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表題作Lottery

天藤渚
大学生
西浦咲悟
コンビニ店員

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

「咲悟くんは少し頑張りすぎだよ」
仕事に追われ彼女にフラれ、なんとなく憂鬱な日々を過ごす咲悟。働くコンビニのレジでいつもカフェラテ無料のアタリ画面を提示してくるイケメン大学生の強運に嫉妬していたら、その大学生が突然「僕のこと覚えてない?」と言ってきて?描き下ろしは恋人同士になった2人のあまイチャ生活♥

作品情報

作品名
Lottery
著者
いらぎなのり 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスデラックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784799753699
4.1

(56)

(19)

萌々

(25)

(11)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
11
得点
229
評価数
56
平均
4.1 / 5
神率
33.9%

レビュー投稿数11

ストレートな表現が素晴らしい!

Xで、推しのレビューアーさんがオススメしていたので紙本で読みました。

コンビニ店員さんで、コンビニでのやり取りが多い設定でとっても好みでした。

私ごとですが、セブンやらローソンやらファミマやら2、3日に1度はお買い物したり電子マネーのチャージしたりでとてもお世話になっています。
その度に、コンビニ店員さんって覚えなきゃならない事が多くて大変だよなー。。。と思っております。
店長さん(オーナーさん)らしき方が早朝からレジ担当されてたりすると人手不足を心配してしまいます。
『スタッフ募集!!!』と大きな太字で書かれた手作りポスターが目立つ所に貼られていて、何ヶ月も過ぎていると、仕事内容が難しいから誰でも出来るってわけじゃないからなぁーと陰ながら気の毒に思い応援してしまいます。
横柄な態度で偉そうに話しかけているお客さんや、お店の購入の仕方などのルールがわからないお客さんの対応を目の当たりにすることもしばしば。
老若子男女いろんなタイプのお客さんと接する店員さんには高いスペックが必要です。

普段からコンビニに対して強い想いを持っている私は、年上アンラッキー君のコンビニ店員・咲悟くんが愛しくて、たくさんの感謝の言葉や気持ちを伝えたくなりました。
先生の描き方がとても素晴らしいので、場面の状況や咲悟の鬱々とした感情などとても解りやすく感じました。

だからこそ、第4話、第5話の内容はもっとたっぷりページを使って描かれていたらもっともっと良かったのにと、勝手に悔しい思いがしました。
素人考えですが。

先生はその様な事をお感じでなかったら本当に申し訳ありません。
ファンの勝手な押し付け意見ですが正直な感想を吐露してしまいました。
すごく素晴らしい作品なので。

描き下ろしも含めて175ページの厚みある一冊にまとめてある作品なのですが、
後半部分をもっともっと膨らませたら1〜3話までに描かれていた咲悟の辛い現場が救済される流れや渚くんへの恋心もじっくりと描かれていて
私が読みたい部分がさらにたくさんのページでしっかりと描かれてたら、読後もっと幸せな気持ちになれたなぁと我儘な気持ちになってしまいました。

カバー下に、「あとがきっぽいモノ」として先生の思いを直筆でたくさん書いてくださっていて喜んで何度も拝読しました。
だからこそ、本編を上下巻に分けるくらいのボリュームで読みたかったです。
続編を希望します!

1

【大学生の僕の前でくらい・・・力抜いていいんだよ(渚)】

エロス度★

渚×咲悟♡
一途な年下攻め・再会・受け救済・・・などの要素が楽しめる作品でした⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾
咲悟の気持ち・やさぐれ状態などが現実の自分と重なって見えてしまうのが印象的・・・(n´ω`n)

ツイてる男とツイてない男の対比が面白かったり、咲悟を気遣ったりする渚の気持ちが沁み込んでくるのがたまらなく、咲悟に想いを寄せてどうやって恋人になろうか悩む渚も可愛かった(๑˃̵ᴗ˂̵)
渚の存在や彼の想いに救われていく咲悟・・・そして、2人が紡ぐピュアな恋が尊くてほっこりしました(*´꒳`*)

1

人生のドラマ

コンビニ店員の主人公、西浦。
あまり店に出ない店長、休みがちなバイトたちの中で、自分ではそれと気付かないけれど、文句をいいながらも真面目に仕事をしている。
でも、出世した同級生と比べてせつなくなってしまう。

そんなとき、やたらくじ運のよい大学生がコンビニにやってくる。それは昔よく遊んだ同級生の弟、渚だった。

なんとなくついていない西浦と、やたらラッキーな渚。
そして、真面目だけど人生にちょっと切なさを感じている西浦と、お気楽で何も考えていなさそうな渚。
そんな対照的な二人が、次第に近づき、お互いを人生のパートナーとするという、何とも心温まるいいお話でした。

ちゃんとそれぞれの人生が描かれていて、ちょっと涙腺を刺激されるシーンも。注目作家さんとなりました。

1

あふれる気持ち

大学生×コンビニ店員さんの再会ラブなお話でした。

コンビニ店員をしている自分のことを自分自身で評価を下げてしまっている咲悟。だんだんその暗さに引っ張られて、ズーンと重い気持ちになった部分もありました。
嫌なことがあっても自分が我慢すればいいとか、大変だけど自分が頑張ればいいとか。咲悟はそんなタイプの人だったので、渚に再会してその考えが変わっていったのが本当に良かったな、と。
最初は咲悟の負のオーラにハラハラしましたが、後半にいくにつれて優しくて穏やかな雰囲気になっていったのでとても安心しました。

渚とのやり取りも日常に溶け込むようなものが多く、特別大きな山場はないけれど自然に惹かれ合っていく様子も素敵でした。

1

一途さに萌えるが身につまされる

これは…学生の頃カースト上位で楽しかったから余計だよね…。お母さんもひどいですね。職業に貴賤なしだし、誰かがしてくれてみんなの生活を支えてるわけだし。
読んでてこちらまで苦しくなってきました。
身につまされるといいますか…。

渚が一途ですね!何年後?そんなに好きだったんだ〜。こんなに懐いて好きでいてくれて励ましてくれて、こんなん惚れちゃうよ〜!
お互いに出会えたことが運が良かったんですね。
渚が毎日お兄さんに主人公のことを話題にしてたのも可愛いですね。

1

BLとは違うベクトルで泣いたよ

タイトルの「Lottely」って宝くじって意味なんですね。このタイトルがストーリーにどう絡んでくるのか注目しながら読んでいって欲しいです。色んな見方が出来る不思議な作品です。


コンビニ店員の西浦と大学生の渚のお話。
渚は稀にみるものすごい強運の持ち主だけど、西浦は不運の持ち主とでもいうんでしょうか。不運なのか境遇が悪いのか…とにかく西浦にとって楽しくない毎日です。

西浦は、ブラックなコンビニ店で勤務する社畜です。人手も少なく休みもなかなか取れなくて、気の利かない店長に酷な勤務形態。親にはコンビニ店員であることを軽くディスられ、彼女にも振られ、そしてその彼女は金を返さない(後で返すが酷い返し方)…最悪

……読んでいてツラいです。
仕事も恋愛も家族も何もかもが苦しくて、自問自答し悩んだり卑屈になる毎日。コンビニ店員だって大変な仕事なのにね。何でなかなか評価されない仕事なんだろう…。西浦、めちゃくちゃ仕事頑張ってるし良いヤツなんですよ。でも頑張りが報われなくて、誰からも必要とされないような気持ちになって……もう涙ダバダバ流してしまいました(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

BLなのに〜。BLじゃないとこで別の感情の高まりがとめどなく流れて心臓が崩壊しました。

そんな西浦を助けてくれるのが大学生の渚。コンビニの常連で何かと西浦に絡んでくる強運のイケメン金持ちくん。西浦の友人の弟で、そのときから想いを寄せていました。渚が何かと西浦を気にかけて助けてくれます。倒れたときも、ツラくて思わず涙したときも……。
この物語では西浦に寄り添って助けてくれるのは渚だけで、西浦にとってはスーパーマンみたいな存在なんです。そんな渚に惹かれていくのは当然といえば当然で、元々西浦のことを好きだった渚と西浦は恋人同士になります。



さて。この作品のタイトルが「Lottery」(宝くじ)だったことを思い出して下さい。

この渚との出会いが西浦にとっての宝くじだったと思うんです。渚と出会うまでは西浦の毎日は酷くツラいものでしたが、今は全部とまではいかなくても満たされるようになりました。勤務形態の変化、家族がちょっとだけ身体を心配してくれたり、コンビニのお客さんからの温かい声…。そして何より渚が恋人になったこと。

渚の存在で変わったことが、西浦の「当たりくじ」だったんです。とてもいい方向に進み、西浦は渚の強運に引き寄せられたんじゃないかな。何気に購入した本物の宝くじも当たっていたようですし^ ^♪


仕事観についても考えさせられたお話でした。現代の若者なら考えてしまうような題材だったと思います。でもBLです(笑)
日常の中のBLという感じで、自然なトーンに包まれてとても胸に沁みました。

2人の今後が明るい未来でありますように^ ^



4

可愛い2人

疲れた心がふわっと軽くなる。
日常の中のちょっとしたことがきっかけで
前向きな変化が起きるのお話ってじんわりします。

コンビニ社員の咲悟は日々の仕事に追われ、
なまじ責任感も強いからどんどん頑張っちゃって、ついてない、こんなはずじゃなかったと自分で雁字搦めになっちゃうのツライ…
そんな時に、ついてる持ってる大学生・渚に出会い最初の印象は悪かったけど、慕ってくれる渚に心動かされて、渚にはかっこ悪いとこ見せてもいいかなって思え、心が解れたのにはじーん。
渚の優しさが伝わって、居心地の良さ特別感を得られたのかなってほんわか。その後の手を繋ぐシーンはあたたかな雰囲気にキュン!!そこから咲悟のことで頭いっぱいになる渚は可愛いし、渚を意識し始める咲悟も可愛い。

気持ちを伝えるシーンは咲悟はすんなり受け入れたな、と思わないでもないけど男だからに囚われずに受け入れちゃうのも有じゃないかなとも思えました。渚の真っ直ぐさの勝ちですね!

付き合ってからは渚の好き度が増し増しで普段は大人しめで、度胸や包容力もあり、攻めるとこは攻める年下攻め、最高!!受けいれる咲悟は男前!!盛り上がりがすごかったです!微笑ましさもいっぱい!!

あっさりしてると取るか、まとまってると取るかで変わってくる気もしますが、好きな作風で優しい気持ちになれました。あとがきも凝縮されてて良かったです。

3

2人なら運気上々

新しい作家さまを開拓したい、という思いで手にした一冊でした。

運の良い攻め×運が悪い(と思っている)受けのお話。
コンビニ店員、カフェラテの無料クーポン、という身近な設定を軸にしたストーリーで入り込みやすかったです。
仕事も私生活も色々ギリギリな所まで来てた咲悟が、渚に再会して救われます。
人を頼る事が苦手な人っていますよね。そんな人は改めて誰かに頼って、とか頑張り過ぎたら駄目って言われないとつい抱えこんじゃうから、同僚や渚に言ってもらえて良かった。

サラッとし過ぎず、重くなり過ぎずな展開で丁度良かったです。
宝くじは一体いくら当たったんでしょうね。
同棲生活も覗いてみたい2人でした。

2

キャラのお悩み重視なストーリー

冴えないコンビニ店員と運がいいイケメン大学生のお話。最初の出会いはお互いが小学生と高校生のときで、攻めの執着込みの再会モノです。
咲悟は昔はイケてるグループの中心だったけど、今はかなりクサった毎日を送ってます。生活に染み付いた不平不満がドロドロしてて、読むのが辛いです。
ただ咲悟はコンビニ社員の道を自分で選んだのに、落ちぶれたみたいな描写になってるので、そう考える背景がよく分かりません。起点が不明だと、考え方が変わっていく大事なところに共感できないので困りました。不規則シフトで病んでたのかなあ。
渚は表情死んでる系かと思ったら、わりとすぐ赤くなってました。咲悟に好き好きオーラ出しまくってて可愛すぎる!
お話はずっと渚の片思いで、いろいろあって咲悟も気になり始めた…?ってところで告白。それまで咲悟の人生のお悩み話だったのが、いきなりBLに切り替わったみたいな。くっつくの早いな!?とびっくりしました。
最終話は慌ただしくデートしてHしてラブラブに。タイトルのLotteryもう関係なくなってる笑。
正直あとがきが全てだな~と思います。ツイてる・ツイてないがテーマらしいですが、キャラが無駄に何度も言ってるだけで作品から伝わるものじゃなくて、他にも作者が描きたかった事はあとがきで教えてもらった感じです。
BLよりキャラの悩み重視で、変化のきっかけと恋愛感情がバラバラな本編のまとまってなさにとても納得してしまうあとがきでした。作風的には好きになりそうでとても気になるので、次作も読みます。

2

良かったけどちょっと後半の展開が急…?

↓かなりネタバレ含みます
1話試し読みから続きが気になり購入してみました。
実は小さい頃から受けの事が特別だったちょっとのんびりした高スペック攻めと、一生懸命頑張っているものの周りと自分にギャップを感じる受けとの話で全体としては大好きな展開でした。
ただ題名の通り途中からの展開に急さを感じてしまいました。周りと自分にギャップを感じ周囲になかなか頼ることもできなかった受けが、攻めと出会い考え方等がいい方向に変わってくる中でゆっくりと関係が進んでいっていました。4話でちゃんと付き合いたいと思った攻めがなんやかんやあり自宅に招くのですが、キスしてきた攻めに対し全く驚くことなく目を閉じて受けいれ、その後告白し合って付き合います。たしかに手を繋いできた攻めの気持ちを考えたり〜という描写はありましたが、それまでは恋愛対象としては特に意識していなそうだったのに1話の中で意識してから好きと告白するまでの展開がある事に個人的に少し置いてけぼりになってしまいました。その前までがとても良かったからこそ気になってしまいました。
マイナス点を目立ってあげてしまいましたが、キャラの設定や上記以外の展開はとても良かったです。スパダリ感があるのに可愛い部分があって受け大好きな攻めがとても素敵でした。受けも一生懸命で真面目な子なので甘えられる攻めに出会えて良かったね…!と思えました。読んでみて良かったです。

メモ
萌〜萌2

3

いい話!!!!

1話を試し読みして気になって購入しました。
社会人の人に読んで欲しいような現実的な悩みとか頑張りすぎてしまう咲悟の姿に共感できるところもあって、だからこそ渚に再会した事にすごく意味があって咲悟の日常がどんどん明るくなっていくのがよくわかって、こちらまで嬉しくなったしこの2人でなければ成り立たなかった物語に感じてすごくよかったです!
エロはないと思っていましたが、えっちもしていたし付き合ってからわりとイチャイチャしている様子がみれてほのぼのとしたいいカップルでした。

年下の渚が、劣等感や憂鬱感で暗くなった咲悟に無理しなくていいんだよ?と言うシーンがすごくジーンときて、家族や仕事仲間も声をかけていたとは思うけど心に響いたのは渚の言葉でそれから周りの声も深読みせずストレートに受け取れて考え方も変わって本当に救われたと思うし甘やかしてくれる年下って最高だなと思いました!

9

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