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推しと同居で恋は始まりますか?

oshi to doukyo de koi wa hajimarimasuka

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表題作推しと同居で恋は始まりますか?

神崎敦
26歳,モデル出身の若手俳優
青山心
26歳,舞台美術制作会社の大道具担当スタッフ

その他の収録作品

  • 恋人と同居したら尊すぎた件

あらすじ

舞台美術の仕事をしている青山心は推しの有名俳優・神崎敦の姿をスタジオでたま~に見られれば幸せ、という慎ましい生活を送っていた。ある日“お部屋拝見"番組に自分の汚部屋を見られたくない神崎が出演でもめていたところに通りかかった心は自分の部屋を使って欲しいと申し出る。有名建築家の息子だった心は神崎にぴったりのお部屋をコーディネート。その部屋を気に入った神崎に、同居して家事を教えてほしいと頼まれ、推しと突然の同居に舞い上がる心。一緒に暮らすうち、完璧と思っていた神崎の意外な弱さやHさに翻弄されて、好きな気持ちはどんどん膨らんでーー。

作品情報

作品名
推しと同居で恋は始まりますか?
著者
金坂理衣子 
イラスト
陵クミコ 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784344849327
3.2

(20)

(1)

萌々

(7)

(8)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
8
得点
60
評価数
20
平均
3.2 / 5
神率
5%

レビュー投稿数8

楽しい1冊

ずばり、タイトル通りなんですが。

推しがいる人なら絶対わかる、
今推しがいない私でもわかる、
好き好き好きー!神よ!な言動がとにかく
笑えます。

裏方のもっさいくん(家族の意図によりダサくされている)が推しと同居することになり、
実はもっさいくんは可愛い顔立ちで性格も良くて、
恋人同士になるっていう王道ストーリーではあるのですが。

受けちゃんがピュアピュア天然でかわいいし、
痛くも難しい展開もないので気軽に読める、
楽しい1冊です。

0

物足りない

可愛らしいお話で、スッキリきれいにまとまっていて、楽しく読めました。
神崎(攻め)も心(受け)も二人とも嫌味のない努力家なので、好感持てましたし。
でも、なんか…んー…物足りなかったんですよね。

登場人物の中で、もう少し活躍させるともっと楽しくなりそうなキャラが何人か出てくるのですが、その方々がひっそりと埋もれて終わってしまったからかもしれません。

心の推し(神崎)への気持ちが、ファン心理から恋愛感情へと変化する過程、神崎の「好ましい」気持ちが「愛」になる過程、それぞれが、イマイチ伝わってこなかったのも、物足りなさポイントですね。

話としては王道ストーリーで安心感があります。
心の推し活言動にほっこりとなるので、推し活に疲れた時に読んだら、初心に返ることができるかも。

0

受けはかわいいのに……!

影から見つめているだけで大満足だった推しとまさかの同居生活。
推しである神崎の一挙一動に失神寸前になりながら、同居生活を送る心(受け)。

この心が、天然ぽわんとした感じの子でかわいかった。
心は、過保護なお兄様から、ダサいシャツとデカい黒縁メガネを与えられているんですね。
不埒な輩に目をつけられぬよう、カモフラージュのために。
(心は全然その意図に気づいてないけど)
だけど神崎は、なんでそんな格好してんの?と、変なメガネを外させてシュッとした格好をさせるんですよ。
ところが、変身後の心はかわいすぎて危険すぎる!(他の男女に手を出されまくる!!)という事実に気づいて、元の格好に戻させるんですね。
攻めの独占欲丸出しなんだけど、でも心が自分の可愛さに気づくきっかけのはずだったのに……と思うとなんかもやる。

私がなんじゃそりゃ!!と思ったのは、心の母の教えですね。
有名建築家の夫と、容姿端麗な血の繋がっていない前妻の子には家事など一切やらせなかったのに、自分の産んだ平凡な息子には努力しないと愛されないだろうと家事を教え込み
「平凡な人間は優れた人間の役に立たなきゃ駄目」
と叩き込んだってところ。

はぁぁ??って感じ!
最初から我が子を「平凡」と決めつけてるところがムカつく。
運良く神崎と出会えたけどさ、これがモラハラ全開の人間と出会ってしまったら悲劇だったわ。
心の自己肯定感の低さは、ジロー兄ちゃんとバカ母のせいだわ。

ジロー兄ちゃんと、恋人になった神崎と、心という三人での対決場面が読みたかったです。

0

意味を読み取りにくかった

出だしが、料理番組の収録。
メイメイ先生のお料理番組のアシスタントが、主人公・青山心の推しの神崎敦
・・心の登場がすぐではないので、誰が主人公なのか理解に戸惑ってしまった。
誰が主人公なのか、分かりにくい出だし。

こんな調子でずっと意味を汲み取りにくい展開で、面白さが削がれてしまった。
物語のスタイルが、しゅみではありませんでした。



神崎敦:26歳,モデル出身の若手俳優
人気上昇中の料理番組アシスタント。

青山心:26歳,舞台美術制作会社の大道具担当スタッフ
母違いの美形の兄から過保護に愛されている。
美形の兄と比較されて育ったので、自分に自信がない。

0

推しへの愛が止まらない

陰ながら応援するファンの予想外の幸運


人前に出るのが苦手で、でも芸能界にかかわりたくて大道具の会社に就職した青山心(受け)。
心の推しは人気絶頂の神崎敦(攻め)。
舞台裏でもスタッフへの配慮も欠かさない人格者の神崎が実は片付け下手で、それなのにお宅訪問なんていう企画が断れないと知った心は自宅を提供することになります。
「神崎が住んでいる部屋」をモチーフに内装を考えただけあり、神崎の部屋として番組で紹介された後も神崎が大いに気に入ってそのまま住み着いてしまいます。
神崎の大ファンだと早々にバレているので心置きなく神崎を堪能する心ですが‥

推しのためなら何でもするという主人公の話です。
ひたすら神崎を褒め称え崇拝し、神崎第一主義な心がすごいです。
自分に家に居候されているのに、自分を全く後回しにして神崎を最優先する姿勢とかちょっと引くくらいでした。
とはいえ、ここまで心が滅私奉公的な行動するのは「平凡な人間は優れた人間の役に立たなきゃダメ」と母親に教え込まれたことが根底にあるのではと思うとなんとも悲しい気持ちになりました。
色々あって神崎と無事恋人になった後でも、心の自己評価の低さを改善できると良かったのですが、そういうこともなく二人の恋人としての甘々な生活を覗き見するだけだったのがちょっと不満でした。心の魅力というかいいところを神崎が自分だけで満足するのではなく心本人にも自覚させて欲しかった。

いつも溺愛攻めを楽しく読ませていただいてますが、わたし自身は二次元にしか推しがおらず、三次元には興味がないためどうにも感情移入できませんでした。受けにも攻めにも入り込めず微妙な気持ちになりました。

家族も中途半端な登場だったし、濃いキャラだった心のお兄さんとかに恋人になった話とかしたのかしら、かなーり過保護なお兄さんだったし一波乱あったんじゃないかと思うのですが

2

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