電子限定かきおろし付
作者様買いです。南国ばなな先生の作品はストーリーも画力もエロも毎回期待を裏切らぎりません~どの作品を買っても当たりしかない!!それくらい大好きです。
けもの~のシリーズ2作目です。今回も優しい人間のスパダリに闇市で取引されたねこちゃん獣人が惹かれていくお話でした。
表情や仕草の一つ一つを丁寧に描いて下さるので毎回感情移入し過ぎて読み終わった後の幸せな余韻が半端ないです。
ばなな先生の作品は中毒性があって何度も読み返したくなります!
1作目の瑛一と白も少し登場して相変わらず幸せそうでホッコリしました。けものシリーズまた描いて欲しいです~
数年前に1話を読んで、受けの子供っぽさに断念してたんです。
これは前作「けもの~愛されたい」(スピンオフ元) も同じ。
でも前作読んでみたら思いのほか良くて、しかもとあるサイトでは前作よりもこちらの方が評価が高かったので、期待を込めて再読。
あっちの受けほど受けが幼くなくて(まぁそれでも小柄なんですが)アホの子じゃないし、性格もちゃんとお兄ちゃんしてるし、いろんな知識もちゃんとある。
人間に例えるなら大学生ぐらいです。
しかも特筆すべきは…攻めのビジュがー!良い!スキィ!(おちつけ)
ロン毛美形攻めお好きな方はぜひ!
受けの衣装がエジプト神のバステトっぽくてイイですね。
追われると逃げたくなるのも猫のサガw
料理を介した玄さんとの交流もほほえましい。
っていうか玄さん裁縫もできるんだ?!(かわいい)
即物的なイメージがある前作と違って、本作では攻めがなかなかセッしようとはしません。
その拒む理由が悲しい…。
あんなにつらく当たっていた朱雀が全てを理解した時、自然に自分の目からも涙がこぼれていました。
1点だけ注意:タヒ体が積まれたコマあり。
描き下ろしは前作メンバー含め、全員集合です!
前作も6話がそうだったんですが、描き下ろしのセッ時、受けの体がちゃんと大人でした。
てか弟の歳!wwそうだったのねw
カバー下の(前作キャラ)大蛇と前歯も嬉しい驚きでした。
以上、私みたいに前作でそこまで萌えられなかった方にこそ読んでいただきたいです。
稀少種のあずきはブローカーに攫われてオークションに出されある富豪の家へ。それは城主の病を治す薬として食肉にされるためで…!ところが当の城主桐人はそれを望んでおらず、あずきを故郷へ戻そうとしてくれる。いつも穏やかで優しく理知的な桐人に惹かれていくあずき…。
亡き父が稀少種を凌辱し命が尽きると地下へ捨てていた非道な男だった事から、自分は絶対稀少種を抱かないと決めている桐人。でも愛しい気持ちを相手に伝えるために、自然に心も体も重なって…。
前作 #けものは奥まで愛されたい は犬科だったけど今回は猫科獣人で、触れられるとにゃにゃ~んっと悶えてしまうあずきが可愛いのなんのって!2人の愛が深まっていく様子がたまらない〜。
ラストの描き下ろしに前作の瑛一と白も出てきて嬉しい展開。幸せすぎる結婚式とまたたびセッが最高でした♪
なんてよく出来たお人だ!桐人。
希少種の人権を誰よりも大切にしてくれて。その理由が悲しいです…。
絶対抱かない紳士VS絶対抱かれたい猫の戦い?
問題が解決してからは桐人がまるで別人で!愛の言葉と欲望が溢れ出して。
幸せにしたい、家族にも安心して欲しい。
大きな愛ですね!
前作のカップルも最後に出てきます。
桐人が南の島でもスパダリで。どこででも立派な紳士です。
新婚初夜もまぁ〜エロエロですな。新居でマタタビでニャンニャンでした。
なわいらしさ、エロさ、萌えポイントが押さえられた絵がいいですね。
触れる手、ハグ、あずきの腰の反らし方からの小さいお尻のラインが特に好きです。
あずきが素直な元気っ子で、桐人を好きになってからも、すき、すきと伝えるのがかわいい。
エロにも素直で自分からねだるのが萌えです。
桐人が紳士でスパダリなのもいい。
ストーリーはファンタジーに徹していて、ご都合主義的な面は否めませんが、テンポ良く見たい場面でどんどん進むので、満足度が高いです。
見たいものを見たいタイミングで次々と見せてくれる展開と先生のセンス、手腕にすっかりハマってしまいました。
1点、桐人の目の中の虫が超苦手でした。