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またやってしまった。
作家買いや気になる!と思ったらあらすじも読まず試し読みもせずに買ってしまうクセがありまして。
実の兄弟BLが苦手でやばい!それだわ〜と思ったんですが、それについては苦手な描写までいかなかったのでよかったです。
ただとにかく怖かった。理解できなかった。
絵がきれいで、絵で語るスタイルが好きなので最後まで読めましたが。
桂が兄を食べたい、そのために人の血をなめたいのは性癖と言ってしまえばそれまでなんでしょうけど。
だからと言って品川さんが死んだことに罪悪感や悲しむ姿がないのはなぜなのか。それだけ歪んでいるということか。
兄を食べたい、兄を好きなのはわかるけど、兄を傷つけて痛がることに何も思わないのか。それよりも兄か自分の要求に応えてくれること、2人の秘密がてきることに喜びを感じているってことよねなどと感じてやはり怖かったです。
愛と言えばなんでもありだと思うなよ…などという感想を持ってしまいました←フィクションです
ま、桂は自分の異常性に自覚があるのでまだよかったです。そんな桂と兄との関係性を描きたかったタイトルだろうと思いました。
BLかは分かんないけどお話としては凄く面白かった。
死んだ彼氏の代わりに桂を助けて立ち直るんじゃないかって思ってたけど、これ系の漫画を舐めてた。
なんでサイちゃんだけ助かってるのか理由が知りたかったな。サイちゃんは大丈夫だったことで父親の絶望がより増すグロさはよかった。
サイちゃんを食べたいって気付いてからは
サイちゃんの心刺激して誘導して、あの手この手でサイちゃんを手に入れて、サイちゃんはまだ血の味を知らないだけかもしれないと考えたらすぐ血を飲ませようとする。
本当にどうしようもない無邪気な悪魔
そういうことなんだね????!!!!天才!!!!!!
サスペンスな空気感でS×Xはしないけど空気感がしっかりBL、なんだこれ?? でも最高ってことはわかる。
主人公の「衝動」の原因もオカルトとか都市伝説大好き人間にとっては「もしかしたらそうかも」っていうロマンと「ありそう」によって謎の説得力があり、でも作中では絶対にそうとは確定していない、ぼやっとさせたままなのが逆に雰囲気を醸しててよかった。
BLに女の子が出てくるの?と思ったら、ものすごくドライでものすごく有能で、でもものすごくかわいそうですごくいいポジションだった。好き。
副題に、食べたい、とあるのでカニバリズムの匂いがしていましたが、実際には食べたいという欲を別の形で満たすお話でした。しかしそれもなかなか壮絶で、こういうのが苦手な人もいるだろうなあと思います。
私もかなりダメなので、ほぼ薄めを開けた状態で読みました。むー、痛いし気持ちが悪い。。
最終的には、兄弟の(かなり)痛い愛の形に落ち着いていくのですが、兄の彼女や、リスカの女子高生の末期など、なかなか読み飛ばすというわけにはいかない展開もあります。
スケボーや、ほのぼのBLもある作家さんだけに油断していました。。
私には厳しすぎました。
カニバリズム系読んでみたかったので手をつけましたが想像以上によかった。
血を飲む、人を食べたいという描写を必要以上に騒ぎ立てることなく、みんなが静かに向き合って淡々と自分の欲求を満たしていく感じが好きです。
全体的に絵が綺麗で黒の使用率が少ないからこそ血が際立つし、キャラの表情が無に近いものが多いので次の展開が読めず、ずっと背筋がゾワゾワしてました。
最終的には兄弟の共依存とも違う、桂くんの依存をサイくんが許して受け入れるという関係性に落ち着きましたが、今後サイくんも血の味を知り完全なる共依存となってしまうのか、それとも弟を見捨てられずズブズブになり続けるのか、いつかは弟を見捨てて逃げるのか、それも読めないラストなのがまた最高でした。
これでも兄弟だからこそここまで逃げることも見捨てることもできないで2人で堕ちていってるんだろうなと思うととても良いですね!
個人的には兄が弟見捨て、弟が死もしくは堕ちて、兄絶望みたいな展開も見てみたかったです(超個人的性癖)
