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続編です。作者さん曰く、1話の続編を描くつもりだったけど1冊に。。とのこと。
本編でもそうでしたが、やっぱり長く付き合うということが想像できない姉崎さんの迷いがテーマでした。
恋人なんだからデートしましょう、と彼氏力を見せる御門さん。
ちょっと情けない、と言われつつも、いやいやマジのイケメンですよ、御門氏。
なるべく人の少ない辺鄙な温泉宿を予約するなど、ゆっくりと姉崎の不安を解きほぐしてゆく。
ラスト、髪が短くなったエピソードがグッときました。
二人の幸せそうな未来が浮かびます。
家では傍若無人なのに、外だと人目を気にして臆病になっちゃうアネザキが可哀想で可愛い・・・!今まで色々あったんだろうな、そして、今を守ろうとしている。せつな・・・ティーカップの表現堪らないです。天才。
付き合いはじめの、「いつか終わる恋」に怯える関係から、二人暮らしも板につき、「当たり前の毎日(愛)」を抱きしめられる関係まで。この一冊にギュッと詰まっています。
何か特別な出来事があるわけでも、特別な地位や能力があるわけでもないけれど、自分のものだと確信できる幸せが、両手の中にある喜びを感じる作品です。
御門×姉崎
前巻が見当たらず、泣く泣く読み返せないのまま読みました。ともすれば未読でも楽しめるかも知れない一冊でした。前巻で苦手だった姉崎の横暴っぷりが全て内に向かう可愛さに変わっていまして。"未来のことを考えて今終わらせようとする受け"が大好物の私には大ヒットです。こういう受けは捻じ曲がった挙句一度は(複数回の不安定な可愛い受けちゃんもいるけどね)攻めに別れを告げるものですが、姉崎の不安に直接的に気づいているというよりも、真摯な好意でもってそのルートに導かない御門がかなりカッコ良いです。よくある話かと思わせて、この作品ならではの部分がしっかりある!その上エッチシーンはしっかりエロい!完成度の高い一冊でした。
姉崎が若く見えすぎるのは…まぁ先生の絵柄的にしょうがないか。
御門の浴衣のはだけ具合が絶妙。攻めの股間付近を浴衣からチラチラ見せるタイプのサービスショット(?)はあまり見ないので、先生分かってるな〜と感謝。
萌2〜神
めちゃくちゃ良かったです!続編となるこちらは、幸せに不慣れな姉崎の不安が満ち溢れてます。今までの傍若無人ぶりを残しつつ怯える姿が切なくて泣ける。あの姉崎が「こんなに好きでどうしたら…」なんて悩むことになるなんて!
御門は自然体で彼氏しててとても素敵でした。姉崎が喜んだり困ったりしてるのをよく見てる…というかドルオタらしく全部細かくチェックしてて、さすが8種類の香水を嗅ぎ分ける男、て感じでした。
最初はいつか終わるものと決めつけて怖がっていた姉崎が、ちゃんと幸せが欲しいと思えるようになって、どうしようもない感情を「好き」に込めて吐き出して、控えめに少しずつ未来の希望を口にできるようになります。感動でじわっと泣けて、とても温かい気持ちになれました。
本当に本当に姉崎は御門を捕まえられて良かったねー!と思います。姉と妹がいる御門は元来世話焼き体質なのかな、姉崎は一緒にいて心地良いぴったりの相手なのかも…なんて思ったり。上司なのに言いたい放題で、でもちゃんと敬語のままなのが好き。
おまけは甘える御門が可愛かったです。
最高のハピエンを見せてもらいました。これで完結と言われても納得だし大満足です!