電子限定かきおろし付
BL漫画を読んでいて笑うってなかなかないんですけれど、こちらは本当に面白くてお話のテンポも良くて笑えます!
口下手過ぎて自分の考えている事とは違う、どうしてその言葉選んだ??という言葉ばかり片思いの先輩に話す後輩くんと、口下手という事を隠しながらいつもタイミングに邪魔されて自分の気持ちを話せない先輩のお話です。
口下手で生まれたセフレ関係を打破したい2人ですが、口下手故に伝わらなくてすれ違って……が続きます。その様子を見守る先輩の同僚「秀ちゃん」がこれまた面白いです。
言葉選びのセンスが面白すぎる〜!と腹抱えて笑っていたかと思えば急にキュンっとさせてくる緩急も素晴らしかったです!
紙白塗り
細かいクスクス笑いがこみ上げる作品です。
口下手な後輩くんと、口下手な先輩が、勘違いから体だけの付き合いを始めてしまうが、実は両思い。
だけど、そこは口下手が邪魔をして、全く思うように伝えられない。もどかしい通り越して、これどうゆうつもりで話してる?!と頭を抱えてしまう位の口下手さが可笑しくて、中盤からどう変換されるのか楽しんでしまいました。
先輩がハイスペック過ぎて美しい!!英語ペラペラで、仕事もバリバリでき、見た目も美しくて、エロい。中々Hな先輩です。
あと、先輩の幼なじみの同僚メガネ君が、よく見ると可愛い顔していて、新しい扉開いたついでにスピンオフでと、思ってしまう脇役でした。
周りはみんな何となく2人の関係に気づいているところが、いいなぁと思うお話でした。
こちらのサイトの大好きなレビューアーさんのオススメで『察しが良すぎる小野センパイ』を先に読んで、
めちゃくちゃオモシロくって、羽毛先生って凄い!!!って喜んで他の作品も調べたら、
こちらの『口下手は恋に事故る』が高評価作品で出てきて、あわてて読みました。
いやっ、今日まで何で読んでなかった?って悔やむくらい最高にオモロい!!!
どのページも丁寧に細かいところまでギャグ満載で、でもエロもあって最高の1冊。
攻めのプログラマーの後輩クンの失言に大爆笑!!!
こんなにオモロエロいネーム思いついて、マンガに出来るなーーーと、大笑いしながら感動しっぱなしです。
羽毛先生の作品に出会えて良かった。
お陰様でさらに幸せ人生なわたしです^_^
さっ、2巻、いきます!
「察しが良すぎる小野センパイ」を読んで大ハマり、前に買って読んでいたのを再読しました。
スピンオフから元作品を再読する形になりました。
おもしろいのですが、ちょっとあちこちやりすぎかなという気がしました。
前半は狙いすぎ、やりすぎで読んでいて鼻白んでしまうような感覚がありました。
後半はおや、おやおや、おやおや(にんまり)という感じで楽しく一気に読みました。
2人の始まりはまるで安いAVもののよう。飲み会で酔った勢い的な感じです。
しかしその後はだいぶ独特です。
盛大に勘違いした後輩が、先輩をさんざん抱きまくってしまったと後で判明。
それで、もう忘れて、とならずセフレ関係になります。
お?おお?ええ?えええ?という展開。
完全に個人的な好みですが、ちょっとやりすぎだなあと何度も思いました。
口下手はどっちもです。不器用な先輩も言葉足らずですぐテンパって変なことを言ってしまう後輩も。
まるでアンジャッシュのコントのような噛み合わないやりとりがおもしろかったり、じれったかったり。
口下手で不器用な2人がなかなか両想いになれずわちゃわちゃやってるのですが、セフレということになっているのでエッチなことはしっかりたっぷり頻繁に堪能しているのがおもしろいです。
会社の同僚、先輩、後輩が関係の濃さ薄さに関わらず、みんな味があってとてもいいです。
ちょっとした言動が2人の関係のあれこれを際立たせているのがおもしろいです。
先輩の幼馴染の眼鏡くんがあれこれ察したり、優しく見守っていたり、衝撃な事実を知ってしまったり、そしてそのうえで推している、というのが、読者の目線に立ってるのかな?(それにしては2人との関係が濃い)という感じでとてもおもしろいです。
後輩くんに惚れてしまう女性社員の存在もいい!先輩にけん制されちゃって、やけ酒しながらなんだかんだと2人を祝福している様子が、眼鏡くんとは別の角度で、読者の目線に立ってるのかな?と楽しく読めます。
後輩くんの「いつでもどこでも迎えに行ってやるから」というセリフ、その時も感動するし、最終話でも出てきてほっこりします。
最終話での種明かし、だいぶ前から両想いのらぶらぶバカップルぽかったのが、本当のらぶらぶカップルになって大円満、と終わるところが素敵でした。
絵も表紙の構図も素敵で好き!「小野センパイ」とはだいぶ違った雰囲気でどっちのタイプもいいなと思います。
スピンオフ発売とのことで、以前から気になっていた既刊2冊を購入してみました。
これは…後輩くんに関しては、口下手というよりもただ単にデリカシーがないだけなんじゃないかな。
母親から貰ったネクタイを女からなんて言ってしまうのもちょっと不自然すぎましたし、読み始めは独特のノリについて行けず、果たして乗り切れるんだろうか?と思いながらでした。
コミカルなギャグ要素も、先述の通りどうにも後輩くんのキャラクターがハマらなかったのもあって、自分のツボにサクッと刺さってくれたりくれなかったり。
うーん、リズムは良くてもテンポにポンと乗れるかどうかで評価が分かれる作品かもしれません。
ただ、先輩はすごくかわいらしかった。
そして、それ以上に2人のお仕事描写が良かったんですよねえ。
微妙にすれ違うギャグテイストな雰囲気を楽しむ作品なのかなーと思うのですけれど、仕事が出来る先輩の説得力もきちんとあり、後輩くんも不純な動機ながら有能そうな香りがして、そちらにばっかり目がいってしまった不思議。
仕事中の先輩がかっこ良かったなあ。
周囲の人々のキャラクターも良くて、私は秀ちゃんの挙動のひとつひとつがツボでした。
個人的には秀ちゃんの反応の方が面白かったです。
想像していたよりも乗り切れずでしたが、なかなか明かされない2人の名前をこう明かすのかー!と、大胆で個性的な演出はやられました。
両片想いが成就したその後も追いかけてみたいと思います。