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そもそも受けの姉崎が人として嫌い。
人の食べ物勝手に食べたり、部下の手柄をまんま自分の手柄にしようとしたり、無茶な仕事を押し付けて自分はさっさと帰ってしまったり。
本当に最初の20ページまでは確実に姉崎が受け入れられなくて『しゅみじゃない』にしていたと思う。
大どんでん返し!
上記のような人として最低な姉崎が酔っぱらって、
部下の御門だと思わず襲いかかり、
更にムービー撮って~と、一夜を楽しんでいた。
目が覚めるとそれが部下だとわかり青ざめる姉崎。
これを機に、これをネタに、自分への扱いが変わるだろうと思っていた御門だが、
姉崎にも御門のアイドルオタクの秘密がばれてしまう。
二人の秘密を絡めての攻防戦で、あれよあれよのなし崩しの展開か?!と、思ったら そんな単純な話じゃなかった!
姉崎の真剣に仕事する姿と、エロい姿とのギャップや、一緒に過ごすプライベートな姿が どんどん気になっていく御門。
御門の『普通』で居てくれる事に どんどん居心地の良さを感じていき、気持ちが動いていく姉崎。
そんな中現れた姉崎の元カレ吾妻。
彼の登場で、姉崎の辛い過去と思いが露になって、
最初持っていた私の嫌悪感はすっかり消えた。
身体だけの関係を戻そうとする吾妻から逃げ、御門への気持ちを抑える辛い毎日。
そこから簡単に逃げようと、他の男に付いていく姉崎。そこには他にも男が居て、結局強姦の様になり、それを助けたのが吾妻だった。
でも吾妻もここぞとばかりに迫って?襲って?きて。
辛い過去、御門への気持ちがあるから拒絶したいのに身体は拒絶出来なくて。
もう姉崎の辛い感情が伝わってきてとても悲しい場面でした。
それでも最後は御門の顔がパッと浮かんで、ちゃんと拒絶できた姉崎(涙)
よく頑張ったぞーーー!
最後の二人が結ばれ、御門からの告白の場面は、幸せの光の中に二人で落ちていくが如く美しいシーンでした。
男と男ではなく、人と人。
この考えが大好きです。
通常、最初に感じた嫌悪感はなかなか拭えないものですが、今回はいつの間にか忘れ、いつの間にか応援してました。すばらしい。
いきなりラストの感想なのですが、元カレが表れてから受けと、攻めの単純なストーリではなくなる。
ただの、要領の良い上司ではなくなるわけで。
姉崎は、元カレのことから「ゲイだから」「ゲイだから、生産性ないから」と凹んでいてそんな彼へ御門が言い返すやり取りに(言い合い)感動しました。
愛ってどんな形であれ、想い合えれば素晴らしい。
良かったな!お二人様!!(個人的感想)
BL本で、感動ってなかなか無いのですがラスト本当に「うわぁ~(T_T)」でした。
初めの方は、やや読みずらい(話しに入れない)感じが少し・・・
読み進めていると慣れたのかな?
コミックの分厚さにもビクリしましたが、内容の前半のノリとラストの感動で満腹。
ついつい表紙買いしちゃう一人なのですが、レビューをご参考したら嘉島さんの綺麗な絵柄と充実しているストーリーが良さそうでお読みしました。
ただでさえ大好物なリーマン物なのに、垂れ目イケメンで図体大きい攻め(御門)と爽やか童顔で上戸な男前受け(姉崎)のビタースイートなラブコメが描かれていて大変良かったのです。
導入部の姉崎の意地悪さの訳も終盤に辿ったら何となくわかるような気がしました。どにかく二人のお話で胸キュンされちゃいました。
元カレさん(吾妻)の登場に因り、御門と姉崎の両思いが深くなるのも良かったし、少し笑ったのは元カレさんも垂れ目イケメンでww好みって言いますね!
始終キュンされましたが、最も良かったシーンは姉崎が夜中のコンビニでパーッとウィスキー買って飲みながら独り言するとこでした(涙)どても切なく描かれていましたが、その後ほのぼのシーンもありまして良かったのです‼
連載されたのは今年の春あたりだと伺いましたが、秋が深まる今の季節にもときめきが感じられると思います。是非是非お読み下さい‼
すこし前に読んだ、「いびつな恋のシーソーゲーム」が非常に好みだったので
思わずの衝動買いです。
これ好き(σ≧▽≦)σ
仕事の上司であり先輩がいる。
これがなんとも厄介な相手で腹が立つ。
俺にばかり・・・・コンチクショウ。
そう思っていたは・ず・な・の・に!?
なんだよ先輩最初からタイプではあったのかよww
大嫌いだったはずの上司といつの間にかーなお話。
じっくり積めていってストンと落ちる感じが好き。
「なんだ、かわいいじゃん」
この一言は効いた!!
これだからノンケ!!
正気なところ、性格に難ありとは思うのだけれど、
先輩のゲイコンプレックスがなくなるくらい
甘やかしてやればいいと思う。
幸せにしてやってほしいと心から願ってしまう。
非常に可愛いお話でした。
ゲイゲイゲイゲイ…ゲイを言い訳にして、自分が幸せになりたいと思わなければ、なれるわけない!
男しか好きになれない上司の姉崎さん(受)に、ズバッと的を得た発言をする後輩の御門さん(攻)。
きっかけは酒の勢いでの勘違いという、サラリーマンカプには無くはない話ですが、私が"神"と感じた理由は、悲劇のヒロイン気取りのようにゲイを言い訳にしつつも真っ直ぐに御門さんに気持ちを伝えた姉崎さんの涙の綺麗さと、"ゲイを言い訳にするな""俺が誰を好きだって誰も文句言えないから"と、姉崎さんと向き合ってストレートに伝える御門さんの人としての考え方に共感したからです。
世間体も気になるし、報われない思いなら心を殺して快楽に溺れればいい…それも一つの考え方だと思います。でもきっと、御門さんには、姉崎さんが無理しているように見えたんだと思います。
お前といると楽しくて、会いたくなっちゃって、好きになっちゃった。泣きながら伝える姉崎さんの言葉には、真っ直ぐな偽りない気持ちが涙と一緒に溢れていて、私も泣きました。剥き出しの感情を誰かにぶつける事が出来る勇気と、御門さんへの気持ちの強さに、読んでいて引き込まれました。
ゲイは幸せになれないのか?考え方や答えは人の数だけあると思いますが、
なれないと思うなら、幸せには絶対なれない!と私は思います☆
御門さん、姉崎さん、ありがとう(^^)お幸せに…(*´꒳`*)
(2年前の姉崎さんが御門さんの入社試験の面接官だった話が描き下ろしにあります(^^)顔かいいぃっ笑!!)