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表題作手を伸ばしたら、つばさ

里見千尋
力良の向かいのマンションに住む大学生
森野力良
大学生

その他の収録作品

  • 手の中につばさ

あらすじ

力良は子供の頃からの夢のため研究に励む大学生。研究室のマドンナに頼まれ、編入生で頭も顔も完璧な里見の部屋を覗き、彼の背中の秘密を目撃する。その瞬間身体が反応してしまい……!?

作品情報

作品名
手を伸ばしたら、つばさ
著者
山田ノノノ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784403667893
4

(463)

(220)

萌々

(123)

(70)

中立

(29)

趣味じゃない

(21)

レビュー数
50
得点
1831
評価数
463
平均
4 / 5
神率
47.5%

レビュー投稿数50

この美しい表紙を一目見てほしい。空の美しさ、闇に差し込んだ一縷の光、そして美人攻めの執着

2022年頃に腐友人に強制的に読まされました。
まず表紙がめちゃくちゃ美しい。迷わず「好きな表紙」本棚に収納しましたよ。
もちろん中も、とにかく全ページ絵がむちゃくちゃキレイです。
相手の目に映る主人公の姿まで描かれてる!光の使い方も見事です。
内容も文句なしの神作、素晴らしかったです。
ちる点1800越えなのも大いに納得。

航空科研究室の大学生同士で「心に闇を抱えた攻めx真面目で純粋な受け」。
表紙のイメージとは打って変わって、執着攻め好きさんにはたまらない内容となっています。
でも表紙がやはりすべてを表しているんですよ…エモいハピエンです。
「普通じゃない」ってなんだろう?
ぜひ、あとがきまで読んでいただきたいです。
(それに山田さんの直筆がすっごい綺麗!)

とにかく絵柄をチェックするだけでもいいので、ぜひ試し読みしてってほしいです。
特に鳥が好きな人はハマると思う。
もちろん、空が好きな人も。

<注意点>
・試し読みの時点で女生徒が絡んできますが ご安心ください、「そういうことか!」となります。
・モブ痴漢&ストーカー描写あり
・攻めの幼少期に辛い、痛い描写アリ

1

陰陽の使い方、使い分けが絶妙

山田ノノノ先生の陰が強めにありつつも透明感もある絵柄、人物描写が印象的な作品。

メインの2人は対照的、陰の里見と陽の森野、という印象です。
里見の底知れない森野への気持ち、意識がなかなか強烈で怖いです。
森野は田舎育ちの純粋無垢なだけの少年ではなく、ちゃんと大人のあれこれ複雑さがあり、性欲に引っ張られたりもして、里見にいい意味でも悪い意味でも翻弄されます。

ストーカー事件と里見の子どものころの事件、どちらもかなり強烈なエピソードなのですが、やや唐突、無理やりな気がしました。
里見のひととなりを描き、森野との関係を進めるために必要だったのだろうと思いますが、自分には、印象だけ強くて無理があるものに感じて興ざめしました。

出会いと関係を深めていくきっかけとなった研究が、再び2人を結び付け、森野が「2人だったから、見れるんだ、俺たちなら同じ景色」と里見に伝え、その言葉が里見に心に確かにしっかり届いていく様子が、とても綺麗でした。

0

No Title

大学生の力良は人が空を飛ぶという夢を叶えるため研究に没頭するも、なかなか成果があがらず周りから理解もされなかった。そんな時超優秀な編入生里見と急に距離が近づく事態になり…。
美しくどこか冷めた瞳の里見が抱えている秘密、それを知った時に力良はそれでも一緒にいたいと思って。「普通」ってなんなのか因われずに、お互いの存在が支えであり希望になる2人の関係がとても素敵。
里見には訳ありで上半身に大きなタトゥーが入っているのだけど、これがまたすごく美しくて切ない。同じ未来を見つめて歩む2人の姿が、実に尊くて愛おしい。

1

攻めの苦悩があんまり伝わってこなかった。

攻めはめっちゃくちゃ苦労人ではすまされない予想以上の闇を抱えているお方だということはわかったんだけど、「背中に浮かぶ闇と希望と再生の物語。」を作りたいという趣旨で生み出されたキャラの範疇を超えてこないというんでしょうか。
里見の苦悩が突き刺さる!!とかじゃなかったんですよね……。

なんでだろ…。

あんな育ちからどうやってここまで這い上がってきたのかが、一切描かれてないからかもしれない。

「全寮制に入れるつもり」と親戚らしき人が電話で言ってたけど、全寮制=私立なので月に10万くらいは最低でもかかるわけで、それをあの親戚が出してくれたのか?すごいな……とか。
「編入」で研究室にやってきたとあるけど、どこからなぜ編入してきたのかもわからないし。
で、大学は奨学金で行ってるのかなぁ?
バイトに励む苦学生って感じでもなく、研究に没頭できてるようだし……
そして、一人暮らししてるみたいだし。
そのお金はいったいどこから?!

「普通」になりたいという気持ちが原動力だったとしても、「高卒で働く」のではなく「国立ではなく私大の工学部で研究に没頭する」というのは、彼の生い立ちからすると「普通」どころか、哀しいかな「贅沢な高望み」だと思うんですね。
その「普通」を手にするまでどれだけ苦労したのかというのがまったくわからない。
そこは想像力でしょ!なのかもしれないけど、やっぱりお金をどう工面してるんだろ?って思ってしまって。

受けもチョロすぎて光属性の圧倒感がないというか……。

タトゥーは綺麗だなぁと思いました。
もしあれが和彫だったら、またお話が変わっていましたね。



文句ばかりですみません……

2

表紙のとおり明るくて清々しいお話

総じてかわいらしいお話でした。
里見くんの雰囲気が剣呑で、主人公の力良がおぼこい感じなのでその対比もあり、小鳥ロボットの飛行の研究という珍しい題材もあって、どんなお話なのか序盤からわくわくしました。
読んでいくうちに、クールだしなんでも出来て優秀だし、それでいてちょっと怖いような感じがする里見の陰の部分が、どんどん明らかになっていきます。ヘビーな過去や人一倍努力していること、闇の中でもがいて苦しんでいること。そんな彼が、力良を好きになって居場所を見つけられて、本当によかったと思えました。
vol.2.5で雨上がりの空を背景に「晴れた」と笑った力良の笑顔が眩しくて、このお話の象徴でもあるなと思いました。
ラストシーンの里見の笑顔は青空の似合う、まるで力良の笑顔のようで、これからも二人で支え合いながら生きていくのだろうと思えて、大変すがすがしかったです。

一つだけ物足りなかったのは、里見が力良を好きになったエピソードです。もっと何かあるとよかったです。

1

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