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表題作惑乱の道程

大沼彰人、20歳、大学生
椎名清貴、大学生

あらすじ

「彰人の童貞、オレに頂戴?」
真面目過ぎて融通のきかない性格のせいで、彼女いない歴=童貞歴=年齢の大学生、大沼彰人。常に友達や女子に囲まれている、人気者の同級生・椎名清貴とは正反対だ。そんな椎名とゼミが一緒になったことから、チャラい見た目に反し優しく気遣い屋である中身を知り急接近するも、「オレ男の人と付き合ってるから、試したくなったら(ナニを?)いつでも言って」などと軽く言われ、大沼の心は千々に乱れて…!!
空回り童貞×流されやすい八方美人、惑い乱れる恋の道程。

作品情報

作品名
惑乱の道程
著者
佐藤千鳥 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
arca comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784866694801
3.7

(46)

(11)

萌々

(17)

(12)

中立

(6)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
165
評価数
46
平均
3.7 / 5
神率
23.9%

レビュー投稿数9

最後まで攻受わかりませんでしたね

でもこれで良かったのかな~と思います。
攻の彰人が、天然でツンデレっぽいとこもあって、表情百面相がと~~~っても可愛かったです。
瞳が綺麗で真面目で彰人の魅力が光ってました。この子は受攻どちらでもよかったのですが、受の椎名があまり好きなタイプではなくて、イケメンでキラキラしてるけど俄然彰人の方が好みです。
椎名は、バイ?なのでしょうか?経験豊富なような感じだったので、ここは彰人に譲って正解でした。
椎名は誰にでも優しいけど、その優しさが多くの人を傷つけていたことがわかったのかな?
博愛主義者に見えて実は自分が1番大好きという人の典型のような傷つきたくないのはわかるけど、結局そんな人は誰からも愛されないんだよぉ~
彰人に出会えて本当に愛することを知って良かったです!
佐藤千鳥先生の本はいつも表紙にひかれます。特に表紙の色使いがポップな感じてとても好きです。思わず手に取ってみたくなる表紙なんですよね
作画もわりと好みです。

0

友人のキャラ良し

隠キャ×陽キャでした。
他のレビュアーさんも仰ってるように、左右逆で想定してたんですけどね。
いざ初Hとなった時に「そっち⁉︎」とはなりましたよ、童貞真面目隠キャは個人的認識では受けだったもので。
左右が想像と逆でも全く問題なく楽しめる性質なので無問題でしたが、こだわりがある姐様的には厳しかったかも知れませんね。

物語的には真逆な2人が同性と付き合ってるというカムアウトから意識し始めるという、どこかで読んだ事あるようなお話でしたが、椎名の友人2人のキャラが良かったり、彰人が告白してからすれ違っちゃうもどかしさが他の作品にはない部分だったかなと思います。
クリスマスに邪魔するなって言われてあえて凸してくる友人クン。大学生あるあるって感じで好きでした。

1

読みながら惑乱と困惑


レビューあらすじ共に未読で、最後にヤッて初めてどちらが受けか分かりました。
おそらく初見で最初に受け攻めが分かる人はいないのでは…?

というのも主に黒髪の子視点で、ツンデレ陰キャで可愛らしい感じだったので受けだと思っていたのすが最後のエッチでまさかの逆転。

確かに作中に彼氏がいる雰囲気が怪しい感じはしたのですが、それらしい確信も出来ず、身長も同じで黒髪が受けだろうなぁと思っていただけに、「そっちか~」と呟いてしまいました。
私が受け攻めハッキリしているものが好きなので、これに関しては好みの問題かもしれません…。

男子大学生同士で友達以上、恋人未満の二人。
目線が一緒になるシーンが多めで印象的です。

友達からゆっくり恋愛に発展し、エッチはラストに一回の濁し描写。
表紙と本編のイメージが違うので試しみをされるのもオススメです。

0

右左、惑乱あり…かも

意外性がありました。もしかしたら好みが二分しちゃうのかなと思いましたが、私の性癖的にはアリよりのアリで、ちょっとおまけの神にしちゃおっかなーと迷ってしまう萌2です。(でも、のえ丸様のレビューはとてもよくわかります…)

察する能力高すぎなイケメンモテ男(椎名)と正直すぎる真面目童貞(大沼)です。生真面目な大沼のリア充・椎名に対するちょっと屈折した感情描写とその変化が面白くてグイグイ惹き込まれました。お友達のキャラもよくて、途中まで普通にいい青春だな~と思いました。

だけど!徐々に正反対の二人が、それぞれの内面奥深くに影響を及ぼしあうんですよね。
大沼の告白に、”じゃあ 付き合う?”ってモテ男が言うんですけど、も~~これが不正解すぎて笑えました。そして、ここからの展開がかなり好きでした。

素直な感情むき出しでフラれた過去(たぶん子供っぽいと言われたくないコンプレックス)から、誰に対してもしれ~と大人な態度を装って自己防衛してた椎名が大沼のまっすぐさにあてられて惹かれて、つい本来の子供っぽい独占欲を表出させていくんですけど、それが正解、つか萌。上辺が取り繕えないと動揺する椎名と、告白しておいて…な自分の態度を猛省する大沼がかわいいモダモダがあり、「童貞 俺に頂戴?」のパワーワードから、めでたく大沼が無事童貞を卒業するんですけど、その儀式中に椎名が「痛いけど うれしい」言うのが…もう最高にエモ!!むしろここから、あともう1巻くらい読みたいという気分でした。(攻修士課程卒業まで…)晴れて”攻”になった大沼の一言が、、かわいいです。つか、もっと無敵になったところ読みたし!何気に椎名のビッチ感好きなんで、もっとスケベが読みたいというのが本音です。

コミコミさんのリーフレットは、椎名という人物を知るうえで結構重要なポイントついてきてるなと思いました。

2

予想外だった右左

これ読み終わったあと、思わずう〜んと唸ってしまいました。
正直、右左が予想外で。一瞬リバか?!と警戒もしてしまいました。そのくらいちょっとした驚きがありました。
感想は正直ちょっとむずかしいのですが、この衝動を記します。
通常レビュー時には、受け攻めと書くのですが、今回は自分でまだ呑み込めていないので主人公とモテ男で書きます。お許しください。

ストーリーは、真面目な小動物系な主人公。お相手は八方美人のダメモテ男。
主人公の真っ直ぐさに興味をもつモテ男。なかなか懐かない主人公の態度にひかれ、距離が近づく喜びを感じつつ、どんどん仲良くなる二人。
でもモテ男の悪癖がでてまた人をたらし、結果主人公の前で弄ぶ結果になる。
そこで主人公は自分の気持ちに気が付きストレートに気持ちをぶつけます。が、返ってきたのはモテ男のまた悪癖の文言。失恋をした主人公はモテ男を避ける。するとモテ男焦って告白。で、結ばれてハピエン!だったのですが、まさかのモテ男受けだった。
嘘だろと思ってしまいました。自分の中ではモテ男は左だったから、脳内処理が追いつきませんでした。
自分の価値観であるので文句とかではなく、ただひたすらにびっくり!
ただ、初めてをもらうというセリフは攻めくさいのである意味攻めなの…かな?

そんなこんなで未だにストーリーを呑み込めてません。あ、ただ、あとがき読んで、モテ男、元カノからのプレゼントがんがん使ってたので、あーこのヒト嫌いだわと思いました。
主人公の子はまっすぐで可愛くて好きでした!

2

おもしれー男…って感じかな

大学生同士の、バカ正直童貞×大人?なモテ男です。

読んでいると正直なところ、攻受が逆っぽい印象を受けるんですよね!もちろん事前にどちらが攻か把握していたのですが、読み進めると勝手に頭の中で左右ができてしまい、いざ本番となったときに、あっそうだった…となりました。率直に逆の方が好みでした。

攻は童貞であることにコンプレックスがあり、モテモテの受を一方的に嫌っていましたが、受がすごく気遣いのできる人だとわかり、これまで自分が受を理不尽に嫌っていたことや、実は名前すら知らないということまで、言わなくてもいいのにバカ正直に打ち明けて謝ります(笑)。

受はそんな攻の潔さを気に入り、攻との距離を縮めていきます。おもしれー男…って感じですかね。そんな上から目線ではないのですが。確かに本作の攻のように、ここまで全部さらけ出す人は面白いと思います。

攻も受と過ごす時間が楽しくて、童貞で悩んでいたことも忘れるほど。ただ最初に「男試したかったら声かけて」的なことを言われたせいなのか、思わぬところで受を意識してしまっていたのかな?友達では収まらず、だんだん受に惹かれていきます。

そんな中、事件は起こります。受に想いを寄せる女の子を諦めさせるための、攻の突然の「受と付き合ってます宣言」。その直後、攻は受への想いをはっきりと自覚し、衝動的に受に告白してしまいます。
それに対する受の反応のせいで、攻と受はギクシャク…。攻も受も自分の行動をものすごく悔やんでいて、どちらにも共感できました。受は高校時代の元カノに「子供っぽい」と言われたことを引きずっていて、何にも執着しないように振る舞ってきました。そのせいで攻に対する返事も間違えてしまったんですよね。「失恋 忘れ方」で検索する攻は不憫だけど可愛かったです。

最後は受の頑張りもあり、お友達にも公認のカップルになれていて良かったです。エロは薄めの描写でした。でも繰り返しになりますが、逆の方が良かったかな〜(笑)

1

ふんわり可愛い

童貞であることにコンプレックスがある大学生3年生の彰人。
同じ学科の名前も知らない人気者イケメン・椎名と同じゼミになり、親睦会へ。
電車がなくて困っている彰人を部屋に泊めてくれたり、気を遣ってくれたりと、実はとても良い人であることに気付き、仲良くなります。

彰人は椎名が男の人と付き合ってると知って
色々想像しているうちに、明確にというわけではないですが、友達以上の感情が芽生えたような感じです。
椎名も、正直で偽らない性格の彰人といることに居心地の良さを感じているような。

椎名はみんなにいい人で、悪く言えば八方美人。彰人は真面目で正直で嘘がつけない性格です。
そんな正反対の二人なので、何気ないことですれ違いというか、モヤモヤしてしまいます。
でも「モヤモヤした感情」だけで終わらせるのではなく、何故モヤモヤするのかの理由をちゃんと自覚し、お互いに向き合えるようになります。
彰人の性格っぽくていいな、と思いましたし、何より読んでいて腑に落ちてスッキリました。
そんな彰人に影響されてか、自分の気持ちに素直になれた椎名がどんどん可愛くなっていくのも良かったです。

彰人と椎名の雰囲気が、少しのほのぼのと可愛い感じなんです。
彰人はけっこうはっきり言うタイプなのに、会話の掛け合いが癒し系というか。すごい好きでした。
爽やかとは違う、独特なふんわりとした雰囲気のある大学生のお話で良かったです。

4

ほんわか

彼女いない歴=童貞歴=年齢の大学生の攻めと
常に友達や女子に囲まれてるキラキラ大学生の受けが
仲良くなって付き合うまでのお話です(*´ω`*)

彰人(攻め)はすごく真面目で、
私はその真面目さが好きなんですけど
だから童貞なんだよなぁと思いました。

清貴(受け)はほんと今どきのキラキラ大学生って感じで
彰人とはタイプが違うといえば違うのですが仲良くなります。
そこから二人の関係は徐々に近づいていく感じです。


ほんわかして可愛いお話でした。
青春って感じです。
付き合ってからの二人のお話がほんとに可愛くて
描きおろしの【愉楽聖夜】に清貴の可愛さが全詰まりしていました。
か、可愛すぎる…。

0

じわりじわり

1話はすごくテンポが良いんです。
彰人の不器用で自己評価も低めだけど正直でお人好しなキャラと、椎名の 気遣い屋が発揮されすぎて、もはや八方美人にしか感じられないキャラの描写が絶妙で。
でも話数を重ねるごとに、ひとり、ひとりの心の動きや内面は良くわかるのだけど どちらにも感情移入しきれない、ポップでキュートなんだけど、気持ちよく切なさに浸れる瞬間が...なかなかおとずれないという謎の現象に陥ってました。

少しずつ彰人と椎名が仲良くなって、自分の気持ちを自覚して 何となくぎこちなくなってと、過程が丁寧に描かれているのに「いつのまにか好きになっちゃっていた」感が拭えない。
そのせいで、大イベントである告白や 相手からの「嫉妬」という最重要萌ポイントが唐突に思えてしまった。

最後に印象に残った部分。椎名の赤面シーンは かわ格好よくてお気に入りです。明るくて前向きなお話なので今の時期にはピッタリな気がします。

1

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