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1巻同様、穏やかでほのぼのしたお話でした。
親戚同然の幼馴染が都会で再会し、攻めの悠次が子供の頃からの片思いを実らせる形で恋人同士となった二人のその後のお話。
悠次のお店で新しく働き始めた子が当て馬を匂わせる発言をしたので、今回初めて当て馬キャラが出てくるのかなと期待しましたが、そちらは肩透かしで終わりました。
受けの総一のひいおばあちゃんの108才の誕生日のお祝いで二人して地元に帰ります。
付き合っていることは隠して、一緒に住んでいることだけはそれぞれの家族に話していました。母親同士は察している雰囲気がありましたが、子供の恋愛に口を出す感じの親ではなさそうでした。
ストーリーは特に何か事件や波があるわけではないですが、二人とも好感のもてるキャラなので、互いを思い合う穏やかな日常に心地よい気分になりました。
ただ、1巻で既にハピエンを迎えていたため、萌えや切なさといった点では物足りなさを感じました。
続編です。前巻で付き合い始めた二人のその後の話。めちゃくちゃ平和でした。
普段とちょっと違うことをしてみたり、後輩の恋愛相談に乗ったり、旅行したり、実家に帰省したり、色々しますがとにかく平和です。
実家に帰省する話で関係をカミングアウトするか否かという話題があってドキドキしましたが、家族関係が拗れるようなしんどい展開にはなりません。
結局カミングアウトはせず。家族の一部に何となく察され、フワッとした感じでまとまりました。
悠次は実家にいる時から総一ラブだったので、総一の祖母の誕生日に二人で帰省し、同居状態にあることを隠していたと知ったら、もしかしてと思う人がいても仕方ないかなと思いました(年齢も年齢なので)。
察した人たちが二人の関係を深追いせず、過剰反応しない感じが優しい世界で良かったです。
ラストは結婚指輪を渡し合い、圧倒的ハッピーエンド。とにかく可愛い二人で安心&しあわせでよかったです。
幼なじみのふたりが晴れて恋人同士になってからのお話です。一緒に暮らすふたりの日常が愛おしいと読んでいて何度も胸がキュッとなりました。相変わらず総一くんへの一途の愛がダダ漏れの悠次くんが2巻ではかっこよさがプラスされていて、総一くん同様ドキドキしちゃいました。総一くんも悠次くんのこと大切に想っているんだなということがすごく伝わってきました。
noji先生の作品は一コマ一コマ、セリフも含めて、心にじんわり沁み渡って、読んでいる間も読んだ後もずっと幸せになれます。何気ない日常だって、大好きな人と過ごす時間はかけがえのないものだなと改めて思いました。ふたりがお互いを本当に大切に想っていることがすごく伝わってきて、お互いの家族に対しての思いとか、すごく共感できました。帰省後の車の中で総一くんのセリフがすごく素敵で何度も繰り返し読んでいます!!
推しの沼亀くんがいなくなってしまいました。ご活躍をお祈りしつつ、また会いたいよ沼亀くん。しかし鴨川くんも可愛い。
総一さんは相変わらず僕っ子でニッコリ。「僕と悠次」だってさ。「僕、太った、よな…?」だってさ。かわいいね。彼の受け受けしくない所が好きで、でも可愛いところを見出すと嬉しくなる。風呂リセットのスッパリ感といい、前巻の「好きだと気づいてた件」といい、友達としても付き合いやすそうな男である。しかしながらショートパンツの脚の付け根には受け受けしさを感じて胸踊ったりもするから現金。
noji先生の作品の大袈裟な事件無しに展開していくところも大好きで。地に足がついている。上階が水漏れやらかすとか、そんなテンプレ展開はnoji先生の作品では起こらないだろうと思ってたら、総一くんが方便で使ってたから笑っちゃったけど。テント張りながら一生を約束しちゃう感じたまらん。あれ?悠次くんで童貞だったのか…?
大袈裟な事件無しって書いたんだけど、それはあくまでも外野がみた一般的な基準の事件で、例えば帰省一つとっても、本人には大事件なんですけどね。そういうエピソードがある男の人生の出来事としてしっかり血が通って描かれている…う〜んしみじみいいな。
そんなnoji先生が作品内でもう一つ CPを作るんですか!それも猫原くん?!と、どんどん CPが増える作品が苦手な自分は怯んだものの、よかった…やっぱり先生好き…すごいきっちり段階踏んでくれるじゃん好き…
好きなところだらけな一冊ですが、ファミリーも本当に良い!老若男女問わずお上手で、皆んなが個性持って生きてます。3巻待ってる!!切実に!!!