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おもしろい。おもしろかったよ。
先生ありがとう!
最近、急な話の展開になるものが多い中、
お話としても最高。
2人がお互いに好きになる過程もわかり、
無理矢理感がない。人を好きになるってこんな感じよねって思う。重要なのは、人を好きになるってとこ。お互い人として尊敬していて、延長に恋愛があって、ちょっと葛藤して。大人として、これは好きな攻、好きな受だなぁ。
いや〜すいません。そこまで期待してなく、購入しましたが、グイグイ引き込まれました。
身体を繋げるところも凄くいい。
攻、最高だから。
お話として、長くもなく、短くもなく展開があっぱれです。間違いなく読み返しますよ。
マジで先生、ありがとうございました!
「ステップ・ファミリー」をBLで題材に取り上げて、題名にまでした谷崎先生は、社会派の視点を持つ人みたい。
賞歴多い、かなりの実力を持つ知的なBL作家だと思う。https://bit.ly/2UMGUDz
★「ステップ/ステップファミリー」とは、
包括的な家族の形態。養子縁組やなど、生物学的な親子関係にない子供をもつ家族。
ステップファミリーは初婚の家族とは成り立ちが違い、社会の理解や支援が求められているが、
日本には、支援する団体がほとんどなく、孤立して悩みを抱えがち。
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この作品は「ステップ・ファミリー」がタイトルだけど、タイトルから想像した、ゲイ夫婦の養子縁組とは違っていた。
日常よく見かける形の家族形態。
・・アメリカで活躍していた著名な外科医・江崎が、突然日本に帰国する。理由は、事故死した姉夫婦の遺児を扶養するため。江崎が甥の保護者となり、実母を呼び、江崎とで甥を養育していた。
江崎の母が入院する間、江崎が甥の弁当作りを依頼する。「甥のキャラ弁を作って欲しい」。
ステップファミリーへの支援者として、定近は相談を受け、ここから二人の恋愛物語も始まる。
定近の手先の器用さと優しさを見込んで、定近にキャラ弁を相談する江崎。
江崎は定近を説得する、「弁当は、大事だ。」 「弁当にはその家のすべてが出る」
江崎の弁当論を聞いて、絆された定近。江崎の甥を喜ばせたくなって燃える。
「良い弁当は心の栄養にもなる、子供は弁当を通して親の愛情を知っていく」・・定近は、強面だけど優しい男。
・・それから、江崎と一緒に甥の面倒をみることになり 定近が創哉の弁当を作るうちに色々あって、定近は江崎の秘めた恋に気づいてしまう。
江崎の甥・創哉は、姉の遺児であって、片思いした人の忘れ形見でもあった。
・・健気な江崎にすっかり情を絆された定近は、江崎を愛していることに気づいて、告白。
定近の愛の告白は、直情型。
定近の猪突猛進な告白を受けて、恥ずかしがりの江崎の返答は子供番組のDr.ロートの真似だった。
中身はちゃんとBL要素含んでます。
江崎の不器用な愛情表現が、この作品のツボかな。
年上だけど、「ごんぎつね」の子狐のような控えめな愛情表現が、とても可愛らしかった。