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表題作龍の爪痕

松波会香久山組組長 香久山皓一 29歳
山科総合病院外科の敏腕医師 藍原柊 27歳

あらすじ

外科の敏腕医師である藍原柊は、凶弾に倒れた極道の組長―香久山皓一の命を救う。
命の恩人であり、類い希な美貌を持つ柊は、香久山に惚れ込まれる。
柊は極道を嫌悪していた為、不遜な態度を取っていたのだが、逆に度胸があると香久山をはじめ、組員からも気に入られてしまう。
そんな折、同僚医師から襲われているところを、香久山に助けられる。
借りを返す為に、柊は香久山に躰を差し出すことになり、心とは裏腹に躰は次第に慣らされる。
ところが、傷が治り退院した香久山は、柊に一切連絡を取ってこなくなり…。

作品情報

作品名
龍の爪痕
著者
結城一美 
イラスト
高峰顕 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルスHYPER
発売日
ISBN
9784778103521
3.5

(2)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ショコラハイパーの割にはおとなしめ?

ショコラ文庫、ショコラハイパーってなにげにバランスのいい作品が多く、
地味ではあるがおススメなレーベル。
まー、BLの王道路線ではあると思うんだが、細かい演出がいいというか?
方言萌えだとかファンタジー萌え、マフィアものの面白さをひきずりだしたのは
なにあろう、このショコラ系列だったりするんであります。

というわけで、仕事キッチリのやや王道な結城一美先生もハズさなかった!
紳士的なヤクザさんと、ツンデレな外科医。
なんとなく設定は「兎オトコ虎オトコ」を彷彿とさせる。
キャラはかなり違うけど。

あー、そういえば兎虎も同じショコラ系だったよねー。なるほど。

ま、ツンデレで知的職業についているキャラってのはもはや結城一美作品ではデフォ。
ちょっと変化球だなと思うのが、攻めのやけにダンディなヤクザさん。
怖いというよりも、年のわりには落ち着きすぎている茶目っ気ありなキザ男、といった体です。
あーーーこういうキャラにはどうしても甘くなるんですよ、オレw

まあ、ストーリー展開はかなりの予定調和モードで進行
ある意味かなりのストレスフリーなBLです。
激情はないものの、最後は落ち着くところにほのぼのとおさまってくれるのにホッとする。

3

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