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本編でもちらっと描かれてた練の事情が、より詳しく分かるお話。楓のおかげで世界の見方を知り、人の心を取り戻すって感じの流れになってます。
練が気付くきっかけは楓に言われたからだけど、楓だけでなく、周りのたくさんの人に目を向けられるようになります。今までぼんやりとしか見えていなかった人々が、ちゃんと輪郭を持った一人一人として認識できるようになります。ここの漫画としての描写がすごい!上手いし巧い。
過去回想や練の表情もどれもとっても良くて、切なさと幸せでちょっと泣いてしまいそうでした。
本編では分かりにくかった練目線!お祭りをテーマに幼少期のエピと今の話です。
感情の揺れ幅が少ない練の心情をモノローグやセリフよりも間の取り方や絵で間接的に感じ取れてとても素敵。
楓が人込みで前が見づらいなと言うと抱き上げて見やすくしてあげたり、前食べても何も思わなかったのに今回は美味しいと感じたりするシーンに言葉にできない尊さを感じ。
エロや分かりやすいちゃいちゃは無いけれども心が温かくなりました。
本編読んだ方はぜひ読んで欲しいです。
本編の最初に、あんなに冷たかった態度の理由がこれだったんだねぇ〜。
幼い頃からの狼族の習わしというか、
狼族の宿命ってやつなんだな。
空っぽだった心を、楓ちゃんに出会った事で
色の着いた世界にどんどん変化して行く様子が素晴らしい。
生きているって感じることが出来て本当に良かった。
絵柄がとても可愛くて、大好きです。
婚礼も済んだことだし、是非〜2人の子供の姿も読んでみたい。
何回読んでも、続編が欲しいなぁ〜。
お願いしたいです!
「おまえがおれをかえてくれた」ストーリーです。練さん目線。
楓が来て、はじめは楓も自分にとってはなんてことのない存在だったけど、気持ち(というか不満)を真正面からドーンとぶつけられて。何もかも、ぼやっとしていた世界の中で、それはとても刺激的で。自分のなかで、どんどん大きくなって、ついに自分の世界をも変えてくれた。なんてことない、つまらぬものが、輝いて見えるようになった。否、本当はずっと、輝いていたことに気づいた。
練は練で、楓(のウサギ族に対する見方)を変えているし、本当に素敵な二人です。末長くお幸せに!