特典付き
チ◯ポが挿入らないと死ぬ‼‼ ハイスペエリートα×大家族を養う長男Ω
最近、コメディ話に出てくる感動シーンに当たると、いつの間にか涙が出ています。年ですか、そうですか…。
【両親が他界した6人兄弟の長男であるオメガの利勇。ある日偶然見つけたウェブサイトで、運命の番に出会えると幸せになれると知る。後日、運命の番と遭遇したが、挿入ができず番になれない2人。そのサイトによると番になるには『運命力』が必要で、なれなかった場合は1ヶ月後に命を落とすらしい…】
こうあらすじを書いてみると、とんでもない設定ですね(笑)さすがは式先生。ただのオメガバースになりません。とんでも設定を上手くコメディに落とし込んで、読者の笑いを誘ってくれます。
いくつかの試練を乗り越えつつの1ヶ月を過ごす2人。結局『運命力』とはなんぞや…?という話になるのですが、やはり大団円には必要な『運命力』であったと思います。
私が涙していたのは、観覧車の場面でした。利勇はつらくないのかな?ってずっと思ってて、もしかしたら丈と同じく「楽になれる」という考えもあったんじゃないかと。ほんの少しでも、逃げたい気持ちがあったんじゃないかと。あのシーンで、やっぱりそれを見ないふりして笑ってたのかなって思って、泣いてしまいました。そして丈とだったら逃げてもいい、死んでもいいと思えるくらいになったから、火事のシーンで飛び込んでいけたのかもしれません。その極限状態で結局は2人とも『生きたい』と願うことで、呪いが解けるように『運命力』が満たされたのですよね。この、緩急緩が素晴らしいです。泣かされるコメディ、好きなんですよ~。藤峰式作品では、ちょくちょくやられてしまいます(笑)
丈が8人家族を養えるスパダリでホント良かったと思う。あとがきのように朝陽が身を削っていたとしたら燃え尽き症候群なりそうなので、幸せになってほしい。
さすが藤峰式先生です、帯の煽りから興奮させられました(笑)。ハイスペックエリートαと、大家族を養う苦労人長男Ωのお話です。
よくあるオメガバースものかと思いきや、この作家さんが期待を裏切らないはずもなく…。
この手の話にあるあるな、出会って即挿入がなぜかできないのです。おまけに、あろうことか挿入しないと死んじゃうんですから!!それには『運命力』なるモノが必要なのですが、それを得るにはαさんのトラウマを解消する必要があって…。
驚きのシリアスな展開もありましたが、やはり藤峰式先生に外れなし!最後まで楽しく読めました。最後の幽霊オチも大好きで、親友の幽霊君…カバー下までグッジョブでした!
運命の番の丈さんと出会い、そのままホテルへ行きますが、何と!運命の番のモノが挿入らないという!
しかも1か月以内に番にならないと死んでしまうという衝撃的な始まりでした。
利勇くんが挿入るように色々と調べて頑張っている姿が健気です。でも挿入らなくて…泣き出しちゃった利勇くんに切なくなっちゃいました。
話が進むにつれて丈さんに辛い過去が!
それを知った利勇くんが理解し、受け止めてあげる利勇くん!もう利勇くんイイ子すぎ!!
色々シリアスな展開になったりしましたが利勇くんと丈さんが無事挿入って番になることができて良かったです。
運命力に翻弄されながらも2人で向き合い、乗り越える姿がすごく素敵でした。
今回もびっくりするくらい面白設定ありがとうございます。
藤峰先生のオメガバは毎回楽しくて笑いながら読ませてもらってます。
今回のオメガバは本当に運命!という感じでキュンとしたりグッときたり涙が出そうになったりしました。
運命力が足りないって言うけど運命力って何?と思いながら読み進めました。
お互いを好きになっても、まだ運命力が足りないって、本当にどうしたらいいの?って感じでした。
お互い、好きになっているのに死に向かって歩いている2人の姿が尊い・・・
利勇の兄弟が可愛くて、この子達のためにも生き延びなくちゃ!番にならなくちゃ!と応援してしまいました。
今まで貧乏ながら仲良く暮らしていた兄弟。お金持ちになっても、その素直さは持ち続けて欲しいな。
次男も仕事続けて欲しい!次男のお話スピンオフで期待してます。
作家買いしている大好きな藤峰式先生の作品です。
こちらは、表題作の他に『おじさま、未体験ゾーン』が同時収録されています。
オメガバース設定。
エリートサラリーマン 晴海 丈(α)とパン屋のバイト 深草 利勇(Ω)のお話。
両親が事故で他界し、兄妹6人の大黒柱として家族を支える利勇。
ある日、安定した正社員になりたいとスマホで検索をしていたら、怪しいサイトにたどり着きます。
そこには、運命の番と出会える条件が書かれていました。
①いつもと違う道 ②突然の雨 ③猫の交尾現場に遭遇
……あまりのクソ記事に信用するはずもなく、利勇はそのまま寝てしまいました。
ところが、翌日に「運命の番発生イベント」の条件が揃い、利勇は運命の番 丈と出会います。
運命の番に出会ったら、やることは一つ‼でしたが…。
愛情や理性は関係なく惹かれ合い、けして本能には抗えない…それは、まさしく運命の番。
これまでの藤峰式先生が手掛けてきたオメガバース作品とは趣が異なり、「運命の番」に一番大事なことを導いてくれる一冊に仕上がっています。
途中、シリアスな展開が続き切なくなりますが、藤峰式先生の描く魅力的なキャラクター達で暗い雰囲気にはならず、最後までコミカルなテンポで読み進められました。
また、「運命の番」をメインにしながらも深草家の兄妹が活かされていているストーリー構成が良かったです。
そして、丈が背負っていた重い十字架もきちんと救済されおり、カバー下のオチで「さすがだな」と唸りました(笑)
俺はこいつらが幸せならいい――家族思いで心優しい利勇は、Ωである故に生きていくだけで精一杯の毎日。
一方、αでエリートサラリーマンの丈ですが、過去の出来事から幸せになってはいけないと思っていました。
そんな2人が「運命の番発生イベント」で出会い、当然のようにベッドインするのですが…なんと、運命の番のチン〇が挿入らない?!
おまけに、サイトには「一ヶ月以内に番関係を成立させないと2人とも死ぬ」と書かれている。
運命の番のチン〇はなぜ挿入らないのか?「運命力」とは何なのか?
ここからは、ネタバレなしでご覧ください。
運命の番とは関係なく惹かれ始める2人に注目です。
このお話には、当て馬は登場しません。
脇キャラとしては、深草家の兄妹、丈の親友 勇二くん、勇二くんの恋人、占いのおばあ様が登場します。
利勇くんと勇二くんが同じ「勇」を使っていたので、2人とも丈くんに縁があったのかな。
Hシーンは、挿入ありのセックスが最後と描き下ろしに1回ずつあります。
チン〇が挿入らないセックスとチン〇が挿入ったセックス。
「運命力」の正体に気が付いた時、そこには本物の愛と覚悟が見えました!
描き下ろしは、本編のその後のお話。
新婚の2人がエロくて可愛い♡
同時収録『おじさま、未体験ゾーン』
佐山(50歳)と渡(40歳)のお話。
現在5連続で失恋中の渡がバーで飲んでいると見知らぬ男性から声を掛けられ…。
年下主義のタチ専 渡が年上美人 佐山とホテルで体験したこととは?!
年末に公開されたTwitterのスペースでも話題に上がった今作。
藤峰式先生の自由な発想と磨きがかかったギャグセンスに新たな可能性を感じられました。
裏設定のある深草家次男 朝陽にもまた会いたいな(笑)
そして、絶対に見逃せないのは、カバー下の『勇二①と②』です。
最終話であのサイトが削除されていた理由を含め、諸々の要因が判明しますよ‼
晴海家、深草家、そして…勇二くんと恋人さんもそれぞれ幸せになれますように。
藤峰式先生のファンの方はもちろん、いつもと違うオメガバースを読みたい方にもおすすめです♡