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お客様に恋してもいいですか? 2

okyakusama ni koi sitemo iidesuka?

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表題作お客様に恋してもいいですか? 2

織田 庵、サラリーマン(類の顧客)
服部 類、仕立て屋

あらすじ

仕立て屋と顧客という壁を乗り越え、紆余曲折を経て恋人同士となった仕立て屋の服部類とサラリーマンの織田。順調なラブラブな生活を送っていたが、類のイギリス修行時代の親友:ハリーがやってきてーー…!?純情リーマン×美人テーラーのドタバタラブストーリー?単行本限定の描き下ろしイラストやおまけマンガも収録!

作品情報

作品名
お客様に恋してもいいですか? 2
著者
安里 
媒体
漫画(コミック)
出版社
MUGENUP
レーベル
エクレアコミック
シリーズ
お客様に恋してもいいですか?
発売日
電子発売日
ISBN
9784434309502
3.7

(20)

(6)

萌々

(6)

(5)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
72
評価数
20
平均
3.7 / 5
神率
30%

レビュー投稿数4

もっとlovelyたちを摂取したい!!

やっぱり大好きな作品です!

メインの織田さん・類はもちろん、今回キュンとしたのは織田さんの後輩・山城くん!

山城!山城がこんなに可愛かったなんて_(:3 」∠)_

正直ビジュアル的には1巻のときから類よりも好みだったんですが、、ただのチャラい後輩かと思ってたら、、織田さんとそんな過去があったのか!!2巻読んだ上で1巻読んだら、二人の見え方が変わりそうです。ぜったい読も。

今作では類とハリーのロンドンでの話にも触れられており、全体として結構過去話にページを割いているためか、お仕事BL要素は控えめです。ゆびぬきくんは良い仕事をしてます・・・(*´◒`*)

ドキドキしながらどうなるのか、ストーリー展開を楽しんでほしいので、ネタバレなしのレビューにします。

エッチなシーンはあいかわらずどちゃシコく・・・今回は暴走した織田さんもいます。ここは好き嫌いわかれるかもですが、個人的には好きです♡

3巻あるのかな?

織田類はもちろん、山城くんをもっと見たい!
期待して待ちます!

2

当て馬に嫉妬と過去

1巻で両想いになった織田と類ですが、2巻ではふたりの過去のお話と当て馬登場です。
類がロンドンでの修業時代にいろいろ助けてくれてルームメートのハリー。
当時のふたりがロンドンで恋人にならなかったのが不思議なくらいの距離感でした。ハリーが類にするハグ、そして、(わたしはアメリカに住んでいたのでイギリス英語はちゃんとわからないのですが)ハリーが「lovely」「cute」と言うのがとてもゲイらしいと思ったからです。
類が織田と身体の関係を持つようになってセクシーさが出てきたから、ロンドン時代は子どもに対する態度だったけど、日本にきて織田と類にちょっかいを出したくなったという感じなのでしょうかね?

そんな当て馬ハリーのおかげで、なかなか織田と類のラブラブシーンは出てきませんが、時々出てくる類のあざといかわいらしさは健在です。織田相手にどういう顔やポーズを取ればいいのか分かっていますよ!小悪魔類は!!
まず、表紙からそうですもんね!
織田に対して「僕かわいいでしょ?」という態度をしながら,「この男は僕のだよ!いいでしょ」と読者にマウント取っているようにも見えますよね。
同じ年のふたりなのに、類の姐さん気質なところで織田を包み込み、手のひらで転がしている感じもいいですよね。

いつも行儀のよいワンコで「いい人」だった織田が、今回は嫉妬に駆られて類に目隠しして自分勝手なセックスをしてしまいます。恋人同士でもやってはいけないことだとは思うけど、そんな織田の姿に少し安心しました。ちょっと人間らしい気がして。
そんなことをされても「織田さん…すき…」と言う類の強さと健気さもよかったです。

そんなふたりの仲を再び取り持つのも、やっぱりスーツです。類が織田のために初めて作ったオーダースーツです。人生の節目に作るオーダースーツは、ふたりにとって新しい一歩を踏み出す、そして思い出のスーツになりました。
もちろん、描きおろしに合った仲直りのエッチも良きでした!!
これはぜひコミックスを買うべきです。

この作品の良さは、登場人物がみんな素敵だってことと、スーツのディテールや丁寧に描かれている絵柄だと思います。いくつかのテーラーさんが主人公のBLを読んでいますが、安里先生が一番よくスーツについて勉強されているな、と感じます。


1巻に続き、理解のある織田の同僚たちが今回も織田のサポートをしてくれます。でもまさか後輩の山城くんが高校時代から織田のソフトストーカーだったとは!恋心に気づいた時点で失恋って切ないですよね…。
安里先生の中にはずっとあった設定だそうですが、彼にもぜひ幸せになってもらいたいです。

きっと読んだら皆さんも、当て馬だったハリーと織田に片想いをしていたと気づいた山城くんの恋の行方がきになりますよね!
安心してください!スピンオフ決定しています!!
3巻も楽しみですね。

1

大好きな作品だからこそ

この作品、すごく大好きで2巻が刊行されると聞いてそれはそれは楽しみにしていました。

うーーん…すみません。辛口の評価になってしまうんですけど、こんな2人の続編が見たかったわけじゃないので「中立」評価にしました。1巻がすごく良かっただけに、大好きな作品だからこそ…期待値が高すぎたかも知れません。とりあえず落ち着くところに落ち着いてハッピーエンドではあるんですけど、モヤモヤ感は拭ませんでした。


2巻は類のイギリス修行時代のルームメイト兼親友のハリーが日本に来るってところから物語が始まります。2巻ともなれば予想はしていましたが、当て馬ターンかな…と。
まぁ、そういう目線で読んでいたので、ハリーの多少の引っ掻き回しはある程度の予想範囲内でした。

だけどハリーの行動にイライラより、主人公の類と織田にもモヤモヤです!

類がハッキリしないのも何だかな…
織田もちゃんと不安なところは伝えよう&話を聞こうよ…
ハリーは勝手な牽制はやめてもらいたい…
山城…その行動に意味はあったのか?


何かですね、登場人物みんなが絶妙に悪い方向にから回ってるから、話がややこしーくなっています。それがすごくモヤモヤする。後で誤解が解けたとて、スッキリしない…。
ヤキモチやすれ違いは、恋愛スパイスの1つとして有効だし愛を深める効果もあるので良いとは思いますが、演出があまり功を奏していないように感じました。


から回った理由も経緯も頭で理解は出来るし、仕方ないかな…とも思うけど、やっぱり類と織田には基本的に揺るがないラブラブでいて欲しかったですね。2巻ではそれがあまり見えなかったから残念でした。

描き下ろしはやっと拝めた2人のイチャイチャでしたが、本編のモヤモヤを上書き出来るレベルではなく、しかもあまりページ数もなく…って感じなので不完全燃焼でした。最後はドロドロのあまあまに仕上げて、トントンだったんじゃないかな。

今巻はお仕事BL的に要素が薄め。もう少しスーツの仕立てに焦点を当てても良かったと思います。総合的に、登場人物たちの立ち回りがゴチャっとしていた印象だったので、もう少しスッキリしていたら評価が変わったかもと思います。

5

ありがち

BLの続編にありがちなカサ増し当て馬物語でした。1巻とまとめて本棚から削除することになったので、こんな内容だったら買わない方が良かったです。
ハリーはもっと良さがあったと思いますし、当て馬扱いが勿体無かったです。
攻めの後輩も攻めを好きだった当て馬扱いで勿体無かったです。
最終的に見せられた続編またはスピンオフを匂わせる当て馬同士の出会い……。メインCP2人の続編というよりは、ハリーと攻めの後輩のCPをお披露目するための2巻だと思いました。

1

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