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表題作嫌いな男

向居真也
キャリア採用された同僚
南千裕
制御機器販売メーカー勤務,商品開発部の販促担当者

その他の収録作品

  • 勝てない相手(書き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

千裕の部署にキャリア採用で新しく人が入ってきた。彼、向居は千裕と同い年、爽やかで人当たりもよく、人事が太鼓判を押すほどの優秀な人材だった。そんな向居に淡い敵愾心を感じつつ、まともに勝負するのを避けていた千裕だが、あるとき彼の眼差しに潜む熱に気付いてしまう。向居は自分が好きなのだ。仕事では敵わない向居が千裕にだけ甘くなる。それを心地よく感じていたところ……? 甘く切ない、大人の恋。

作品情報

作品名
嫌いな男
著者
安西リカ 
イラスト
北沢きょう 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784403525506
4.4

(187)

(115)

萌々

(52)

(12)

中立

(1)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
34
得点
820
評価数
187
平均
4.4 / 5
神率
61.5%

レビュー投稿数34

"惚れた弱み"で受けに弱い攻めが好き

久しぶりに再読。
BL小説読み始めた頃に読んだ作品で、あの時グッときたのは時が経っても、どれだけ読んだ作品数重ねても、やっぱりグッと来て嬉しかった〜。

自ら性格悪いと自認する受けと、そんな受けに重めの片思いしてる攻めのお話。

自分よりスペックの高い攻めを内心嫌っていた受け。そんな攻めが自分のこと好きかも?と気づいて、チラチラと攻めを試してしまうし、攻めもそれを許してしまう。この「お互い分かってるけど、まだハッキリさせない」みたいな空気感、恋愛ごとでよく見るからリアルさがあって楽しかった。

その後そんな関係に甘えていた為に、仕事上でミスをして、受けは一度手酷く攻めにしっぺ返しくらう展開に。

しかし、そこからが熱くて。
受けは自分のことを見つめ直し成長し、何年後に攻めと再会。この後半はすっかり攻めに恋しちゃってるけど、攻めにはもうパートナーがいると言われてなんとも切ない。

描き下ろしの攻め視点では、この攻めも中々に重たい奴で、離れていた間も受けを諦めきれないでいた悶々感が堪らない。元々わがままを言う強気美人が好き、甘やかしたいと実は心のなかでニヤニヤしてる。スマートそうなのに、惚れた弱みでとにかく受けに弱い。

あるシーンで、受けが「お願い」とおねだりしたら、攻めがあっという間に受け入れてたのが個人的ヒット。シンプルな言葉だけど効果は抜群(笑)
受けもわかってて攻めを喜ばせようとわがままに振る舞うのが、お互いにイイ。

きちんと線引きしてるからわがまま放題じゃないし、甘さはあるけど、甘すぎない二人の関係性が好きで、萌え摂取させていただきました。満足。
この二人のお話もっと読みたい!

1

キュンキュンリーマンもの!

最初はよくあるリーマンものと思って読んでいましたが、全然違いました!
社会人の表層をすくったものでなく、劣等感とか、浅ましいところに触れた、リアルさもあるお話でした。

あまりネタバレしない方が面白いかなと思うので気をつけつつ書きますが、

受けは、最初攻めが自分のこと好きっぽいな…?と気づいて、好きだから許してくれるでしょって気持ちで、少し調子に乗ってしまったりして、攻めもそれを許すんですね。酔っ払った姿を見て可愛いとか言うし、もう受けにベタ惚れで尻に敷かれるタイプか~まあ言ってしまえばよくある攻めだな〜なんて思ってたんですが、見事に裏切られました!

実は腹黒くて、(いや一般的にはこんなもんなのかもしれないけど、bl小説と思って油断して読んでると、ドキッとしてしまう。攻めは受けに全面的に優しいものだとか許してしまうものだと思いがちだけど、そこを覆されます)、でも終盤からどんどんあまあまになっていって、

攻め受けどちらも可愛いな~とキュンキュンしました。

癒されたいな、あまあま読みたいな、でもひと味違うもの読みたいな、と思ってる方におすすめです!

1

おもしろかった!!

現実逃避したくて獣人や竜が出てくるものばかり
読んでいた中、久しぶりの現代もの、
すっっごくおもしろかったです!!!
普通の男たちの、普通の恋愛がしみじみきました♡

手酷くやられたあとの再会、向居にパートナーが
いるとわかったときはすごくショックでした…泣
が!そのあとに待ってました!!の最高展開。
千裕の決死の告白、恋愛初期のアツアツな感じ、
向居がいつまでも予防線を張るのに対し、
ケロッとした千裕の態度。
ずっと仲良くしてほしいですね。
付箋コレクター向居、愛すべき男ですね!

3

ふたりの空気感が好き

単なるリーマン同士の色恋を描いたものではなく
そこに至るまでの心理戦や密やかな攻防がものすごく面白かったです。

ゲイとノンケの考え方の違いやマイノリティの捉え方など、切なくなるところはたくさんあって
交わるのはなかなか難しいのかな…と、思ってしまうふたりでしたが。
同僚の距離から少し離れて冷静になり、拗れてしまったその仲を時間が解決してくれる"大人の恋愛"感がすごくツボでした。

自分自身を見つめ直したことで気持ちに変化が訪れた千裕の素直さが良かったし、
スマートなようでいてその言動の端々に『惚れた弱み』が見えまくりな向居にも好感が持てました。
仕事をしているときの向居は自信家のように映りますが、いざ千裕のこととなるとめちゃくちゃ後ろ向きなのが一周回って可愛く見える不思議。
リードしているようで実は引っ張り上げられているみたいな、そんな関係になったふたりが本当に微笑ましくて幸せを感じました。

存在感のあった伊崎のお話もあるようですね。
スピンオフも楽しみです…!

1

アメリカ人ファンからのレビュー♡

My Japanese writing and speaking skills are not as good as my reading, so I will write my review in English. Please forgive me~ hehe

This was the first Japanese BL novel I read! I was drawn in by the beautiful cover illustration~ Reading the summary, I knew I was going to love it. I really love 受け's type of personality hehe A little bit of stubborn but deep down, he's got a good heart! The 攻め was so perfectly written as well~ Handsome and so doting!! My favorite!!! After reading this one, I read a ton of 安西先生's novels and they were all very good.

Always looking forward to more and more of her stories, she's got such a wonderful way with words.

0

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