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空気読みすぎ男子×鈍感童貞男子の青春ラブ
瀬戸にゲイだとカミングアウトされても、何も変わることなくこれまで通り親友として接する菊地。
放課後に菊地の家でふたりでAV鑑賞をして
瀬戸が抜いてやろうか?と持ちかけるという、そんな軽いノリから始まるお話でした。
一緒にAVを観ていた時、瀬戸に下心はあったと思うけど、その後の展開に繋げるための無理矢理な感じではなかったし
気持ちを悟らせず友達関係も壊さない瀬戸の絶妙なクールさが良かったです。
でも、手でヤる→フェラの流れをノンケの菊地があんなに簡単にやることが出来るだろうか?という疑問はありました(汗)
ゲイとノンケなのでそもそもの恋愛対象が違うふたりがいろんなことを悩みながら
友達の関係を越えて想いを伝え合い、恋人になる展開は素敵でした。
どうしてもエロいことに偏りがちでしたが、逆にそのタフさに高校生らしさを感じることができて良かったなと思いました。
ゲイ×ノンケの親友DKが、抜きっこから本気になっていくお話でした。
ノンケの菊池とゲイの瀬戸が、家でAV鑑賞する事になり、何故か瀬戸にフェラしてもらう流れになります。男にしてもらった方が気持ちいいと言われて流される菊池がチョロすぎるw
それからは何度も抜きあいをする事になります。
明らかに瀬戸の方は最初から菊池の事が好きで、その状況に喜んでるんですが、菊池はノンケだからと引いてもいます。
菊池と女の子が上手くいくようお膳立てしたりしています。
結局瀬戸は、告白すると同時に菊池の事を突き放すんです。
この頃の瀬戸の心情を思うと辛いです。
菊池が好きになるのは女の子だから、告白されても気味悪がられるだけと、引いてしまうんです。
突き放されて、自分の気持ちが分かった菊池は行動に移しました。
自分の事を避けている瀬戸を、水族館に遊びに誘うんです。
イルカショーの時の告白は、2人の世界って感じでぐっときました。
個人的には描き下ろしで描かれた、一年前の菊池が好きです。
瀬戸にゲイである事を告白され、瀬戸が菊池はどんな反応するのかと不安になっているのに、居眠りしてしまい、挙げ句の果てに温泉の話を始めます。言いたいことは何となく分かるけど、マイペースすぎて面白かったです。
某SNSサイトで途中まで読んでいたものの最後までは追えておらず、
自分の中では切ない展開まででストップしていたので、
本書で二人の恋の行く末を見届けることができて感無量です。
web連載の名残りか所々線が荒かったり、太い部分もありますが
画風的に馴染んでいて、それ程気になりはしませんでした。
ただ、繊細な方は気になってしまうかもしれません。
内容としては男子高校生二人がおふざけの触り合いから
互いを意識し、惹かれ合ってゆくというまさしく王道BLでした。
ある日の放課後、成り行きで一緒にAV観賞することになった菊池と瀬戸。
下半身を反応させる菊池に瀬戸が「俺が抜いてやろっか?」と言い出して…。
ノンケの菊池と、ゲイの瀬戸。
ちなみに瀬戸は性的指向を菊池に打ち明けていますが、
特に嫌悪感も示さず、あくまで同性の友人として接していました。
瀬戸がゲイだと知った上でAV観賞に誘ったり、触り合いにも
あっさり応じてしまったり、とデリカシー皆無な菊池ですが、
こういう性癖で人を判断しないところだけは長所でした♪
なので、最初は瀬戸の提案も拒絶していた菊池ですが
「男の方が断然気持ちいい」という瀬戸の口車にまんまと乗せられ、
流されるままに試してみると、これまた予想外にハマってしまいます。
その後も一度味わってしまった快感に抗うこともできず、抜き合いは続き…。
クールで飄々としながらも菊池への好意がだだ漏れな瀬戸と
回数を重ねるごとに、次第に瀬戸を意識してゆくようになる菊池。
それでも互いに決定的な言葉を口にすることはなく、このまま…と思いきや
ある一人の女子の登場が二人の関係を大きく変えてしまいます。
ここからが何とも切ない展開です。
女の子と並ぶ菊池を目の当たりにして、身を引こうとする瀬戸。
そんな瀬戸の気持ちに気付いていない菊池は今まで通りに
接しようとするも、かえって瀬戸を傷つけてしまいます。
そこでようやく瀬戸の気持ちや自らの感情を自覚し始めた菊池。
おそい…瀬戸はあんなに露骨に示してくれていたのに気づくのが遅すぎる!
自分の感情を押し殺しながら菊池を突き放し、
好きになる相手を間違えているのはゲイの自分だ、と
自分の恋心を否定する瀬戸が今にも泣きそうな表情で切なすぎました。
強引なようで、実は臆病で健気で、本当は誰よりも自分の性的指向に
引け目を感じているんです…。
ほんと菊池の無神経さを少し分けてやりたいくらいに繊細!
ただ、そんな菊池の無神経という名の大らかさが瀬戸の抱える劣等感を
和らげてくれたりもしたわけで、やっぱり瀬戸には菊池が必要なんだね…。
最後は菊池の方から瀬戸に縋ってくれたのがよかったです。
無神経ヘタレ野郎かと思っていたけれど、最後はビシっと決めてくれました!
水族館での告白シーンは思わずジンときてしまいました。
菊池からの“好き”を感じる度、触れる度に嬉しそうに「幸せ」と
口にする瀬戸に、こちらまで歓喜で胸がいっぱいになりました。
よかった…よかったねぇ(´;ω;`)!ハッピーエンド、最高です!
王道ではあるけれど、ありきたりにすんなり一筋縄ではいかず、
男子高校生ならではの純愛を感じられる1冊でした。
男子高校生同士のBL好きな方には是非読んでみてほしいです。本当に癒やされるし2人共可愛くてにやにやしてしまいます。
ゲイの攻めと、その親友のノンケの受け。受けは相手がゲイなことを知っています。最初は抜き合いっこしたりと攻めはとても積極的なのですが、受けに好意を寄せている女の子が現れてからは身を引くような行動をしていてとてももどかしいです。攻めの表情がいちいち悲しくてこちらまで泣きそうになってしまいます。
最終的にはハッピーエンドで終わってとても幸せな気分になりました。
初めて読んだ みーち先生の作品です。
高校2年生 瀬戸 篤紀と高校2年生 菊地 涼平のお話。
放課後、話の流れから部屋でAV鑑賞をすることになった2人。
健全な男子高校生なのでAVを観たら勃ってしまうのは自然なこと。
そんな菊池に瀬戸が提案します。
「俺が抜いてやろうか?フェラで」
男の瀬戸に抵抗はあるものの好奇心には勝てず、菊池はその提案を受け入れてしまうのですが…。
優等生でイケメンな瀬戸はゲイ。
軽いノリで菊池に接していますが、心の奥底にある恋愛感情を隠していました。
一方、鈍感で単純な菊池はノンケ。
普通に女の子が好きで、彼女が欲しいと思っています。
あの日から抜き合いをする仲になりましたが、それは長くは続きませんでした。
最近、やたら瀬戸に話し掛ける同級生の女子。
瀬戸がゲイだとわかっていますが、菊池は瀬戸から言われた言葉が引っ掛かっていました。
――何かをきっかけに女子を好きになるかもしれない
いつの間にか瀬戸を意識している菊池ですが、瀬戸はあることに気が付いて…。
日常を舞台に繰り広げられる男子高校生の友情と恋。
みーち先生が大胆なのに繊細な高校生の心理描写を丁寧に描かれていました。
どのエピソードもコミカル要素を取り入れているので読みやすかったです。
また、ストーリー構成がお上手なので、瀬戸と菊池のどちらにも感情移入ができたのも良かったです。
最初と最後では、2人の印象が変わる素敵な作品でした。
この作品には当て馬が登場します。
瀬戸と菊池の同級生 宮坂さん。
とてもいい子なので、他の人と幸せになって欲しい(泣)
脇キャラとしては、数人の生徒が登場しますがモブでした。
Hシーンは、本編の最後に1回だけあります。
作品全体を通して程よいエロさが感じられました。
おすすめは、もっといろんなことをしてみたい…と考える菊池の行動です。
ネットで観たゲイビに興奮して、夢の中で童貞を卒業してしまいました。
ところが、現実では瀬戸の巧みな誘導で処女の方を卒業しましたが(笑)
ノンケの菊池が瀬戸にフェラしてあげる場面もお見逃しなく!
瀬戸にも気持ち良くなって欲しいという愛情が感じられてキュンとしました♡
描き下ろし『1年前の話』
本編に繋がる1年前のお話。
みーち先生の作家インタビューにも書かれておりましたが、「描きおろしの6話でやっと瀬戸と菊池のエッチを描けたことです!」の通りに第6話は必見です。
現在、pixivで第5話までが無料で読むことが出来ますが、絶対にその先が読みたくなりますよ。
それぞれが悩みながら成長していく姿をぜひ本編でご覧ください。
個人的には、近い未来でスパダリ瀬戸にグズグズにされる菊池が見たいな(笑)
――俺が選ばれることはない
ノンケに恋するゲイの切なさとやるせなさ。
叶わない想いを諦めようとした瀬戸に菊池が取った行動とは?
DKがお好きな方はもちろん、たくさんの方に読んでいただきたいです