イラスト付き
推しはα・・平凡β・佑真のイケメン好きから起こるコメディ。
クサクサする今世なので、笑える話はメンタル上良いです。
---★佑真の「推し活物語」
①推しはα : 2020/07/10
平凡β佑真、イケメン蓮の推しになる。佑真は無自覚だけど、魂美人。
蓮の実家の宿で、平凡β佑真は大蛸妖怪によってΩに変化。佑真は蓮の子・颯馬を出産。
⓶推しはα 2: 2021/07/09
「印」を取りに行く、佑真は閻魔大王の美貌の虜に。佑真は閻魔大王の調理人になる。
③推しはα 3: 2022/08/10
蓮も佑真も、記憶を失ったまま。閻魔大王が連を呼び、再会させる。
(注)途中で終わる2巻は「2-3巻で1つ」と捉えたほうが良いです。
推しはα2の続きの3巻。
イケメン好きの佑真は、美貌の閻魔大王の素顔を見たくて、そのまま閻魔大王の調理人として働いている。
閻魔大王に呼ばれて訪れた番の夫、蓮と再会しても、
好みのイケメンだと思うだけで、番だったことも、子供が居る事も覚えていない
・・蓮の指輪を見ても、妻帯者だと思うだけ。
・・閻魔大王の忘却術がバッチリ効いている。
閻魔大王は、佑真と蓮を会わせる。
隣に佑真の部屋を用意して、一週間たっても佑真は思いださない。
蓮がウツシヨに戻る時、「一緒に来て欲しい」と連れて行こうとしたけれど、
佑真は拒否。
佑真は、蓮より、閻魔大王の顔のほうがタイプだったのか?
カクリヨに、とても馴染んでいる佑真。
その後、すったもんだを経て、元の鞘に収まり、ハピエン。
一見凡庸なβが凄いモテ男で、イケメンαが実は情けなかったりで、面白かった。
巻末の閻魔大王の手紙のSSを読むと、続きがまだありそうで楽しみ。
2巻の終わりが終わりだっただけに、心配なまま読み始めた『推しはα3』。正に終わりよければすべて良し、想像の斜め上を行く面白さでした。
閻魔大王は佑真を気に入った故の親心なのか、単に美味しい物が食べたかったのか‥だけど、不安を抱えたまま結婚生活を続けるよりは良かったのかな〜佑真は楽しそうだったし。
対して蓮がね、大変やったと思う。今回もめちゃくちゃ頑張ってました。運命の番ではあるけど、蓮のように強く求めてくれたらすごく嬉しいと思うし蓮の一途さに拍手。
佑真は益々パワーアップしてるし中身が佑真似の子供達もいて蓮は大変だけど幸せであってほしい。
表紙が幸せ家族でめちゃくちゃ素敵✧*。どのイラストも良いけど、特に前半と後半の佑真の表情の違いが良かった。
最高に楽しい作品でしたパチパチ(。>ω<ノノ゙
2巻から発売を今か今かと待ってましたが、毎年1年ごとの発売だったんですね。3巻はひと月遅くはなってましたが、人気シリーズを多く抱える夜光花先生なのでホント凄いと思いました。
2巻の謎はちゃんと回収されててスッキリしましたが、佑真が妖怪の里で順応し過ぎてて笑っちゃうんだけどハラハラさせて頂きました。
2巻読了した時は佑真の自己肯定感の高まりが今後の鍵だと思ってましたが、3巻ではモブである自分と推しとは次元が違うという佑真のオタクルールであの閻魔大王も苦労してました。www
せっかくの閻魔大王のお膳立てになかなか佑真が食い付かないのと、蓮のヘタレ具合には可哀想を通り越して気の毒になりました。
それでも佑真と違って積極的だったので、蓮の愛情は本物だったんだと安心したんです。
でも佑真が一筋縄で行かないので、このまま2人は離れ離れになってしまうのではと心配になりました。
閻魔大王も佑真を気に入ってはいるけど、ここまでとは思ってなかったのではないでしょうか?
記憶を無くしても再び恋に落ちることで佑真のこれまでの不安は払拭されましたが、反対に妖怪たちに人気の佑真に蓮が焼き餅焼いてましたね。でも、妖怪が苦手な蓮なので、複雑な胸の内は理解出来ました。
人間界と妖怪の里の時間の流れの差に驚きましたが、七星荘に戻ってからの皆の反応に爆笑させて貰いました。
モブで一見すると何処にでもいるような外見の佑真ですが、めげずに頑張り屋なところは主役級で、閻魔大王にも負けない美貌だけど中身はヘタレで普通の常識人の蓮が「運命の番」であることに納得でした。とてもお似合いです。www
あまりにも逞しい佑真が自分の店を持つという夢を叶えた所で終わってましたが、大円満だけど終わるのがとても寂しいです。
佑真と同じく妖怪の里に馴染んでる子ども達のその後とか、もっともっと読んでみたいです。
スピンオフをお願いいたします!
前作の内容をすっかり忘れてしまっていて、読み始め、???、となったため。前作から読み直し。
前作を読んだとき1巻を読んでおらず、この機会に合わせて購入して読んだ。
馴れ初めからここまで、ふたりの温度差をだいぶ感じてしまった。それでも、佑真がどのような状況でも前向きに乗り越えられる精神力を発揮して、羨ましいと思った。推しパワー偉大さを知った。
前回の颯馬の逆バージョンに人見ファミリーの慌てぶりが微笑ましかった。
閻魔大王の良かれと思って対応に邪推しちゃったけど、邪推だった。
佑真って本当に不思議な魅力を持っていますよね。
嘘をつかないって、すごく貴重で美しいものなのかな、と佑真を見ると思います。
イケメンの蓮にはすごく愛されているし、閻魔大王にも気に入られている。
閻魔大王は佑真の性格が大好きみたいですね。物おじしないところとか、正直な所とか。
そして、妖怪の世界で大人気、うつしよには戻りたくないって、流石としか言いようがありません。
蓮は佑真と再開したら、すぐに恋に落ちちゃったけど、佑真はそうでもなかった。
それもあってか、蓮は余計に妖怪が嫌いになったみたい。
うつしよに戻った佑真が息子を抱っこして、小さい時の息子と一緒に過ごせなかった時間を悔やんでいるのがジンとしました。
自分の体から生まれた大事な子供の成長を見る機会を失ったのはショックですよね。
その後もいろいろありましたが、夫婦仲も良く、正義感正しく、自分に正直でポジティブな佑真に読んでいる私も勇気をもらいました。
やりたいことには挑戦してみること。私も、少しはマネしたいです。
子どもたちも妖怪と仲良くなったし、七星荘は益々繁盛しそうですね。
本当に楽しい三冊を先生どうもありがとうございました。