電子限定かきおろし漫画付
WEBで150万PV超えの人気作が待望の単行本化!! 陽キャな人たらしノンケ×陰キャな派手顔イケメン
ある日突然友人の顔が棒人間の顔の様に見えるようになり、たまに素の顔が見えるが、基本はずっと落書き顔。
そんな状態で同じ大学に進んで3年もツルんでるのはすごい。自分だけにしかそう見えない状態なんて、私なら狂ってしまって距離置いてそのままフェイドアウトするだろうが、主人公はツルんだまま、治るように奔走してわちゃわちゃしているのが偉いし可愛い!
早々に解決しそうに見せかけて更に謎が増えたりと、300ページ越えで読み応えありました。
最初ギャグかと思っていたけど、私自身身に覚えがあるようなグサッとくるセリフが出たりと中々深いお話でした。
受けの子がツンデレですが、ちゃんと男前な部分もあって良かったです。
意表を衝くビジュアルと設定。友達の顔が絵文字に見える、なんで?というところから始まるが中身は「理解し合おうとする真摯な親友同士の愛」のお話。pixivで読んで引き込まれて、最後の方では泣いてしまった作品です。本になって良かった。ポンポン話す台詞回し含めライトに見える。がドンドンシリアスなドラマになりインパクトある絵文字顔の謎もそこに帰結。人物の心の描写が複雑繊細で、私は好きですがピンとこない人もいるかも。ひとえにキャラに入れるかどうか?趣味によるかな?と思います。
両キャラがすごく好きで秀樹が攻めというのが意外で好き。しかしそれも「人はぱっと見と内心は違う。心は複雑かつ流動的で自分の気持ちさえ自分でわかってはいない」という作者の信条を感じるので自然な受け攻めな気がします。その信条に共感するし、秀樹が自分の中のS部分を種村に無意識に引き出されるのは象徴的。逆に種村が自分の必死に抑えてた縋りたい気持ちが、目に見えて可愛さに変化するのも。さっきまで悩んでたのにあっけらかんと身体が反応する。笑顔だったり、嫉妬の飛び蹴りだったり。それはリアルだと思う。
親友の錦とユキちゃんカップルもごく自然に良い仲間だしそういう関係性を持てる世界観も好感度高いです。絵もすごく好き、全てのセンスがハマりました。
続きがあればすごく読みたいです。
親友の顔がなぜかニコちゃんマークに見えてしまうという主人公。
時々、彼が嬉しそうにしている時だけ一瞬元の顔が見えるのだが。。
という設定。目の付け所は変わっていて面白いのですが、結局どういうことが言いたかったのか、登場人物たちの心情がイマイチ自然に感じられなかった。
イケメンの親友。以前は大好きで仲が良かったはず。でも今はギクシャクしてる。
一線を超えてしまった時、なかったことにしようとしたのが、彼の顔を見えないようにするという自分の心の問題だった、ということなのですが。
乙女そうでビッチっぽい彼のキャラが掴みにくいのと、再び見えるようになったきっかけなど、全体としての流れが今一つスムーズでなかった気がします。
顔が見えないというのはよほどのショックだと思いますが、天然で底抜けに明るく面倒見の良い主人公がそうなるという根拠が弱かった。
次作に期待。
一度最後まで読んで再び読むと、考え事してたって話して翌日家でヒデキ来るの待ってる間、歩がどんだけ色んなことを考えたんだろうと想像してそらベロベロに飲むよねって思う
俺に話せって、ヒデキしか知らない自分がゲイだと言うことに力になってくれるって、前は助けるために抱いてくれた訳で…てことは…いや、じゃあこの3年は…とか悩んだろうな
歩のピアスが揺れるタイプのになって行くのがなんか、ヒデキとの関係が変わって行って、選ぶ気分になっていったんだと見えてなんか可愛い
歩は多分、錦の言うとおり親しくしてたらすごく解りやすいんだと思う
特に錦はイケメンでやや内向的でタイプが似ているし
錦のこともイケメンだからと近付いてたり、高校生なのに自分を好きな女子と付き合ってもそれだけで好きになってしまったりしないあたり、ヒデキもきっと初めからゲイだったのではないかと思う
仲がいいのは5人みたいだけれど、顔のいい歩と錦、元気笑顔のヒデキ、普通のいいヤツ2人と、なんか昔のアイドルグループみたいでユキちゃんが羨ましい
てか、ユキちゃんもいいヤツそう
ダブルデートのときの歩の手で覆いつつも丸見えな嬉しくて笑っちゃってる顔めちゃくちゃ可愛い
正直、絵は好みでない(ちょっと古く感じる?)けれど、歩が最高にかっこよくて可愛いの解るようになった
2021年で1番面白いです。絵は好きでは無いけども読ませます。最初は絵の雰囲気からしてコメディーかな?と思ったけども、友達の顔が絵文字に見えてしまうのはペルソナに似た要因からの事。お互い好きな両片思いなのに擦れ違いまくり拗らせまくり互いに傷付けて互いの仮面が取れお互い素顔で向かい合った時に本当の2人の関係が再び動き出します。擦れ違いってblのlに於いては最強に大事な要素なのに、電子機器が便利になり過ぎて時間的な擦れ違いが無くなった昨今において、真正面から擦れ違い真正面に描く力量が途轍もなく素晴らしい、意欲作です。まだレビュー少ないですが読まないとbl好きだとは言えないと言いたいくらいの作品です。