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BL漫画家×編集者です。
エッチありきなエロエロ作品って感じではなく、出版業界の光と影もちゃんと感じられる作品でした。
作者さんの体験した事も反映されてるのかな?なんて思ったりして。
元は、少年誌でデビュー目指してた主人公。パートナーとして初見の印象はチャラいけど仕事熱心な編集さんと思ってた相手にいくら描いても採用されずダメ出しばかりで打ちのめされ少年漫画家の道は諦め違う畑のBL漫画家としてデビュー。
軌道に乗ってきたところに因縁の相手、例の編集者が転職してきて自分の担当編集になってズーンですよ。
そりゃ、やですよ。逃げた先にまたトラウマの男が現れちゃ。
今までは、ピュアラブ路線だった作風を先輩BL作家さんのアドバイスでエロも入れたものにしたもののエロさが足らんという事で実践してみません?と編集者から提案。(はいっ、トンデモ展開ですがBLあるあるですね)
こんなビッチな発言と行動力なので経験者かと思いきや初めてだし恥ずかしがるし。
なんだよ、オイッ!お前可愛いじゃねーかと主人公と共に思っちゃいましたよ。
ギャップ萌えって素敵ですよね。
恥ずかしがる姿っていいっ!
主人公も文系もっさり眼鏡男子って感じなのに、いざという時はガツガツとオス感あります!
そこからいろいろあるのですが、面白く読みました。もう一人の男性BL漫画家がコッテリキャラで面白かったです。
本人が漫画家って場合、作中作品も読んでみたいなと思ってしまいました。なんか、描き下ろしはRIO先生のBL漫画がよかったなー。
シーモアで購入。
完全白抜き
編集さんが可愛いです♡
『先生の可愛い受ちゃんになってあげますよ』
って言われてみたい・・・_(:3 」∠)_
表紙のピンクのちくびが眩しいです♡
一方の漫画家先生(攻)は、ちょっとキャラ薄い?かも?もう一人出てくる漫画家さん(同人作家からの成り上がり!)が濃いめなので、薄く感じるだけかもしれませんが・・・。
お仕事要素もきちんと入っていて、ラブエロだけに特化しているわけではないBLです。二人の気持ちを知ってから(ラストまで読んでから)読み返すと、また違った発見があるかもしれません!
一般紙でうまく良いかなかった漫画家の攻め、滝川。
アシスタントに入ったきっかけでBL作家として再デビューを果たし、相応に頑張っていた。そこに元編集者の七尾が入社してきて…
過去の色々がありつつ、エロがイマイチという事で編集の七尾と実践することに?!
王道っぽいストーリー展開ですが、七尾が本当のところ滝川に愛情を感じていたってことを自覚しながら、滝川の方も七尾にハマってしまって…って言う進行がなかなかBLらしくて良かったです。
絵も好きなタイプ。
いきなり実践って!っていうトンデモですが、そこはまぁ、ファンタジー世界のことなんで。埋もれそうな作家な滝川をスパルタで育てて行ってるってことなんだと思うけど、七尾がスパルタっぽく無いんで、もっとビシバシやっているのかと思ってました。ふんわり萌な作品です。
見くだしすぎて見上げてしまったボア◯ンコックのように、健気が過ぎてビッチ(仮)みたいな誘い受けになってしまった編集者さん。
主人公は、元少年漫画家の滝川凌。
担当編集に追い詰められ、逃げてしまった過去がある。
今、環境もジャンルも変えてBL漫画家の「RIO」として再出発したのだが、なんとその編集者・七尾と再会してしまい…!
…と始まります。
その上何と、知り合いだから、と自分の担当になるという。
滝川は気まずいのに七尾は妙に明るい。
それどころか、エロが萌えないからリアルBLやりませんか、と言ってくる!
さあどうなる⁉︎
なんなのこの編集さんは。というのが第一印象。
滝川も面食らって、この人は仕事のためならなんでもするのか?という疑問。
ところが物語が進んでいくと、どんどん真実が明らかになってきますよね。
そのあたり、スピード感も良いしエピソードの多面性というか方向性も良い。
先輩BL作家や、滝川を追い詰めてしまった時の七尾側からの視点、七尾も傷つき後悔していた事、当時七尾の置かれていた状況、子供の頃からの漫画への想い、何より滝川への作品愛…
誤解とすれ違い、という部分は王道的展開だと思うんです。
ただやっぱり冒頭の七尾の行動が…
健気に滝川の成長/成功を願って願い過ぎて、トンデモな斜め上になってんぞ、と。
2人とも多分ノンケなのにこんなにラブラブになって…まあ良かったですけど。
読み応えは非常に満足。エロは七尾がかわいい。総合「萌x2」で。