電子限定特典付き
初めての作家さん。
この作品の情報も何も知らず、試し読みからの購入だったのですが、ほんの数ページの試し読みがすごく良くて購入。
試し読みは裏切りませんでした!
BL要素と仕事要素の絡みが抜群に良くて、最後まで衰えない面白さでした(≧∀≦)
作品の舞台は芸能界。
人気絶頂のアイドル・祐樹と、祐樹が憧れるバンドメンバーで、アイドル嫌いのダイスケとのラブストーリーです。
2人の最初の出会いは、身体からです。
祐樹がダイスケにギターを教えて欲しいとお願いしたところ、ダイスケからレッスン代はセックスで。と言われてしまい、そこから2人の個人レッスンプラス身体の関係が始まっていくというもの。
いきなり!な展開にエロ多め作品かなと思っていたんですけど、全然違いました。身体から始まってある程度気心知れた関係になったそのあとからが、この作品の見どころです。
祐樹はギターレッスンを重ねていくうちに、音楽の楽しさややりがいを見出していくようになっていきますが、自分のやりたい音楽とアイドルとして求められている音楽の違いに、祐樹の心は激しく乱されます。
そんな不安定な気持ちのままダイスケに抱かれたことで、ダイスケと衝突。
祐樹のやりたい音楽をさせて貰えない不満をダイスケに吐き出したわけなんですが、ダイスケからすると、恵まれた環境にいて甘えたこと抜かしてんじゃねーよ。ってなことです。
ダイスケの言い方はキツいけど、間違ったことは言ってないです。間違ってないからガーンとなった祐樹の姿が、あああ…
この作品の、こうした仕事観や仕事に対する思い等が丁寧に抽出されているところが、深いし引き込まれるし、凄いなと思いました。最後まで目が離せなかったです。BLの部分もそれに呼応して、めちゃくちゃ良いんですよー!!
ケンカ別れみたいになっちゃった後の2人の変化がすごい良かったです。
特にダイスケの歩み寄りには驚きでした。
祐樹のことを好きなんだなってすごく伝わる行動に、もーねー…私は幸せいっぱいだよ。
ストーリーだけじゃない、絵も最高です。
迫力あるライブシーンや、見開きページは圧巻。ちょっとしたギターの絵ですらスゲー!ってなりました。
脇役のみなさんの存在も忘れてはならない推しポイント。
ダイスケ側にも祐樹側にも素敵な仲間たちがいて、彼らのプッシュとフォローと優しさと見守りには胸がじんわりと温かくなりました。やっぱり良い作品には良い脇役が欠かせないのよ〜
ダイスケが祐樹をどんどん好きになっていくのは萌えまくったし、最後ら辺なんかはデレがいっぱいで、ニヤニヤ止まりませんでした。
最初とのギャップが堪りません(^^)
読後感良しの素敵な作品、めちゃオススメです!
先生の前作(デビュー作)が大好きで、今回のお話も試し読みをして購入しましたが想像の100倍良かったです。
話のテンポもよくしっかり内容があって読み応えたっぷりでした。設定もしっかり生かされている感じがしましたし、ストーリーが良かったです!!
バンドマン×アイドルのお話ってあんまりないような気がしますが、とても面白かったです。
バンドマンとアイドルの気持ちの描写や言葉も実際にそう感じてる人も居るんだろうなと思うところもありました。
1月のNo.1に入るくらい良かったです。続きがあればどういう話になるのか気になります!!
尖った癖のあるアイドル嫌いのバンドマン:ダイスケ×キラキラの売れっ子アイドル:祐樹
まるでライブハウスにいる様に音が間近でずっと鳴るようにビートがずっと響いてライブを観てるワクワクが止まらない感情が表情にそのまま表れるのアイドルと
かなり尖ったバンドマンとののキャラクター対比やストーリー中の音楽についても物語の中に引き込まれ飲まれていく感覚に陥る作品です。
もともと、音楽をリスペクトしてバンドを追いかけてたアイドルをあしらう為の『取引』に飲まれて抜け出せななくなるバンドマンの心情の変化がまた面白く、周りのイイ大人達のアシストが素敵な世界観を出している。
修正Cモアさん.ライトセーバー
これは!
バンドボーカルとアイドルなんてけしからん!(最高)
バンギャで腐女子みなさん?ドルオタで生ものBL薄い本買うみなさーん!ここにありますよ〜
一度はテレビ観ながら妄想したことありますよね?
ここに具現化してまーす!
ゴリゴリバンドマンもアイドルやべーなっていう声が聞こえてきた。。。ダイスケ陥落ですね。
ゆうきくんはさすがアイドルです。欲望に素直で志高い!
続きは?
これから流出したり揉めたりして愛を深めてほちぃ。
大好きなバンドのボーカル・ダイスケに憧れているトップアイドルの祐樹。
ひょんなことからダイスケにギターを教わることになったけれど、そのレッスン代はなんとセックスをすること…!という、かなり激しめなところから始まるふたりの関係。
思っていた以上にヒリヒリしている場面が多い印象でしたが、それがとっても刺激的で最高でした。
アイドルが嫌いだと言っていたダイスケも祐樹とは相性が良かったのか、言葉は厳しいながらも柔らかな表情を見せたり。
祐樹もギターに触れ、音楽を純粋に楽しむ笑顔にはアイドルの顔とは違うキラキラがあって。
性格や立場なんかも全然違っているけれど音楽を通して繋がったふたりが、自然と距離が近くなっていく様子にめちゃくちゃドキドキでした。
アイドルとしての自分がどうあるべきか?という壁にぶつかった時は、ダイスケとも気持ちが交わらずにハラハラしましたが。
そういう部分も全て糧にして成長していく祐樹は本当に眩しかったし、祐樹のそばで変わっていくダイスケも見ることができて。
お互いプラスに影響しあっているのがわかるカップルなのが本当に素敵だなと感じました。
恋人同士になったふたりはどんな日々を過ごしていくかな。その後の彼らも見てみたいなと思いました。