電子限定&Renta!限定W特典付
恋から生まれる感情が素敵です。
相手の感情が記号化しているのがとってもかわいいというか、こういうエスパーな感じ好みです。
秀逸作品だったので、熱量を語りにきました。感情表現、心理描写が巧みでキャラ設定がしっかりしていて、表情の書き分けの作画が良いです。
青山くんの恋によりスパダリになる様子がなんともお見事!もともとお育ちが良い方なので、ダイヤモンドの原石でしたが、どんどん色気がダダ漏れで、これはヤバいわ〜と天を仰ぎました。対する特異体質の涼真も、いままで余裕で自分も相手の感情もコントロール出来ていたスパダリはどこへやら?で感情も表情もジェットコースーに!2人の科学反応が最高でした。感情が記号で見えるまでいかないにしても誰だって自分は人とは違うって悩みはありますよ。その部分を青山君はしっかり受け止めてくれて、そりゃあ、好きになっちゃうって。BがLしてる部分の心理描写がしっかりしています。こういったところがしっかり描かれている作品が神作品だと思います。恋で人は生まれ変われる!起承転結が完璧です!
人の気持ちが見えなくなり混乱して怖くてぐるぐるしている涼真へ、今度は和が向き合って受け止めてあげるところがよかったです。
涼真が見えなくなったことを肯定的に考えるようになっていくのも共感できました。
ユカの「人間愛だからそーゆーの気にしないし」もさばけていてツボでしたw
和が指輪に彫った言葉がこれまたステキでした。
"人が恋に落ちるのは重力のせいではない"
人が恋に落ちる原因はアインシュタインでもわからなかった…というのが好きです。
恋に落ちるのに理由はない、ですよね。
和がぽこぽこ出す♡がかわいらしくて好きだったのですが、ラストに大量に出てきてうれしいやらおもしろいやら、最高のハッピーエンドでした。
完全に好みですが(5☆満点)
すごい ☆☆☆
面白い ☆☆☆☆
内容が好き ☆☆☆☆
絵が好き ☆☆☆
キャラが好き ☆☆☆
萌える ☆☆☆☆
一巻よりはかなり読み易くなっていたように思いました。
それというのも和の蘊蓄が前巻より控えめだったのが理由だと思います。今巻はより一層恋愛面に焦点が当たってて、面白くなってました。
でもなんというかこちらの作品はキャラにいまひとつ魅力が感じられないんです。
和にしても涼真にしてもです。
新感覚じれキュンBLとあらすじにありますが、萌に必要な切なさが圧倒的に少ないんです。
確かに涼真の特異な力を持つ弊害とか、その力を失った時の焦燥とかは伝わって来ました。でもだからって思ってしまうんです。
好みの問題なんだと思います。
最終的に上手くまとまってたとは思います。
イギリスから帰国した和に暗示を解いて貰って、ハートで顔が見えないくらいに好意を表す和も可愛かったです。
でも、えっ!力を戻しちゃうの?って思ってしまったのも確かでした。
今回は心理学を学ぶ大学生と
人の感情が可視化できるレンタル彼氏のお話です。
両片思い状態で付き合っている2人が晴れて恋人なるまでと
本編後の後日談短編を収録。
受様は人の感情が記号化して見える特殊体質の持ち主です。
ひょんなきっかけで心理学を学ぶ大学生で
幼いころから感情を抑えて育った結果
受様にも感情が見えない攻様と知り合い、
受様は攻様の心理実験に付き合う事になります。
そうして過ごしていく中で
2人はお互いに惹かれあっていきますが
現在の2人は攻様の告白待ちという
恋人未満な関係にありました♪
攻様は何事も心理学の先達の本を指南書にしていて
受様は攻様の部屋に増えていく恋愛指南書と
検索履歴を見ないふりをして過ごす毎日です。
受様は恋愛経験豊富な年上らしく
マニュアル通りの告白は許さないぞと思いつつも
デート中ハートを散らす攻様にドキドキしっぱなしで
読者もニマニマが止まりません(笑)
イイ感じでデートが進むのですが
向かったアクアリウムの展示施設で偶然、
攻様がファンの心理学者と出会ったら
攻様ったらぽこぽこハートマークを発生させるのです♪
それを見た受様は自分に向かっていたハートも
もしかして恋愛感情じゃないのでは!?
と疑いを持ってしまうのですよ Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
しかも受様の特殊体質については
その心理学者の方が詳しいと研究室を訪ねるのですが
その帰り道で受様は今まで見えていた攻様の感情が
見えなくなっている事に気付く事になります。
受様の特殊能力は消えてしまったの!?
相葉先生の既刊「恋愛感情論」の続編は
受様の能力が消えてしまって右往左往するお話です♪
受様は見える事を厭うていましたが
実際に見えなくなると「当たり前だ」と思っても
見えない「怖さ」に苛まれる事になります。
その不安定さにぐるぐるする受様と
そんな受様の変化さえ受け止めて受様に寄り添おうとする
攻様がものすっごく良かったです。
くんくんワンコだった攻様が
すっかりスパダリ化している展開に激萌えでした♡
涼真くんが突然感情が見えなくなります。
と言っても、和くんの尊敬する先生が
試しに簡単な暗示をかけてそれに涼真くんがかかったって感じです。
見たくないと思えば見えなくなる程度の暗示だったのですが、
涼真くんの見たくない気持ちが強かった為
感情が見えなくなりました。
そして、今まで見えていたものが見えなくなった涼真くんは
不安になってしまいます。
様子がおかしい涼真くんに気づき
和くんが行動に出るのですが
それがとてつもなくかっこよかったです。
いい男でした。
スパダリ化した和くんがたまりません。
2巻は1巻より甘さもエロさもありすごく良かったです。