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表題作熱砂の略奪者

シャーヒーン(アラブ王族)
森(日本人。大学生)

あらすじ

実業家の父のお供で砂漠の街、ドバイを訪れた大学生の森は、大富豪の王族兄弟、キファーフとシャーヒーンの二人から同時に熱烈なラブコールを送られ…。
優しく気品に溢れる兄キファーフに惹かれつつも、野性的な異端児、弟シャーヒーンの「おまえは俺を必ず好きになる」という一言が忘れられない森。
ある晩、シャーヒーンに強引に連れさられてしまった森は…。
月の砂漠のエロマンティック冒険譚。

作品情報

作品名
熱砂の略奪者
著者
藤村裕香 
イラスト
日吉丸晃 
媒体
小説
出版社
イースト・プレス
レーベル
アズ・ノベルズ
発売日
ISBN
9784872577464
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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
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評価数
1
平均
1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ラストが唐突で伏線も全く回収出来てません

「月の砂漠のエロマンチック冒険譚」だそうですが、
大した冒険なんてしてないし、
キファーフ(兄)を襲い、森(受)をさらった犯人も、冒頭のホテルぼや騒ぎの犯人も
見つからないまま、シャーヒーン(弟)が犯人らしいって噂が晴らされることもないまま
終わっちゃいました。
「森(受)だけ信じてくれればいい」そうです。あーそうですか。

しかも、森(受)が日本に帰るのかアラブに残るのかも話題にすらならず。

さらには、最後の10ページでシャーヒーン(弟)がライバルのキファーフ(兄)を
差し置いて皇太子になってるし。
もちろん、兄弟の確執なんて解決する訳もありません。

なんの伏線も回収してないし、さすがに唐突過ぎませんか??

まさにぽかーんとしてしまいました。ページ数が足らなくなったんですかね。
ページ配分を間違えたとしか思えない。構成がひどい。

森(受)も流されやすすぎです。
兄にするか弟にするか迷ってますけど、
男同士ってことが全く問題なく流れてってびっくりしました。
取り合いになるほどの魅力を全く感じない受でしたね。

むしろ、シャーヒーン(弟)が、
強引で勝手な人なのに
気配りが出来て優しかったり、
いじめられた昔を思い出して一人で泣いちゃったり、
ちょっとマザコンだったり、
お金持ちで権力者なのに意外にも子供で可愛くて萌え。

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