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表題作秘書のヒメヤカな反抗

刑事事件専門で腕はいいが強面の弁護士・後藤暁成
攻様を尊敬する彼の秘書になった弁護士秘書・田代祐一

あらすじ

真摯に真実を求める強面の弁護士・暁成。そんな暁成を尊敬する秘書の祐一は、公私ともに彼のパートナー(同棲中(ハート))。だが、暁成が裏取引をしている現場を見てしまう。彼に騙されていた...? ショックの祐一は辞表を出して家を出たが、暁成が連れ戻しに来て──「体に分からせるか」欲しくてたまらない体を焦らす、イジワルな愛撫。あんな現場を見てもまだ好きだから、だから怖くて逃げたのに。暁成は別れを言い張る祐一を引き留め、その上、家賃代わりにセックスを要求してきて!?

作品情報

作品名
秘書のヒメヤカな反抗
著者
森本あき 
イラスト
樹要 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
ISBN
9784829623619
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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

家出した秘書!?

 祐一は、この弁護士と秘書のシリーズの中で、一番、バランス的に偏ってなさそう……というか、真面目そうに見えたのに、意外と恋愛に関しては夢中になると何も見えない! 的な人でした。
 まぁ、恋するとそういうところがかわいかったりするはずだから、それはそれでいいのかな?

 それでも、仕事はきっちりできるのだから、そのギャップがすごいなー……と思いながら。

 他の秘書シリーズを知っている方にとっては、その時のキャラがちゃんと出てくるので、そういう楽しみもあると思います!
 まぁ、どっちのカップルも、相変わらずは、相変わらずだと思うんですけど。

 それはさておき。
 肝心な今回のメインカップルなんですが。

 祐一は、恋人兼秘書として、真摯に真実を求めるパートナーとして尊敬している暁成の「不正」ともとれる場面をみてしまい、ショックを受け、暁成の事務所を辞め、家出をし、かつて勤めていた法律事務所にお世話になることにする。
 ところが、暁成は祐一を連れ戻しにきて……というような話でした。

 なんというか。
 思い切り、ざくっと言ってしまうと、疑心暗鬼になった祐一が、一人で空回りしてしまう話。
 まぁ、祐一には、祐一の言い分があるので、あながちいつものボケボケした受けにするように、受けのすることを全否定することはできないとは思いますが。

 なんとなく、長く続いた恋人たちであればあるほど、ありがちな話でもないかなー……。
 とは、思わないこともないです。

 なんていうか、脇役の華やかさにごまかされた部分もないこともないですが、悪い話ではなかったように、思います。

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