力や画力を存分に堪能できるものでしたw

作中には勿論前作のはなちゃん・渉も清にぃも出て来るのでこの作品はシリーズ化すべきだと思いました。

次は満を持して清にぃをお願いしたいなぁって思います(笑)

本当に楽しくて面白い、キャラ個性もしっかりしててそして色々眼福な作品で良かったです。

6

「運命」を運命にするには気持ちも大事なのよ

スピンオフきたー!
「ヤンキーはなちゃん…」にも登場していたゆるふわな小田切兄弟の次男坊・武丸が主役です。

弟・華丸ターンのときには長兄と共にからかい&橋渡し役で出ていた彼も、主役となると様相が変わりますね。ゆるっと飄々としていた武丸の裏の顔が、こんなにも恋愛に臆病だったなんて思いもしませんでした。
過去の恋愛のトラウマが払拭できず、思い違いで消極的になる武丸の切ない思いが溢れたシーンは胸が押し潰れそうでした。

そんな武丸の彼氏となったのが、少女漫画をリスペクトするロマンチストな同級生の風間。同じ図書委員となり、漫画を借りるようになり、事故的にキスをしてまった武丸に、運命の相手だとお付き合いを申し込む熱量の高い優等生です。頭はいいハズなのに、こんな突拍子もないことを言い出すなんてちょっと変わってるなぁ〜…って感じですが、とにかく真面目で一本気ある男です。
愚直過ぎて誤解を生む発言をしちゃったりもしますが、これも彼の味ですね。武丸にはこれくらい硬派な男の方がぴったりだと思いました。


ひょんなことからキスをして付き合いが始まった彼らですが、運命だ!と風間が言ったのは実はキッカケに過ぎなかったんじゃないかな。
少女漫画好きをバカにしないし、風間という人間をまるっと肯定する武丸だったから、風間は武丸に交際を申し込んだと思います。

キスの事故があってもなくても、告白や付き合うのは時間の問題だったかもですね。少女漫画の「運命のキス」を引き合いに出したのも、既成事実が出来て背中を押されたって感じにも見えましたしね。だってね、少女漫画好きのロマンチストだったら恋愛対象は女子だったハズで、男の武丸に速攻で交際の申し込みをしないと思うんですよね。

それに。武丸じゃない別の誰かとラッキーキスしてたとしても、運命だなんだのと言わなそう。やっぱりそこは好きの気持ちがあったからでしょうね^ ^


武丸にとってもちゃんとした交際が初めて。
風間の方は堅物で思考が読めないロマンチスト。
どちらも恋愛童貞だから初めから上手くいかないのは当然かな……相手の行動や発言に振り回されたりすれ違ったり。でもこうなってしまうのも相手のことが好きだからなんですよね。

家族みんなを巻き込むちょっとした騒動になってしまいましたが、風間の真っ直ぐ過ぎるほどに真っ直ぐな将来の決意がカッコ良かったです!
この覚悟と決心はロマンチストで片づけられるものではないと思います。風間なら将来も安泰そうだしきっと武丸を幸せにしてくれますね♪


鮭田先生の作品は絵がとっってもキレイだし、ストーリーも可愛いしで、今作も楽しめました。
残るは長兄の清丸ストーリーかな?既に期待しています。すんごく楽しみ!

3

スピンオフ:武にぃ

「ヤンキーはなちゃんの猫可愛がり彼氏」の武にぃのスピンオフ!
もう、武ちゃんとてっちゃんのやり取りが萌えました!
お兄ちゃん思いのはなちゃんと弟思いの清にぃ、そして渉くん!
みんな出てきてくれて嬉しかったです。
堅物なてっちゃんがみんなの前で武ちゃんとの結婚前提のお付き合い報告シーン!もう!キュンキュンしまくりでした。
もうラブラブすぎてニヤニヤが止まりませんでした。
お互いがすごく好き合っているのが伝わってきました。
そしてエッチシーンが本当にエッチで興奮しまくりでした。
トロ顔、武ちゃんエロすぎです!!
もう本当に大満足のお話でした!!

3

真剣さ×軽さ、初めての恋

風間 × 武丸


『ヤンキーはなちゃんの猫かわいがり彼氏』のスピンオフ。
小田切家の次男・武丸編。

『ヤンキーはなちゃんの猫かわいがり彼氏』はまだ読んでないけど、
全然問題なく、今作だけでも楽しめました。

美形でノリノリな武丸は、
ゆるい恋愛観を待っている。
真面目な優等生メガネ、風間は、
真剣に恋愛したい派。
こんなに恋愛の態度が真逆な高校生2人が、
ある日の予期せぬキスをきっかけに、
責任を持って付き合うことになる!

武丸が最初はなんとなくだったけど、
風間の本気さに刺激されて、
2人はぎこちなくなったり、
徐々に、そんな戸惑いと誤解も超えて、
本物の恋に変わっていく。
という笑いありドキドキのお話。

武丸が、
軽い誘いが得意みたいだけど、
今まで真剣に恋したことがなくて、
セックスと恋愛の関係もピンとこなかった。
実は、恋愛を望んで寂しい気持ちを抱えている。
風間への初めての恋心は、
どうやって扱ったらいいのかわからないし、
優秀な風間と、
勉強が苦手な自分の立場での葛藤とか、
彼のいろんな未熟な感情になんかグッとくる!

風間が、
少女漫画への憧れで、
童貞やファーストキスを大事にしてる。
ぶっちゃけ彼氏って感じ。
純情だけど、
キスは想像以上に上手で、
思わずドキッとしちゃう!

それに、風間が
エッチに関する知識をしっかり勉強して、
100%実践できる!
さすがは優等生!
自分の欲望よりも武丸のことを優先して、
武丸もドロッドロで大満足しているし、
こっちまでめっちゃ萌え萌え!

風間の真面目っぷりが、
武丸のことを大切にしているこそ、
さらにパワーアップしていると思う。
エッチだって、
将来まで真摯にバッチリ考えている姿勢が素敵!

風間が武丸に煽られて、
・・・やっちゃって、
過剰な反応と後悔などの真剣さに、
ニヤニヤしたくなる反面、やっぱり尊い!
武丸もその風間の真剣さに対応できなくて、
初めての恋心で悩む姿が、
可愛いけど、ちょっぴり胸が痛く感じる・・・。
無自覚ながらも、
振り回し合っているうちに、
ずっと一緒に生きるという愛に成長し、
甘い幸せなラストにもう〜!
楽しくてキュンとなる一冊でした!

1

ゆるギャルSAI☆KOOOOOU!!

髪の毛ふわっとしてて制服もたぶたぶで、口元が (^ω^✿) としながら「はぁい」とか言っちゃって―!

ハアァ~もう可愛いよ武にぃ~♡♡♡

文句なしの名作でした!
極端な事件がなく、かと言って浅すぎず、期待通りに話が進むけど、欲しかった要素+ちょっとしたサプライズもすべて詰まっていて…
なんていうか、超高級ビュッフェで腹いっぱい食べた気分w

それとスピンオフ作品だと知らずに読みました。まったく違和感がなかったので、ここから入っても大丈夫だと思います。

1

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