電子限定描き下ろし付き
しぇんな先生の善次くんシリーズ、遅まきながらハマってしまい4巻まで購入。
一気に読むのがもったいなくて、日を空けて少しずつ読み楽しんでいます。
こちらの2巻、「いや、1巻でこんなに執着してたっけ?」と思い思わず読み返してしまうほどの
激重ぶり執着ぶりを発揮してました…!花岡(攻)が。ビックリ。
この2巻は「結婚してお化け」と化した花岡の巻だった気がします笑
まだ高校生のうちから「結婚して」と言われたら、そりゃ男女のカップルだって
そんな確約できない…と思うのも当たり前だよねと、ちょっと善次に同情したけれど。
善次の中には、「ゲイかもしれない自分と花岡とは違う」から、将来を奪ってはいけないー
と、そんな思いがあったのを知り、切なくなりました( ; ; )
というか、花岡は何をそんなに焦ってるんだろ?という気も。
まあ、どんどん綺麗になっていって他の部員からも目をつけられ始めて(?)いるから、
彼氏として気が気じゃないのは分かる。
どこかふわっとしていて、風に攫われていってしまいそうな不安定さのある善次くんに、
不安を覚えているのかな。
一読者としても、そんな不安になることないよー!とはちょっと言いにくい
儚い雰囲気を持つ善次。
なんだか誤解を招きそうな場面で終わってしまい、3巻で二人がぶつかり合ってしまうのかー!?と、
読む前からドキドキしています。。
本編の「ええっどうなる!?」というラストから一変、描き下ろしの「天使」では
花岡の溺愛激重彼氏っぷりがまた発揮されていておおいに笑いました♪
ほんと、善次くん色っぽくなったなあ。❤︎
3巻で二人の間に亀裂は入るのか、善次の従兄弟・ケンちゃんvs花岡はあるのか、
色々気になるところです…!
読めば読むほど、野球部エースである攻め・花岡の魅力にハマっていきます。口調や表情は淡々としているのに全然クールキャラではなく、善次に対しての好意の熱量が半端ないし、いまどきの高校生らしからぬ行動力を発揮して常に好意を全力で表しているところに好感が持てます。「結婚」というワードもけっして冗談で口にしているわけではなく、愛する人と辿り着くべき極致だと純粋に考えているからなんでしょうね。そんな彼の勢いに乗せられずに、後ろ向きなわけではなく冷静に落ち着いて将来のことを考える善次も、この若さで恋人の存在に浮かれないところがすごいなと。今まさに毎日のように報道されている野球選手とその奥さんのように、バランスのとれた素敵なカップルになっていきそうだなと思いました。善次の従兄弟のキャラが気になりますね。
前巻から少し時間が空いての続編です。
野球好きの祖父の期待に応えられず、劣等感を抱いていた善次は
クラスメイトで野球部のエースの花岡と出会い、コンプレックスを
乗り越えて恋人同士に、というのが前作までのあらすじ。
今回はお付き合いを始めた二人のその後、
ということであま増し、エロ増しです♥
蜜月ばりのイチャ甘を期待しておりましたが、
予想を遥かに超えて花岡の溺愛が重たい~~~!!
あれ?花岡ってこんな盲目執着系でしたっけ?笑
今巻からマネージャーとして野球部に入部する善次ですが、
あっという間に部に溶け込み部員たちから愛されてしまう
善次への独占欲と仲間たちへの剥き出しの嫉妬がもう怖い怖い…。
前作までは主に善次視点で物語が展開していましたが、
今回は花岡視点も加わったことで出会った当初の
ぶっきらぼうなスポーツ青年のイメージから変化しました。
人の心の機微に聡く、さりげなく気遣えたり、
思慮深い一面もあるものの、ただしそれは対善次限定。
善次に愛されたくて、自分だけを見てほしくて、
その行動原理の全てが“善次”なのです。
口を開けば(開かなくても)「かわいい」「結婚して」と
善次への愛が暴走してしまう花岡ですが、
それも高校生カップルの可愛らしいノリなどではなく
正真正銘のガチで、善次から「10年待って欲しい」と返されると、
高額ペアリングを買って10年間は縛り付ける気満々なんですよ…。
普通なら10年も…?と落ち込んでしまいそうなものですが、
「10年は言質とったし 絶対に逃さん」って…こええって!!
善次の周りのあらゆる恋の芽を摘み取り、自分以外の選択肢を奪ってゆく…
立派な激重執着攻めに成長を遂げた花岡に身震いが止まりませんでした…!
そんな花岡の激重愛に表面上はドン引きしている
善次ですが、内心では花岡と同じ気持ちでした。
花岡の寝顔をいとおしげに見つめながら
「なんでもしてあげたいな…」と呟く場面では
いつもはなかなか素直になれない善次の本音が
垣間見えた気がしました(*´艸`*)
また、今回から善次の従兄弟が新登場していますが、
どうやら彼もまた善次に特別な感情を抱いているようで…
たとえ親戚であろうと「従兄弟は結婚できるからな」と
徹底した執着攻めっぷりで従兄弟に嫉妬の炎を燃やし、
戦闘準備は万端な花岡でした。
主に花岡の暴走愛が原因で度々ケンカになってしまう二人でしたが、
そんなときに仲裁に入ってくれたのは前巻で当て馬的立ち位置だった
野球部の後輩・宮崎くんでした。
すっかり毒気も抜け、ときに花岡のストッパー役、善次の相談役として
二人の恋の安寧に欠かせぬ世話焼き係というポジションを確立していて
微笑ましかったです♪
最後は互いを強く想い合いながらも言葉足らずから、
すれ違っていた二人の間に遂に亀裂が生じてしまいます。
誤解だとわかってはいても善次の傷ついた表情が痛いよう…
次巻、執着攻め同士での一騎打ちの予感です!
早くも2巻にして「結婚」の2文字が飛び出す飛躍展開(^ ^)
といっても花岡の願望がポロっと飛び出ちゃっただけなんですけど、これが意外や意外と重要なキーワードになってまして…この結婚の話題は3巻まで続くものとなっていきます。
もしかして2人の結婚ターンもあるかも?と期待しちゃう花岡の勢いと決断です。
当然現実主義者の善次には否定されてしまうんですけど、善次には善次の複雑な思いがあってのことで、2人の気持ちの擦り合わせには時間がかかりそうな感じです。
花岡は実現への期待から入るのに対し、善次は諦めることから入ります。
善次の取り巻く環境も相まって、2人の間には微妙な隙間風が吹くのが何ともやるせません…。誤解を招く終わり方に、続き早よ下さいな状態に陥ります。
善次と花岡のイチャイチャシーンはめちゃくちゃ最高なのにな〜〜〜。
花岡からガツガツする時もあれば、善次から甘く誘う時もあるし甘さたっぷりです。善次がどんどんキレイになってくので、これは校内の善次ファンが増えそうです。
野球部マネージャーとしてのポジションも定着しましたし、そういう立場で野球に関わろうとする善次の姿勢が素敵だなと思いました。
両親の死から吹っ切れない問題はまだありそうだけど、善次が晴れやかな気持ちで花岡との交際を続けていけたらなと願います♪
描き下ろしのイチャイチャが最高!
ずっとこのままラブラブでいて欲しい2人です。
気持ちを確かめあってラブラブな2人ですが、野球部のマネになって部員に慕われる善次くんがイキイキとした表情になってるのがとても眩しかったです。
そして善次くんの周りの部員に嫉妬する花岡くんに何度も爆笑して、花岡くんの恋に巻き込まれる後輩の翼くんが気の毒で笑えました。
真っ直ぐな花岡くんの気持ちとは正反対に、どこかまだ自信の無い善次くんの心配も良く理解出来ました。そこへあの善次くんの従兄弟のケンちゃんの登場ですよ。
ここでは彼の気持ちがどの方向を向いているのかはまだ分かっていません。ただ、善次くんには従兄弟以上の気持ちは無いようです。
でも善次くん一筋の花岡くんからしたら、彼も部員たちも恋のライバルなんですよね。
こちらの最後では策士策に溺れるが如く、部員に彼女を当てがおうとしているところを善次くんに目撃されていました。どうする花岡!www