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「お前さ、俺のことすげぇ好きだろ」今の自分を肯定してくれる相手、それが”ライバル”だった――
消防士で特別救助隊になるために訓練を受けている鳥飼と矢島のお話です。鳥飼と矢島は消防学校時代からの同期ですが、矢島は何でもそつなくできてしまう鳥飼のことが気に入りません。訓練を受ける班でも二人は一緒なので、訓練中も毎回衝突が絶えないのです。
鳥飼と矢島が一緒に飲んだときに、鳥飼がゲイであることが分かりますが、自主トレ、片手懸垂をした後はわだかまりがなくなっています。このシーンはたった数ページですが、男性ならではのコミュニケーションの取り方なのかしらって思うと萌えます。
普段市民の安全な生活を守っている消防士の過酷な訓練、そして二人とも自分の気持ちを隠さずに男気溢れる恋愛が見られたのは良かったです。鳥飼と矢島が愛し合うときの矢島の手がフェザータッチだったのかはとても気になっています。
消防士の矢島は同期の鳥飼と、レスキュー隊になるための特別研修で再会する。初めて顔を合わせたのは消防学校の入校式で、自分こそが入校生代表に相応しいと自認していたのに鳥飼が代表となり、一方的にライバル視していた。再会した研修においても、優秀な鳥飼を追い越したいとやたらと張り合う日々、というお話。
消防士、しかも研修、という珍しい背景ではありますが、バチバチのライバルで闘志むき出し、過去エピソードあり、片方ゲイで前から片思い、という設定は大変になじみ深く、肩の力を抜いて楽しく読めました。
矢島はガサツで無神経な発言をすることが多く、鳥飼はそれに反応してむっとしたり素直になれなかったりするのがお約束的でもありとても可愛いです。
なんだかんだでまとまって安堵しましたし、二人に巻き込まれてペナルティの追加トレーニングをすることになった同じチームの皆さんには同情を禁じ得ず、それも含めてとても楽しかったです。
二人が元々異なる消防署に勤務しているという設定も良きです。
ときどき二人の顔が見分けられない時があって(アップの時など)そこだけ残念でした。
続きが出ているようなので、読むのが楽しみです。
お友達に教えて頂くまで大島かもめ先生の作品を
知らなった私は人生半分損していました。
人生を取り返すべく読みまくります(決意)
消防士ケンカップルってだけでも癖にぶっ刺さって萌え悶えまくりでしたが
鳥飼がずっと矢島に片思いをしている上でのツンだとわかったとき、キュン死するかと思いました。
命を救う仕事の男×男。
ガタイ良いオトコのエモモダモダ最高すぎます。
ノンデリ矢島を嫌いになれないのは
鳥飼の恋のフィルターがかかってるせいなのか。
売ったケンカ、なし崩しの強引なセックスを
「止めんなっ..」と引き止める鳥飼。
恋心が切なく愛おしいです。
自分のことを鳥飼が好きだと気づいても
矢島が上からではなく、対等にケンカし、
甘さ皆無なところがとても良いです。
鳥飼が自分を見失っていた時から求めていた
「好敵手」で居続けることで相容れる関係。
怪我、ケンカ、からのベッド張り倒し受けで
矢島への気持ちが溢れる鳥飼が可愛すぎて五億点。
矢島はこのときも「分かったよ」としか言わないのでした。
うう..ケンカップルの醍醐味、最高か!
けど続編には少し甘さも期待してしまう自分もいます。
大島先生の作品で初めて読んだオフステージラブサイドがトラウマ級に苦手な作品(自分的に)だったので、評価が高いこちらを読んでみようと思い読みました。
少し前に中国ドラマと海外ドラマで流行ってた消防士ドラマに影響されたのかなって感じました。(あくまで私が感じただけです!)
何故評価を低くしたのかは、攻めは異性愛者だったのにそんなにすぐに体重ねる事できるの?って思ったからです。
登山で崖から転落して受けが泣き出してからの攻めのお前俺の事好きだろは無理矢理感があり、作者が早く何とか気持ち伝えないとって感じがしてうーん…でした。
攻めはいつ受けの事好きになったの?って感じだし、攻めはいつか女性の方に戻るだろうと思いました。
消防士×消防士の恋を描く王道的ケンカップルBL。
消防士の矢島は同期の鳥飼をライバル視していて、
顔を合わせれば喧嘩ばかり。
けれど、ある日、酔った勢いで鳥飼と一線を越えてしまい…。
はじめは矢島視点で一方的に鳥飼を意識しているように見えていたのに、
鳥飼視点に切り替わるとクールな鳥飼が実は矢島に片想いしていて…と
その見た目からは予想外な健気ギャップにノックアウトされてしまいました。
そんな鳥飼の想いを知らない矢島なので
毎度デリカシーのない発言で鳥飼を傷つけてしまいます。
気になっているのに真逆な態度ばかりとってしまい…
好きな子に意地悪しちゃう小学生か!
ラストは鳥飼の想いを矢島が受け容れる形で決着していますが、
これって恋人同士になったってことでいいのかな?
矢島の方から「好き」という言葉が出てこなかったのが少々糖分不足でした。
