「番契約解除までに俺の欲しいものを用意出来なければ離婚してくれ」

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表題作離婚しやがれ、α様

西園寺 天星
α
レイ
後天性Ω症候群・元β

その他の収録作品

  • 描き下ろし:はじめての巣作り
  • カバー下:表紙イラスト

あらすじ

レイと天星は番契約済の「新婚」。
しかし契約を解除できる薬が開発されたことで
「運命の番」という関係性自体盤石ではなくなって…!?

セックスも新婚生活も独善的な天星にレイは離婚を決心する。
怒りをあらわにする天星と煽るレイ。
「そんなに俺と別れたくねーの?旦那様」
「オレとセックスした後で他の誰かとヤレんの?」

運命をやりなおす、新感覚離婚オメガバース開幕!!
夫夫ゲンカの行方は果たして…!?

描き下ろしは、レイ初めての×××で天星が大興奮…っ!

作品情報

作品名
離婚しやがれ、α様
著者
紺色ルナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
彗星社
レーベル
Continuer.
発売日
電子発売日
ISBN
9784434309342
4.1

(160)

(68)

萌々

(59)

(26)

中立

(5)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
21
得点
659
評価数
160
平均
4.1 / 5
神率
42.5%

レビュー投稿数21

後出しパターン

なんだか始まりがエッチはするけど仮面夫婦?な感じで…。条件付きの望まない番契約だったのかな?どうしよっかなと思ったら…。

なぜ攻めはあんなに偉そうなのか?受けは離婚したいのか?愛情は全く無いのか?
そして離婚の条件はどうなるのか?
なところで時が戻り高校時代の回想へ…。

なんというか言葉のあや?言葉足らず?本音を言ったら死ぬ病気?
あの時ああ言ったから…って頑なですよね、BLって。

というか西園寺が不器用すぎるのか?離婚したくなかったんだよね?なぜ素直になれないの〜?

父ちゃんの腕時計を知らないからってそんなふうに言うな!

0

暗くない前向きなオメガバース

番になるまでの紆余曲折を楽しむオメガバースが主流の中、こちらは既に結婚してます。
番っていて体の関係もバッチリ上手くいっているはずなのに、受けくんからの突然の離婚要求。
猶予は番解除薬の効果が出る1ヶ月後まで。

攻めはハンサムでお金持ち、仕事、地位もあり
由緒あるα家の次男で受けを溺愛してます。
すべて完璧なようですがオレ様気質なため自分基準で物事をとらえてしまい、言葉足らずな面があります。

受けはβからΩにバースが変わったことによって攻めとたまたま番えたと勘違いし引け目を感じています。
素直じゃないので本心を言えず、攻めを愛しているからこその離婚宣言なのです。

幼馴染みで友達から夫夫への関係の変化にほんとはお互いにすごく嬉しいのに大切な事を言葉にする努力が足らず、残念ながらすれ違ってしまいます。

陰湿、差別的な要素は極力抑えながらもオメガバースの特性から逃れられない切なさが甘く素敵にまとまったお話でした。


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オメガバースものでオリジナル設定がありおもしろい

特定の番にしか反応しない番因子が発見されその働きを無効化できる薬、グッズがある世界です。

後天性のΩが運命の番相手に、緩やかに効果が表れるチョーカータイプの向こうグッズをつけて、効果が出る1か月以内にほしいものをくれなければ離婚してほしいと切り出します。
いろいろと複雑な背景と気持ちがあるゆえのΩのちょっと難しそうな条件に、余裕そうな態度で応じるα。
噛み跡の上にチョーカーという組み合わせが独特で興味をそそられました。

それぞれ想いあっているのに、どっちも素直じゃないやりとりがじれったくも楽しいです。

グッズの効果で番が解消され、その後に大事件が起こってそこでようやくお互いが両想いだったことがわかります。
その展開、わかっていたけれど、わかっていたからこそ、わかっていても、うーん、とにかくとっても甘々で安心しました。

最後はちょっと駆け足だったけど、甘い甘いハッピーエンドでかわいいお話でした。

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離婚しやがれ、α様

オメガバの番が解消できる設定
面白かったです
最初から両思いなのにもだもだしてて最後までもだもだしてるの可愛い
アルファがオメガに尽くすのが大好きなので
途中のプリティー○―マンのようなシーンが楽しかったです

お互いに好き同士なのに
無理矢理番契約させてしまったと思い込んでのモダモダ
大変良かったです
クセのあるお兄さんも良いキャラクターでした

オメガのトロ顔がとても可愛くてセクシーでした
それがすごく好きです
お話も絵も可愛くて良いです

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離婚へのカウントダウンが気付かせてくれた本当の想い

近道で番になったけど、なんか遠回りしちゃってる2人でした。あー…焦ったいぃぃ〜
好きなのになぜ離婚を切り出したんだろ?と意味プーでしたが、番になった経緯を知るとなるほどでした。
好きの気持ちを伝えてない、伝わってないところからのモヤモヤで始まる離婚宣言。寝耳に水の通告に焦る天星の離婚回避奮闘劇が始まります。

お互いに大好きなのに、しかも番にまでなってるのに、拗れている2人にやきもき…。親友のときから既に想いはお互いにあって、番になったことはむしろラッキーじゃね?って感じなんですけど、仕方なく番になってしまったと思い込んでるからこそのボタンの掛け違えに胸が苦しくなりました。
本気で好きだからこそ、変に誤魔化す態度になっちゃったのが全ての元凶なんですけど、番関係に甘えずにちゃんとそこは言葉にしておくべきでしたね。完璧なαの天星とて、うまく立ち回れないこともあるんだなと、それはそれでキュンときちゃいました。でも焦ったいぃぃ〜(2回目)


離婚が物語の始まりってのがあまり見ないオメガバース展開で面白かったです。
付き合っていたわけでもなく、告白し合っていたわけでもない交際0日の番契約は、不可抗力のシチュエーションだったかも知れないけど、その状況でしっかり結ばれてしまうことや、βだと思っていたのにΩだったってことが分かったこと、しかも発情期に居合わせたことを考えても、番うべくして番った2人なんだと思わざるをえませんでした^ ^

好き合ってるのが分かるだけに、すれ違いの攻防が続くシーンは切なかったです。
それでも最後は文句なしの読後感。幸せに満たされて本当の意味での番になった2人を見て思わず笑顔になりました。

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