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表題作悪癖 3

大門燈弥,会社員
小島楊平

あらすじ

身を挺して会員制クラブから小島を救出することに成功した大門は、
傷を負い運び込まれた入院先で小島と対面を果たす。
過去に囚われ大門を拒む小島に、望み通り自らの手で彼を殺すことを約束する大門。
自分の本心を差し置いて「怪物」になろうと決意する大門だったが、
退院後に小島のマンションを訪れると、彼は完全に姿を消していて──…。

作品情報

作品名
悪癖 3
著者
イイモ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
シリーズ
悪癖
発売日
電子発売日
ISBN
9784801976184
4.7

(164)

(130)

萌々

(25)

(5)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
15
得点
768
評価数
164
平均
4.7 / 5
神率
79.3%

レビュー投稿数15

相変わらず"癖"になる面白さ

2巻の不穏な終わり方に比べると、3巻はまだ光が見えそうな終わり方で少しホッとしました。

いやぁ…、もう、本当に途中が地獄すぎて……
死にかけながらも続きが気になって、ページを捲る手が止まらなかったです。
荒ぶる大門に連載で読んでいた方は気が気じゃ無かったでしょうね…。そりゃ、ミザリーにもなりますよ!!
途中挫けそうになりつつも「大丈夫…まだ半分もページあるし…」と気を保ちながら読みました笑

神すぎる信号の演出に脱帽です!その後の怒涛の伏線回収に、思わず息を呑む急展開で鳥肌レベルの神演出でした…
山男についても輪郭がうっすら見えてきて、次巻で全貌が明らかに……⁉︎

また、小島が巻を増すごとに健気になっていて、大門を好きすぎる感じが堪らなく可愛いです!!
そして大門…!まぁ悪い男に急成長してて"笑顔なのに何考えてるのか分からない"男になっちゃいます!最高!!!!

大門と小島、二人を縛っていた過去のしがらみが少しずつ解け始めていて、光ある終わり方を期待しちゃいますね。
二人とも良い方向に自分の気持ちに正直になっています。
でも、イイモ先生なので、まだ一波乱ありそうですが…
今から4巻が待ち遠しい…………!!!

※Renta!/ぐしゃぐしゃ斜線修正

9

拗らせ愛に悶える

待望の続編です!
なかなかの闇ですがハマる人にはがっちりハマり込む作品だと思いますので楽しみにしていました。

いやぁ、小島劇場でしたね〜
それもこれも拗らせすぎてる愛情で、同時に大門を待ってもいて…深い闇も含めて、そんな小島がかわいそうで可愛いんですよね…
痛々しい過去も露わになり、まだ子供だった小島への精神への影響を考えるとそりゃまともじゃいられないわと思えました。
だからこそ、大門を求める小島を精一杯応援したい!
そして今度は大門に頑張って欲しいです!
須藤さんとのエピソード含め、人を好きになることも、好きな人を欲する事も、理屈じゃないんだなって改めて感じた今作でした。
岩蔵と安川さんのお話にもほっこりしました♥
良い方向へ向かうといいなぁ〜
彼らとのやり取りは大門にも影響を与えてるだろうし、二人だけの幸せの形を追求して欲しいです。
大門を想って自分を慰めてる小島がエッチで可愛かった♥
次巻も期待して待ちます!

8

まさに起承転結の転

混沌が極まった人を振り落とす1、2巻を経てこの3巻
素晴らしかったです
彼らの絡まった意図(糸と同じ音って日本語の素晴らしさですね)に鋏が入った感じがしました
彼らの感情に引っ張られる様に視界が広がりました

愛って形がないから正解がないから難しいんだなぁ
だから家族というか最初に出会う愛の形が大事なんだろうなぁ
しみじみと小島の無垢さが切なく震えました


頼むよ大門!と読み終えることができました
起承転結で見事な転、(ですよね?)充実の3巻でした

6

何でこの本を手に取ってしまったのか

あああ辛い早く次の巻が読みたいです。

こんな痛い、苦しい話は好きじゃないはずなのに、何故手に取ってしまったのか?
読む手は止まらない、苦しい、助けてとなりながら読み終わりました。

あまり人に勧められるタイプの話ではないです。
甘々好きからしたら拷問!でも癖になるのがイイモ先生の作品です。
きっとハッピーエンドになるでしょ?なんて安心して見られないんですが、そこが癖になるポイントなんです。

大門は張り付けた良い人仮面を外してきてますし、小島は健気で人が変わった様です。それが本来の2人だったのでしょうね。

もしかしたら良い方に向かっているかもって所で終わりましたが、イイモ先生ならここから地獄に突き落とされても驚きません。
それでも2人なりの幸せが見つかると良いのですが。

気になる終わり方なので、首を長くして4巻を待ちます。

6

激動の3巻

ちょ、、小島〜!
すごい健気でした…。紐解けば純愛でしかない。
拗らせすぎてて最高。

小島のサンタコスがかわいくってあまあまエチに喜んだのも束の間、、
突然いなくなり、大門は人が変わったかのようになってしまうし、山男との過去の回想は小島がトラウマになること間違いなしのインパクトで胸がぎゅっとなりました。

大門が4巻でどう行動するのか!最後のページ晴れ晴れとした顔だったので楽しみです。小島にありったけの気持ちを伝えてほしい。

5

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