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表題作勘弁してくれ

高橋義崇,高校生
高橋慎一,アパレルブランド店員

その他の収録作品

  • 冗談じゃねえよ
  • どうにかしてくれ
  • あとがき(崎谷はるひ)
  • あとがき(冬乃郁也)

あらすじ

高橋慎一は、はとこの義崇と微妙な関係。浮気癖のある男と拗れ、近くにいた男を当て馬にすることで別れ話を完遂したが、それは小さい頃に会ったきりのはとこ・義崇だった。ゆきずりと信じたまま身体の奥まで弄られ、散々鳴かされてしまった記憶に身体は疼く。けれど、再会以来無邪気になつく義崇からは、あの夜の情熱は見えない。年下の義崇の将来を思えば、素直に身を任せることもできず…。新装版、商業誌未収録の続編も収録!(カバーより転記)

作品情報

作品名
勘弁してくれ
著者
崎谷はるひ 
イラスト
冬乃郁也 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
シリーズ
勘弁してくれ
発売日
ISBN
9784861341977
4

(48)

(23)

萌々

(7)

(17)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
10
得点
194
評価数
48
平均
4 / 5
神率
47.9%

レビュー投稿数10

これは…キングオブ年下執着攻めかも!!

はるひさん…今更ながらですが、エロいっす!!
本当にねちっこいわ!!w

久しぶりに読み返しましたが、こんなに粘着質な年下攻めもなかなか無い!!
(もっとじっとり暗いストーカー気質の執着攻めもあるんだろうけど…)
下手だと言われたくなくて女性と経験積んだって言うのが
嫌と言えば嫌なんですが、義崇にしてみれば必死だったんでしょうね…。

それにしたって、何年ぶりかのはとことの再会というのに
慎一は何も気が付かず、いいオトコだと思っていたしちゃうという…。
凄いわ。
いくら義崇に修羅場を助けてもらったにしても;
それでも今までに無い感じ方をしてしまうくらい良かったっていうのは
やっぱり再会は必然だったのかという感じ。

自分好みの男に育っていたなんて、これほど素晴らしいことは無いでしょう!w
ともかく、執着年下攻めにノックアウトでした…。

甘える時は無邪気に甘え、
ベッドではしつこいくらいに感じさせてくれ、
自らを全部差し出してしまう程の愛が、文句無しでした!!

何がいいって、Hがこれ以上ないくらい、
何もかも気持ち良さげなところです。
愛ゆえ、でしょうねw

お腹いっぱいです!!
やっぱり攻めが受けを好きすぎなお話は満たされるわー…。





6

最高の年下攻め!

崎谷ワールド全開で、最高でした!

流れとしてはあらすじ通りなんですが、その運びが本当にうまい。わかりきった筋にもかかわらず、軽妙で新鮮でした。
そこから義崇が慎一を落とすまでのやり方もすごい。強烈だった最初のセックス後、半年もキスしかしないのです。焦れた慎一がまたかわいくエロく。追いつめられてきゅうきゅうになっているのがたまらなかったです。

年上のきれいでやさしい初恋のはとこを落とすべく、着々と自分を作り上げてきた義崇は、そのままだったら慎一の言いなりになってしまうそうなものなのに、結構俺様でほどよくクール。しかもテクニシャンとは!この義崇視点の「どうにかしてくれ」の再会前の義崇がエロい~~!

お話もテンポもキャラもHも、なにもかもすごくよくできてて、本当に心から楽しめました。最高のエンタテイメントでした。もちろん評価は神で。

3

妄執

義崇が怖い怖い怖い。崎谷さんお得意の執着ものです。しかも小学生の頃からという筋金入り。ここまで来ると妄執です。

いつか慎一を手に入れるため、一人黙々と「男」になった義崇。「一人若紫男」という表現がおかしかった(笑)

表題作よりも、義崇視点の続編が「神」だと思います。
義崇がどれだけ慎一を好きか、どんなに慎一を犯したいと思っていたかが恐ろしいくらい伝わってきます(´Д`)
もし慎一を抱けることがあれば、五回くらい妊娠するほど腹に射精してやろうと妄想する義崇がコ・ワ・イ☆

夢精も精通も慎一が初めての義崇は、今じゃすっかり女を泣かすゴールドフィンガーの持ち主です。まさかこんなに女性とガッツリヤってるBL読むとは思いませんでした。
女の膣に突っ込みながら、慎一の尻の中を想像してイク義崇に正直引きました。


そんな男に愛された慎一。慎一は「普通」の男性だなという印象です。
義崇の想いを受け入れた慎一ですが、彼は義崇のように昔を引きずる執着心があるわけではなく、「普通に」義崇に恋をしたのではないかなと。

逆にそうでないと、この作品はとんでもなくドロドロした感じになっていたと思います。

慎一が「普通じゃない」のは色事におけるアレコレでしょう(笑)
淫乱誘い受け…と言っていいのかな?義崇をあえがせるくらいのテクニックは持っているようです。

これCDになっても凄かったからなぁ…。


この『勘弁してくれ』はただ今連載中の「バタフライシリーズ」とコラボ(?)するようなので、また義崇×慎一に会えるかも(o・v・o)

楽しみです☆

2

怖さと甘さを両方あわせ持つ そんな最強年下攻めv

最強年下攻めなんじゃないでしょうか?
良く懐いた猛獣のような年下攻めだと思います。
受けである慎ちゃん限定で、ほかに対しては鬼畜。
慎ちゃんにもときどき鬼畜属性を向けはするけど
基本的にワンコでヤンデレ・・・怖さと甘さを両方あわせ持つ
そんな最強年下攻めv

これを崎谷はるひがエロエロに書くわけですから
たまらんのですっ!

『勘弁してくれ』
『冗談じゃねえよ』
『どうにかしてくれ』
と3話入っていて『どうにかしてくれ』は、攻めである義崇視点なんですよね。
慎ちゃんと再会するまでどんな性生活を送っていたのかが
書かれてて義崇がどんだけ怖い男なのかがわかります。
正直、これ読んで義崇に引いちゃう人もいるのではなかろうか?
かなり酷い男ですよw
でもそんなスリリングな年下のいい男が慎ちゃんだけは特別で夢中なのですよv
激萌え!

これCDのキャスティングも、かなりよくってv
崎谷はるひさんの本で好きな本の上位にランキングします。

1

義崇、よかったね!

このお話を読んでまず思ったことは、タイトルの通り、「義崇、よかったね!」という感想でした。読んでる途中によそ見をできないほど、お話にぐいぐい引き込まれました。
年下・執着 X ツンデレ・淫乱CPがお好きな方にはおすすめです!
(ただし、女性との濃厚な絡みが描かれている箇所があるため、苦手な方はご注意ください。)

お話は下記3篇が入っています。
1.『勘弁してくれ』・・・慎一と義崇の出会い編(あらすじの通り)
2.『冗談じゃねえよ』・・・義崇が手を出してこない。慎一の悩み編
3.『どうにかしてくれ』・・・義崇の回想編

個人的には、義崇の回想編が一番読みごたえがありました。
一番好きなのは、高校時代の慎一が当時の彼氏と自室でキスしてるのを小学生だった義崇がのぞき見するシーン。このとき、キスの合間から見える慎一の舌に、義崇は噛みつきたい!と物思う描写があるのですが、その表現が秀逸なんです。ただ覗いてるだけなのに(笑)、ものすごく官能的です。

踏み台にした女性達に対しては本当に酷い男なんですが、慎一には本当に一途で健気なので、そんな部分にはちょっと涙さえ出てくるくらいです。
ラスト一文も、あの時噛みたいと思っていた舌についての描写で終わるんですよね。
本当に、なんとよくできたお話か!と思いました。

もちろんエロさも濃厚です!でも私にとっては寧ろ、義崇の壮大な片想いが実ったことにほっこりする作品です。執着攻めお好きな方はぜひ読んでください!
※CDは、義崇のヤンデレ風味が色濃くなってます♪

1

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