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インディゴの記憶は夢の中

indigo no kioku ha yume no naka

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表題作インディゴの記憶は夢の中

窪田晃,元栖原組組員,37歳
ラン,栖原組組員,27歳

あらすじ

7年前抗争中に記憶喪失になった栖原組組員のラン。
ヤクザの自分を受け入れ前向きに生きていたが、周囲の関係者からの情報で、記憶をなくす前にランと親しくしていた窪田という男の存在を知る。
昔の記憶を取り戻すキッカケになるかもしれないと思い会いに行くが、聞いていた話とは違い冷たく追い返されてしまう。
それでもめげずに会いに行く日々が続いていたある日、窪田が何者かに追われていると知り!?

作品情報

作品名
インディゴの記憶は夢の中
著者
鳥丸太郎 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784864424448
4.4

(135)

(84)

萌々

(35)

(12)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
15
得点
599
評価数
135
平均
4.4 / 5
神率
62.2%

レビュー投稿数15

シリアスなようでいて読み味はライト。

絵がキレイで、ランのヴィジュアルが良くて楽しかった。

一見シリアスな雰囲気だけど、たくさん血が流れる割には読み味がライト。
重厚なストーリーを求めて読むと物足りない感じがする。

ランの過去の話は、ランがひとりでバタバタしている印象で、あまり共感が出来なかった。

情報を流した先の敵対組織の相手は、縁も薄いし義理もないし、それなのに今世話になってる組織ひいては好きな人を裏切る行為をしてしまうのがどうも納得いかなかった。

言われた通り敵対組織に情報を流さないと殺されちゃうから、というのが大きな理由ではあるけど、今居る組織を裏切ればリスクがあるのは当然で、裏切る前にそこに思い至らなかったのかなと。
思い至らなかったのだとしたら、ランちゃんは大分頭が悪いのだなと思ってしまった。

0

実はヤクザものが好き

初めて読む作家さんです。
同人誌の方も同時に読んだので内容がごっちゃになっているかもしれないことをお赦し下さい。

悪くはなかったんですがヤクザものにしちゃ甘ったるくてこの晃さん大丈夫かと思うくらいです。
それだけじゃなくたいしてヤクザ屋さんに詳しくない私でさえつっこみどころが満載でした。
いくらBLとはいえ、も少しちゃんとヤクザものに見えるように描いてほしい。
なんやねん、このハッピーエンドは?
同人誌のまだ出ていない下巻で、も少しマシな結末を描いていただきたい。

いくらBLとはいえ、と書きましたが偏見に満ちていますね。
いくらフィクションとはいえ、に訂正します。

0

一途なランちゃんがたまらん!

7年前に記憶をなくしたランちゃんが、何度追い払われても、窪田にくいついて離れなかったり、記憶が戻ってからも、やっぱり離れたくないと思う、その一途さにやられました。
窪田のランちゃんへの思いもたまりません。

0

攻めの渋さがイイ

 烏丸先生の綺麗なタッチでヤクザものを読めて嬉しいです。どちらかというとシリアスな物語を描く方が好きなのだな、と感じました。ワンコ攻めが多いなか、美人でありながらワンコ属性の受けであるランというキャラが可愛らしかったです。窪田の方は酸いも甘いも噛み分けた本物の大人の男という感じだったので、そんな彼が随分年下のランに本気で惚れる過程はもう少し詳しく描かれると説得力があったかなと思います。過去の話なのでどうしても限られたページ数になってしまったのでしょうけれど。手代木も魅力的なキャラでしたね。

0

美麗な絵柄に破綻のない抗争モノ

出所したばかりの窪田を待っていたのは、栖原組の組員ランだった。
7年前の抗争で窪田は栖原組を破門になり刑務所に入ったが、ランは記憶障害でその辺りのことを何も覚えていなかった。冷たく追い払っても、記憶を取り戻そうと窪田にまとわりつくラン。
そんな中、窪田は京堂一家に襲われる。
という、ヤクザの抗争メインのお話でした。

とにかく、とにかく絵が綺麗。絵が綺麗です!
人物も背景も何もかも、白と黒のバランスも、ページをめくってもめくっても絵が綺麗。
窪田の彫り物なんてもう、モノクロなのにカラーで見えます(錯覚)。
お話も破綻がなく、前半はランの記憶(=過去)、後半は因縁の決着(=現在)と山場があるため楽しく読めました。

引っかかるところがあるとすれば、今後のことなのですが、窪田は小野禾連合(京堂一家の上層部)に入ったのに、栖原組のランと付き合っていいのかなあ、というところでした。
まあ、小野禾の若頭の瀬戸が強権発動するんでしょう。窪田のこともランのことも気に入ってたみたいだし。
そもそも、7年前の抗争で窪田が破門で済んでいてランが組に残っていることも、手代木の強権発動みたいなもんだし、窪田が人たらしの故なんでしょうね。

本編のおまけページやカバー裏に描かれた設定が楽しかったです。設定メモやラフ大好き。
誕生日とか身長とか煙草の銘柄、好き嫌いまで、ありがとうございます。大好物です。
運転手やってた芹沢氏が手代木強火の同担拒否でランを気に入っていないというエピソード、もっとください、と思いました。

0

✨今年一推し作品✨

今年もたくさんBLを読みましたが、
この作品が1番良かった!って思うほど
最高な作品でした☺️
ぜひたくさんの方に読んでいただきたいです!

2

表紙に惹かれて

最初に表紙を見てもう一目惚れでした。
よく表紙と中身で絵が全然違うとがっかりすることもあるのですが、こちらの作品は中身も絵がとてもきれいで、受けのランが美しくて、攻めの晃はやくざものによくある入れ墨が綺麗で読んでみたくなりました。
晃が出所するところに、ランが会いに行ってそこから徐々にランと晃の関係が徐々に明かされていくところが良かったです。
ランは過去の記憶がなくて、でも晃と会ってみて昔仲良かったはずで、昔の自分のことを知っているはずだから、昔の自分のこと知りたくて晃につきまとっていたけど、だんだん晃自身にも惹かれて。
そんな中敵対する組織から狙われたりかなりハードボイルドな展開になったりもするのですが、明かされた二人の過去に萌えました。
再会した二人がこれから幸せに暮らしていく未来が見えて良かったです。
初めて読む作家さんでしたが、今後も楽しみです。

1

晃に感服です!

鳥丸太郎先生のヤクザもの、めちゃくちゃ面白かった。
ずっと、1冊になるの待ってました。
ようやく、読めた( ˃ ᵕ ˂ )

結構、血なまぐさいの好きなんで〜そこがまた良かった。
晃やランはもちろん、脇役達がみんなかっこいい〜若頭の手代木や、瀬戸が魅力的。

とくに、曲者な瀬戸は好きなキャラクターでした。
本編の続編も希望だけど、脇役の皆さんのスピンオフ絶対欲しいわぁ〜。

ストーリーも、ランが記憶喪失の上にスパイだったなんて、、、萌える。
晃が自らを犠牲にしてまで、守り抜いたラン。
この漢気には、感服です。

鳥丸先生、ありがとう!

3

攻めが苦しくて辛い

攻めの大きな愛の物語でした。
彼の行動原理の全てが受けのためで、真相がわかるたびに苦しくなります。
そこがわかってから冒頭に戻ると、再会してからの攻めの行動の1つ1つが切なくて、受けが記憶喪失だとわかった時はどんな気持ちだったのだろうと想像してしまいました。

2人が再開してから受けが記憶を取り戻すまで。
組としての事情を無理なく組み込みつつ、感情の変化もしっかりと描かれています。

個人的に好きなシーンは1話の最後。
受けを後ろから攻め立てながら、切実にランと名前を呟くシーン。
物語を最後まで読むと、この時の攻めの感情が手に取るように伝わってきて、胸が締め付けられました。

2

脇役までかっこいい‼️

もともと先生の絵が大好きで連載開始のお知らせで期待が膨らみ、単話を追ってしまうほど引き込まれたお話です。まとめて読めて嬉しいし、描き下ろしも良かったです。語彙力がなくて悔しい(涙
ネタバレなしで読んで頂きたいです。おすすめです。

3

引き込まれました

鳥丸太郎先生の作品を読むのは初めてでした。
コミコミスタジオさんで有償特典小冊子付きが出るので興味を持ち購入したんです。

正直言えばヤクザものだし、そんなに興味を持ってなかったんです。有償特典小冊子が出るくらいだから、力を入れて売りたいんだということしか思ってませんでした。

でも、考えてみればヤクザものってかなりの画力が無いと描ききれないんですよね。
そればかりかストーリーも面白いし、キャラクターも魅力的で、いつしか夢中になって読んでました。お話に引き込まれていて、かなりのボリュームなのにあっという間に読み終わってました。

出所時に会いに来た記憶の無いランに取った冷たい態度の理由、それでも絡んで来るランに対する隠しきれない愛情とか、窪田が凄く良い男で堪らないんですよ。

窪田をつけ狙う京堂一家の縣の真意とか、色々な思惑が絡み合って記憶を無くしたランが7年前の抗争のキッカケを思い出すんです。

結局は思いがけない決着を見せるんですが、それも窪田の人間的な魅力によるものだと思うんです。
窪田が兄弟分の手代木と会話するシーンに凄く痺れました。

窪田とランの恋愛以外も楽しめる作品でした。

7

ストーリーも良かったしキャラも良かった!

↓ネタバレ含みます!
記憶喪失ものが好きなので購入してみました!ストーリーが良くとても面白かったです!キャラクターも魅力的で想像以上に楽しめました。

記憶喪失&ヤクザものです!7年前の抗争で撃たれ記憶を失ってしまったラン。当時仲が良かったと聞き、組みを破門された窪田さんが出所したため会いに行きます。窪田さんは人から聞いていた話と異なりランに冷たく…というところから物語は始まります。
記憶を失う前に何があったのか、窪田さんはなぜ冷たいのか。その点はあまりネタバレを見ずに読んでもらいたい作品なので詳しくは言えませんがとにかく愛が深い!切ない過去と想いとで胸がギュッとなりました。最後はハッピーエンドです!
描き下ろしは窪田さん目線のafter storyです。その後だけでなく窪田さん目線の過去も読めます。窪田さん目線の話が読め、幸せそうなその後も見れたので大満足の描き下ろしでした。
窪田さんはかっこいいしランは美人。ストーリーも最高でしたが程よくエロもありでその点も楽しめました。

ヤクザ社会は色々大変そうですがぜひ二人とも長生きして幸せに暮らしてほしいです。ストーリーが面白くてスルスルと読み切ってしまいました。大好きな作品の一つになったので大切に読み返します!

8

おっさんとギャルの恋愛が可愛い

初めて読む作家さんです。

色素薄い系の美人受けが好きなので、かわいいじゃん……と思い、表紙の雰囲気で購入を決めました。

ヤクザものは話が難しい…っていうイメージがあったんですが、こちらはそこまで複雑ではなかったので混乱することなくサッと読めました。

美人な受けちゃん、読む前はもっとクールビューティな感じなのかと思ってたんですが、ギャルでピュアでとっても可愛かったです。

あと攻めのちん…がでかい(°_°)

コミコミの小冊子では2人を見守るモブの気分を味わえます。そちらも是非。

4

とてつもなく刺さった

もう、心をガシッと鷲掴みにされました。
37歳と27歳という歳の差もぶっ刺さりだし、
男前の元ヤクザと美人ヤクザってのもぶっ刺さり。
絵が超いい。色気と色気の戦争…。

真実を知っていくとそれまでの全ての辻褄が合って、アレは……!!そうだよね!!そうだよね!!と泣きながら大興奮。

「いつ死んでもいい」と思っていたふたりの愛の話。

3

タイトルの付け方がニクイ!!

刺青にシガーキス
男の色気を漂わせる後姿に
美人な男のエロス

破門になった元ヤクザ窪田と
7年前の抗争で撃たれて全ての記憶を失ったラン
自分の記憶をルーツを思い出す為に、出所したばかりの『窪田』を訪ねた『ラン』
記憶はないが体の奥底で熱がうねりを上げるのを感じる。それはやがて劣情となりーーーー。

ランが過去を探せば探すほど、命が狙われる窪田。開けてはいけないパンドラの箱を開けた時、
『隠した秘密』と『刹那な愛』が『暴かれ真実』により、動き出す。

 ただただ、愛した相手を互いに守りたかった。あなたに出逢うまでは、『死』など怖くなかったのにーーーーー。

 血生臭い中で、『ラン』の笑顔がオアシスかと、、、瀬戸さんの胡散臭い笑顔にゾクゾクします。
 瀬戸さんのスピンオフはきっと面白そうで怖いかと。
 
 『ラン』は漢字で『藍』と書くからタイトルの『インディゴ』になる。
紙、修正、tnkはホワイトぐちゃぐちゃ描きと穴は細海苔。

6

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