電子限定かきおろし付
ろじ先生作品を4作読みまして作家買いをしようとこちらも手にとりました。
子育てものだとタイトルでわかるのでそこはいいのですが、ほぼ家族、親、夫夫にまつわるお話。
いい内容だと思いますが、理想だな〜と感じてしまいました。
ひろの描き方とか、考え方などの違いは話し合ってわかり合って乗り越えていこうとか。
子育ての大変さや愛と奈央のぎくしゃくな場面が多いよりはいいですが。
幸せな家族でいるためにひろを王子様のように育てて笑顔が絶えない感じが理想だなと思いました。
『秒でわかるBL』ってカテゴリーに惹かれたのが最初.こんなに素敵なファミリーの形がたくさん生まれるはずなんだから、近未来の日本でも同性婚が認められますように!と切に切に願わずにはいられない、そんな作品です.
作者のろじ先生の描くbabyひろがね、とにかく可愛いんです!そうそう、こんなんだったわよ!って何度も何度も頷きながら読み進めます.愛ちゃんのごりごりの強さは眩しすぎるくらいだけれど、奈央くんの優しさの中にある強さも素敵なんです!
折に触れて何度も読み返している作品です.
エロは一切なしで、BLなんだけど家族愛もあるからBL初心者の方に勧めやすい作品だな〜という印象。
カプ紹介を一言でするなら1人でなんでも抱え込み気質✖️単細胞ポジティブ人間
愛(受け)が愛されて育ったんだなとひしひしと感じることができるのともうとりあえずいい子すぎる、いい子すぎてそりゃ奈央(攻め)も絆されるし好きになるわ…と思った。
同性婚が認められたけどまだ一般普及はそこまで…という設定だからオメガバとは違って同性恋愛の葛藤もありつつ子育てもあるのが個人的には好ポイント。正反対な2人だからこそのすれ違いや折り合いがとてもよくて、そこまで辛い場面がないのも読みやすくてとてもよかった!
良いお話でした。
同性婚が認められ子供も持てる世界観で。
親になるには家族になるには。
子育てと家族の幸せと親としての葛藤と。
きっと普通はないんだなあ。完璧な人がいないように。
BLでも子育てものはたくさん出てますが、このお話は乳幼児期子育てが比重が重くて、心が痛かったです。
なぜなら子供を産めなかった自分を未だに整理がついてないから。
論点がずれてるのは承知なんですが、普通は結婚したら子供がいる、産める、家族が増える、子育て大変、そんな偉業をさぼってるように言われ続けてきたので…。
ちゃんとあらすじや内容やレビューを確認しないで読んだ自分が悪いです。
子育てBLは個人的に当たり外れが大きいのですが、こちらの作品はとても気持ちの良い読後感を得られました。養子として2人の子供になったひろ。大人の理想を詰め込んだ子供として描かれているわけではなく、奈央と愛がたっぷり愛情を注いで育てた結果、自己肯定感の高いのびのびとした子に育ったんだなぁと自然に可愛いと思える描き方で、口調も幼児言葉が多用されておらずすんなり読むことができました。
奈央と愛がぶつかる壁も、同性同士の悩みというところは男女の夫婦にはないものだけど、他はすべてあらゆる夫婦がぶつかるもの。赤ちゃん期の泣くばかりの子に対応する大変さ、イヤイヤ期の大変さ、子育てと仕事を両立させる大変さ、幼稚園での付き合いの大変さ、自分と親の関係性を踏まえた親になることへの不安。子供を1人持てばたくさんの苦難を乗り越えなければなりません。しかし、それらを1つ乗り越えるごとにパートナーとの絆は深まり、子供への愛も子供からの信頼も大きくなり、その時感じる幸せや歓びは言葉で言い尽くせないほどでしょう。3人の家族のあり方から私もたくさん希望をもらいました。ひろが大きくなるまで見守りたいですね。
