サイモン・フェキシマルの秘密事件簿

サイモン・フェキシマルの秘密事件簿
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
23
評価数
5
平均
4.6 / 5
神率
80%
著者
K・J・チャールズ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
文善やよひ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
モノクローム・ロマンス文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784403560484

あらすじ

伯父から相続した古い屋敷で暮らし始めた新聞記者のロバートは、霊障に悩まされていた。壁は血を流し、夜な夜な聞こえてくる男同士の甘いうめき声――。依頼を受けたゴーストハンターのサイモンはまるでボクサーのような佇まいだった。彼が部屋に入りシャツを脱ぐとその体は文字で覆われていた。「物語が自らを書いている」と説明するサイモン。その後霊によって部屋に閉じ込められ、支配された二人は互いを激しく求め合う――。19世紀末の英国を舞台に、ゴーストハンター、サイモンにまつわる事件を新聞記者ロバートが記したオカルティック事件簿。

翻訳:鶯谷祐実

表題作サイモン・フェキシマルの秘密事件簿

サイモン・フェキシマル,ゴースト・ハンター
ロバート・コールドウェル,新聞記者

レビュー投稿数2

オカルト要素強いとワクワクする

ゴーストハンターが主役のオカルトBL、なかなかに楽しめました。
ピリッとした怪事件はBL抜きにしても刺激的で、ちょっとしたグロさもいいスパイスでした。

しかし英国バディもの…やはりどうしたってホームズとワトソンがちらついてしまいましたが、この作品だからこその攻め受け二人の愛の話を楽しめます。
個人的には特にストライクゾーンに入らなかったのですが、一度も退屈することなく読み終えました。
前作のイングランド~の方が印象深かった気もしますけどね。

1

絆も愛情も深いバディ

数ヶ月に一度のお楽しみ、モノクロームロマンス文庫新刊です。作者の前作「イングランドを想え」もすごく良かったし、今回も面白かった。時代背景は19世紀末のロンドンなので前作と同じですが、スピンオフではありません。

今作はタイトル通りオカルト的な秘密事件簿。特殊な力を持つゴーストハンター×記者のち作家で第六感的な力も持つ攻めの助手の青年、のカップルです。第10章まであり事件の数も同じですが、回を増すごとに2人の関係性は深まり、精神的・肉体的なダメージも大きく2人への試練は多いですが、同性愛が犯罪だった時代に長い年月を2人で添い遂げられたのは幸せなカップルと言えるでしょう。短編の積み重ねですが、長編としてのストーリーもあり読み応えあります。

攻めは寡黙で笑う事すら苦手の硬派で不器用なナイスガイ。対して受けは社交的だけど自分のペンの力に誇りを持つ熱血漢。攻めより年齢(7歳差)も体格も戦闘力も経済力も下だけど(多分可愛さでは勝ってる。イラスト的にも)、「君に扶養されるだけは嫌だ。僕も君を守りたい。」という頑固な面も持ち、実際ストーリー終盤では攻めにとって心身共になくてはならない人になります。お互いがお互いの半身みたいな。BL(M/M)ならではのこの関係大好き。リバ無しの受け固定型なのでリバが苦手な方にお勧め。前作と違いセックス描写はガッツリあります。大体最初の章から一章毎にある感じ。結構荒々しい。けど愛があるから甘い。

イギリスの古い伝承とかオカルト作品へのオマージュが散りばめられているらしいけど、自分にその知識がないのが残念。それを知っていたらもっと楽しめそう。あとがきや訳者のツイッターにも関連作品の情報などがあったのでマニアックに楽しみたい方はそちらもチェック。

1回目はストーリーを追うのがメインだったので今2回目で細かい部分を読み直しています。何度も味わえるタイプの作品だと思います。

自称・ホラー愛好者としては第5章の「憂き世の愉しみ」の話が好き。派手な戦闘シーンはないけど最後のオチが!幽霊を全く怖がらない善良な人々こええー、といった感じです。

6

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う