一途な隠れむっつりイケメン大学生×エッチな悪癖持ちリーマンの、歳の差もだきゅんラブ "「もうちょっと待って」「待てません」 "

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表題作ずるくてかわいい

久住,大学生→社会人
岸,サラリーマン

同時収録作品あたりまえのきみ

岡田,サラリーマン
夏木,教育系動画配信者(元予備校講師)

その他の収録作品

  • 書き下ろし:後日談・2話の翌朝
  • カバー下:キャラ紹介

あらすじ

「あの日の夜のこと、覚えてますよね?」
出張先のイベントで大学生アルバイトの久住と出会った岸。意気投合した二人は、その夜飲み比べをすることに。
話も弾み、酔いつぶれた岸は、送ってもらったホテルでつい久住に手を出してしまう。そのまま成り行きで一夜を共にするが、歳の差もある久住は恋愛対象外…そんな風に自己完結していた。けれど久住から「これからも会いに行く」と宣言され──? 表題作のほか、腐れ縁幼なじみのすれ違いラブ「あたりまえのきみ」も同時収録♪

作品情報

作品名
ずるくてかわいい
著者
三木原針 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784796415491
3.5

(28)

(3)

萌々

(11)

(12)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
97
評価数
28
平均
3.5 / 5
神率
10.7%

レビュー投稿数9

まさにタイトルどおり本当にずるくて可愛い

表題作+1話、どちらも同じくらいの長さのお話という体感です。

線が細めで綺麗めな絵柄と淡々とサラッとしているストーリーに可愛いな〜としみじみと思う要素がたくさん。読後はなんだかほっこりしてました。

表題作は恋愛不慣れなグイグイいくワンコ系年下攻め×遊びなれている恋愛に足踏みしているおっさん受け
このワンコ攻めが遠距離一生懸命通っちゃったりとにかく一途で一生懸命な感じが可愛い。

そして2作目は高校の親友ポジ同級生の2人。
自分のポジを奪われそうになって気持ちに気づいた岡田×実は長年の片想いを昇華できずにいた夏木
この生活力もなく全体的に薄い印象で天然で何ににもあまり興味を持たない夏木が岡田に対する想いをずっと拗らせてたのってもう可愛すぎる…
想いが通じてからもどこか遠慮して踏み込めないもだもだ感もとても良かったです。

サラッと読めてしまうけどじんわり萌える、そんな1冊でした!

0

味ですよ あじ

作家さま買いです
正直に言いましょう【slow love life】の続きを期待してましたッ! すんません

すんごい好きなんですよ あのふたりが でも ちょっと物足りなさが残ってて


で 続きではなかったんですが短編が2作品2組のお話入り

Σ 逆に得した!


表題作は先に上げたお話にどこか似た 無口な年下バイト青年とゆる~い感じの年上の ふ~んわりしながら それでいてどっかほろ苦い雰囲気漂う作り

ただ ふたりの細かい素性がわかんないです
ぶっちゃけ 岸がなんの仕事をしてるのかとかさっぱりわからん またあたしだけがわかってないかもなんだけど

でもでもでも

酒で身持ちが緩くなるつまみ食いくらいが楽でいい 恋に素直になれない年上受けと
おっとりなんだけど 変な押しは強い一途な年下攻めは読める はず

なによりッ!年上って事に悩む年上がね こう うだうだぐずぐずしてて そこが焦れったくもありイラつくところでもあり
たぶん作家さま自体こういう 年の差に戸惑う年上ってのがお好きなんでしょうね デジャぶるところではあったんですが あたしもキライじゃないから困っちゃう

なんですが ほんと空気感はいいのだけれど やっぱり何かが物足りない
欲かきすぎなんですかね?あたしが

だって 双方が言葉足らずというか とつとつと思いを語るもんだから永遠に見ていられるし 始まったばかりの恋って部分しかないから もっともっと って気になってくる

ガっといって グっとやって ぎゅーーーーんッ!てノリではないので なんだかね


で もう一組

こっちは元同級生の 世話焼き男前攻めと生活能力0な難儀受けの拗らせ10年愛なんだけど やっぱり永遠に見続けたいやつ

焦れったさとふたりの距離間が後ひくんだって コレ ”も”



どちらのお話しも 相手のキモチを勝手に読んで悟った気になって 確めもせず空回るってのは下手に大人だからなんだろうな と

これが子どもなら全力で相手にぶつかっていくもの 絶対 たぶん ←だんだん弱気

知恵がついた分だけ体力や瞬発力は落ちる
そんな風に恋愛に対する熱も歳と共に 超低温熟成とか低温長時間発酵 みたいに静かにゆっくり深めていくもになっちゃうのかしらね?

いやまぁ そこが大人の恋って感じで 味があっていいのだけれど


2組とも おっとりの似た者同士みたいなカップルになっているので (結局はヘタレ攻めかいッ!みたいな) 激しい色恋も悩ましい喘ぎもないので 直ぐにはくっつかない もだっとしたお話を読みたい時にはかなりいいと思うんだけどな

3

同時収録作の方が好き

三木原針先生の作品は「スロー・ラブ・ライフ」しか読んだことが無かったんですが、今作は表題作より同時収録作の「あたりまえのきみ」の方が断然良かったです。表題作だけなら中立にしていたと思います。

個人的には「ずるくてかわいい」の受けの岸の良さが分からなくて、久住がどうして彼を好きになったのかがいまいち分かりませんでした。年の差年上受けを描きたいのは理解出来ましたが、この人のどこが良くて可愛いの?って最後まで魅力が分かりませんでした。単に狡くてくたびれたおじさんでしかなく、もっと岸にしか無い魅力があったならと思ってしまいました。

そして断然良いとは描きましたが、こちらは不思議系受けでした。表題作よりは萌が多かったというだけです。

流行りの絵ではないですが、どこか他の作家さまに似てると思いながら今作も読みました。
「スロー・ラブ・ライフ」の作家さまの新作なので手を出してみましたが、丸々一冊表題作以外の作品はもう買わないと思います。

3

独特な雰囲気が素敵な作品

異なる2CPのちょっとモダモダキュン萌えなストーリーと繊細なタッチのキャラクターのデザインがマッチしてとても読みやすい。

1CP目
『ずるくてかわいい』
久住慧(くずみけい)×岸達也(きしたつや)
年下攻め!!!!の致してからの恋心を自覚してからのギャップに萌え萌え!!
おじ受けで久住くんにグイグイ来られるまでは、特定の相手を作らすここまで来ちゃいました。なくらいライト。
ラストの後日談のふたりがまたいい!!!!

2CP目
『あたりまえのきみ』
高校の同級生から10年来の世話を焼く、焼かれる関係の友人同士がーーーー。
どうなるのか?!

電子版スペシャル修正、刻み海苔。

2

好みの設定2つ

年下攻め…
BLでは、大変好みの設定です。
年下攻めは、なんぼあっても良いのです。

タイトルの『ずるくてかわいい』をどう回収するのかな~っとわくわくしながら読み始めました。

意外と、あっさりしてます?
濃いめじゃなくて、そう、じゅわっと滲むお出汁のような。
悪癖リーマン受けの岸さん、わりと素直な人でした。
年下大学生だった久住くんも、ガツガツ来ないのよ!
でも静かに、岸さんを離さない決意は感じましたけど。

岸さんが、きっと後日には久住くん可愛い可愛いになっていくと思いつつ、甘いトッピング追加したかったかも。

『あたりまえのきみ』
こちらも、大好き同級生の二人。
これは、甘さが増していきまして!

お世話しちゃう岡田と、お世話されてあたりまえな夏木。
こういう長年の関係が、ふとしたきっかけで変わるの良いんですよね~!

岡田の加速していく溺愛加減、好きですわ。
夏木の、岡田だけに見せる緩さと初さは、大変よろしい。
この二人は、相当甘々になるに違いないです(断定的)。

こちら、年の差あり作品ですが、年齢差がはっきりわからない。
知らなくても、各々で読み取る感じでしょうか。
私は、年齢差を知って萌えを深めるので、岸さんの年齢知りたかったなあ。

2

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