電子限定描き下ろし付
<攻×攻 Dom/Subユニバース>待望の続編!
一巻も大好きでしたが二巻は、予想外に政治的というか、現実世界の同性愛権利問題に思いをはせるような内容になっていて嬉しい驚きでした。またジャージ姿の最上選手に萌えたーいわくわく、と読み始めたのに思いもよらない真面目な読後感を感じ、BLって萌だけでない、すごいなーと改めて思いました。
Subをスポーツ界でカミングアウトするということが、現実世界でもスポーツ選手のカミングアウトは特定の競技以外だとものすごく少ないことにも理由があるのだろうなと思いを馳せました。お兄ちゃんが思いの外悪役ポジで引っ掻き回してくれましたし、スキャンダル報道もあったけど、根っからの陽キャかつ自分の人生自分で掴んでいく人最上選手がぱきっと最後は解決してくれるでしょうと心から信じられるようなキャラ設定なので、心から安心して読めました。それはもう最後は正義が必ず勝つ水戸黄門を見ているような安心感でございました。
期待を裏切らず最上選手は数々の名言を残してくれ、なかでも心に残ったのは、「ほんとに自分が正しいと思っていたら考え方の違う人を認めても自分が間違いになるわけじゃない」ということば。政治的視点の違いで罵り合う人も多いご時世ですが、多様性を認め合うことの根本はこういう心持ちだよな、と感動しました。
また、最後はパートナーシップ制度など、法的なところから個人を守る、という視点が新しいと思いました。困難は個人の頑張りで乗り越える!結末なストーリーは多いですが、現実問題、個人の頑張りに頼らず法から、制度から変えて個人が守られてなきゃいけないよなと改めて気づきました。
でも、やはり最上選手の個人としての勇気と強さと愛が結局は周りを動かしたわけで、そんな人物描写が素晴らしい主人公でした。マイノリティの権利が少しずつ向上していく歴史には、いつもこのような素晴らしい先人の勇気と強さがあるのだよなと、思わず歴史にまで思いを馳せる、素晴らしい読書体験でした。
Subになってとろとろになっちゃう最上選手もいいのですが、俺が呼んだら必ず来るって言われるハゼクラ先生の方がdomだけど尻に敷かれてるっていう関係も微笑ましいです。
ラブ重視の1巻も最高でしたが、真面目でも愛が更に深まる2巻更に最高でした!
続編待ってました
最上がとにかくいい男で良かった
すごく良かった
真っ直ぐなのに、暑苦しくなくてスマートなのに情熱的
支倉の方がもっと要領良く生きられそうなのに、不器用なところも可愛かった
すごくぴったりな二人だと思う
お兄さんは、なんか切なかったな
彼も救われるといいのになと思っちゃいました
DomSub作品はいろいろありますが、この二人の関係性はすごく素敵だなと思います
またこの二人のお話が読みたい
とにかく大好きです
2巻が発売されると知り1巻から一気読みしましたが、やはり受けの最上が最高に男前でした。
今回も持ち前の明るさとあっけらかんとした前向きさで、トラブルを回避して行く様子がお見事でした。
そして優しく余裕があるようでいて実はヘタレな支倉にあんな過去があって、それがトラウマになっていた事がこの巻で判明してました。正直言って支倉をそこまで追い込んだ父兄をぶん殴ってやりたくなりました。
チームメイトの嫉妬から最上のダイナミクスがスクープされて、支倉兄との思わぬ対決までがありましたがここでも最上は強かったです。
もしかして支倉が最強のDomとして覚醒して、グレアで兄ちゃんを打ち負かすのかと思ったりもしましたがそんな事も無く。www
最上の懐深さに支倉兄がタジタジになってて、それが実に小気味良かったんですよ。
最上に嫌われるのを1番恐れてたと告白する支倉がめちゃくちゃヘタレで可愛かったです。
最後には自分たちだけの為じゃなくて、ダイナミクスによる差別に翻弄される人が少しでも減るようにと動く姿が凄く素敵でした。
しかもセーフワードを兄ちゃんの名前にするとか、冗談まで言えるように支倉が強くなってて胸熱でした。
スピンオフで支倉兄がSubにギャフンと言わされるお話とか出ないですかね。www
前作が好きだったのでとても楽しみにしていました。
先生があとがきでストーリーが受け入れられるか心配だったと言うような事を書かれてましたが評価に答えが出てますよね!!
お話の中にはそんなに上手くはいかないなというシーンもありましたが全体を通して2人の良い関係が育っていくのが楽しめました。
そして、どこかで2人体制の表紙に出会えますように、、(祈)
続編が決まった時から単行本お待ちしておりました。
今回は難題でしたね…サブスペース。
支倉の人間性、家族との関係が知れました
最上はやはり強い…ここまで強い男性はいるのか…?いや、きっと彼も不安だったでしょう
強がっていた自分の気持ちを打ち解けるシーンが好きですね…貴方だから話せる、そんな大切なシーン。
支倉が最上に対して首を絞めてしまったり厳しい行為をしてしまって自分を責めるシーン、非常に辛かった。
いろいろ問題が発生しましたがこの二人だからこそ乗り越えられた問題でした
最初の旅館での濡れ場で癒されますね…またサブスペースに入る場面。あれは、もう本当に好き…この二人を愛してる…末永くお幸せに……
ありがとうございます。