38歳にして人生初の発情期を迎えたΩ。αの親友を前に身体の奥が快楽を求めて疼き出し!?

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ビギナーなΩ 38歳、初めての発情

beginner na omega 38sai hajimete no hatsujou

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表題作ビギナーなΩ 38歳、初めての発情

葛城史郎,医者,38歳,α
尾木千早,リーマン,38歳,Ω

あらすじ

【電子書店、描き下ろしイラスト1P収録】おじさんΩ、38歳にして初めての発情!?αの親友を前に体の奥が反応し――。中学の時に「発情期が来たら僕の番になって?」と幼馴染で親友のしろ(α)にプロポーズされた千早(Ω)。しかし…それから24年、発情期は来ないまま38歳に。しろとは相変わらず友達だが、『あの約束は時効だろう』と思っていた。それなのに…ある日突然しろの前で発情期が来てしまい!?人生初の発情期に快感を求め乱れる千早。その姿を見て、しろは「いい匂いだ」と千早のを扱き出し!?部屋中に広がるフェロモンと響くいやらしい音。更には、千早のナカがしろの熱いモノを欲して疼き出し…。約30年の片思いが動き出す――。※こちらは話売り『ビギナーなΩ 38歳、初めての発情』1~4話を収録した単行本の電子版になります。重複購入にご注意ください。

作品情報

作品名
ビギナーなΩ 38歳、初めての発情
著者
九条AOI 
媒体
漫画(コミック)
出版社
青泉社
レーベル
秋水デジタルコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784867780008
3.1

(20)

(2)

萌々

(5)

(8)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
3
得点
57
評価数
20
平均
3.1 / 5
神率
10%

レビュー投稿数3

少年の時の約束

設定が好みでした。
少年の時に番の約束をして、それなのに、38歳にもなってヒートがこないΩ。
いいですね。そそられる設定です。
そして、諦めていたのに突然ヒートが!!

突然のヒートに戸惑うようすや、しろの苦悩の様子とか。もっと見たかった。
多分、ページ数の都合で削っちゃったんでしょうけど、せっかくの素敵設定なのに、さらっと話が進みすぎたのが勿体なかったです。
イケオジの魅力とか、しろさんには彼女らしき人はいなかったのかな?ずっと千早だけを求めていたのかな?

しろさんも、千早のヒートは諦めていたんだと思うんですよね。でも、千早が好きだから、ずっと友達として側にいて、誰とも結婚せずにいようと思っていたんでしょう。万が一、千早が発情したらプロポーズするために。

無事、プロポーズして結婚できて良かったです。
運命の番じゃなくても、心で強く繋がっていますから、幸せになれると思います。

3

一途な誠実αに愛されて

38歳、初めての発情。
のタイトルに引かれ。

中学の同級生のしろと千早。
しろはαで、成績も性格も良くて。
一方千早は、Ωであることを隠してしろと親友付き合い。
でも、しろは千早がΩだと気づいてた。そして真っ直ぐに「ボクと婚約して下さい」なんて。
千早はその時「ヒートがきたら考えてもいい」と答えるんだけど、それから24年…

ヒートの来ないΩの千早と医師になったしろは今でも友人。
しかし、38才にしてついに初のヒートが来て2人の関係に変化が!
…という物語です。
ヒートが来て遅まきながらしろへの恋心を自覚する千早だけど、今更プロポーズは無効?とか迷っちゃったり。
自衛が足らずに男が寄ってきちゃったり。
作品自体あまり長くないせいもあって、色々詰め込んであります。
もちろんあの少年の日のプロポーズはしろの中でも有効です。いやそれ以上。
もう指輪まで用意してるんだもん!
長〜い想いがやっと叶ってよかったね、しろさん。

描き下ろしは番になって数年後。
2人には子供もできて、小学校の運動会の日の夜のエピソードです。まだまだ甘々な2人のようです。

3

気持ちに気付くのが遅いよー

焦ったい。ああ、焦ったい。
親友と番になるまでのお話なんですが、ジレモダ系です。
視点はΩの千早。千早の視点ではあるけど、何でか相手のα・史郎(しろ)の気持ちの方がビシバシ伝わるちょっぴり切ないお話です。

ストーリーはというと。
Ωの千早は周囲にはβと偽っています。学生時代、千早をΩだと気付いた親友の史郎(しろ)から、自分と番になってと実質上のプロポーズをされます。千早は、自分に発情期がきたらね。と約束を交わしましたが、発情期のないまま38歳まできてしまった…という始まりになります。

えっと。千早はしろと条件付き番の約束をしてはいますが、恋心があるかというとそうではなくてですね、38歳まで発情がこないことに殆ど諦めの境地にいます。だからあの時の番の約束も無効だろうとな…と思っています。
対してしろの方は、千早視点から見ても千早のことが好きなことがガンガン伝わります。


そんなある日、ついに千早に発情期が訪れます。
発情期の身体の変化には戸惑うものの、これまで発情期がなかったから、あんまり危機感がないんですよね。しろの方はαにも発情期にも気を付けろって言うのに、どことなく他人事。
発情期のときにしろに身体を鎮めて(エッチはしてない)貰ってから、少しずつですがしろに意識していくようになっていきます。匂いを嗅いだり、発情中のときには史郎のことを思い出したり……でも、まだ自分の気持ちには気付いていません。

しろとしては、千早に発情期が来てしまったことで尚更千早のことを気にかけます。そこらへんの男たちを牽制したりね。
千早ももちろん番の約束を覚えているけど、しろは自分のことを好きじゃないと思っています。だから発情期が来ても、じゃあ俺たち番になろーぜ!とはなってない。
発情期が来たらの約束を一番待ち望んでいたのはしろだったのに、悲しすぎる誤解。ていうか、あんなに愛されていて気付かないかな∑(゚Д゚)

千早の中で大きくなっていくしろの存在と好きの気持ち。千早の中でも元々しろへの気持ちはあったと思うけど、身体の変化が自分の気持ちを教えてくれたってところでしょうか。発情期に振り回された恋ですね。
ま。でもあとは理想通りの展開でした^^

38歳の発情が遅かったかどうかというと、私はそうは思わなかったです。時期より、その意味が大事だったと思います。発情期がもし早くに来ていたとしても、千早がしろのことを好きじゃなければ結局番にはなってなかったんじゃないかな。だから、38歳の今が2人にとっての番適齢期なのかも知れません。それまで親友として過ごして来た年月にも意味があったような気がしました。


大人の恋ってよりは、ピュアな恋のお話でした。超純愛です(^ ^)

2

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