電子限定特典付き
教授モノ好きでして、ほぼほぼエロ話なのに、探究心から客観的なレビューとモノローグがおもしろく下品にならないのがよかったです。
須賀井はレビューを見てエロへの好奇心から五百路に近づいたけど次第に恋心になっていってほっこりできました。
五百路がエロいのに淡々としているのがいいんですよね。そこは教授らしさを保っていてくれて萌えでした。
2人中心に話が進み、邪魔が入ったり横道に逸れないのでとても読みやすかったです。
タイトル通りで、普段はまじめな大学の先生が、実はHなアイテムのレビューアさんというお話。
それに気付いた学生、須賀井くんが、先生のこのが気になり始め、思い切って問い詰めたら。。
というような展開です。
ギャップに萌えてしまうっていうのと、先生のレビューがコミカルに書かれていて結構くすっと笑えてしまうのが面白かった。
読み終えてから、実は先生は前から須賀井くんを狙っていて、わざと分かるように全て仕組んでいたとしたら。。というちょっと怖い裏ストーリーを思いついてしまいました。。
タイトルが、本編の内容をめちゃくちゃ簡潔に言い表しています。
受・五百路先生の密かな愉しみに、だんだん巻き込まれていく攻・須賀井くんが、可愛かったです。
可愛くて、一生懸命な須賀井くんがめちゃくちゃ見どころあります。
自分で一生懸命考えて、五百路先生の真意を読み取ろうとしても、結局は五百路先生の思い通りになっているところ、とか。
五百路先生側は、研究者でもあり、突き詰めることが趣味のようなので、須賀井くんをこれからも愛しく思っていくでしょうが、逆は大丈夫か……?と少し不安になってしまいました。
未来の二人もみてみたいな、と思う作品です。
由元先生の描く年上受けがエロくて好きなので、今作はどんな色気のあるおじさまが見れるのかなー?と期待して読み進めました。
普段の五百路先生は物静かで優しげな人だなという印象だったけれど、実は毎日のようにアダルトグッズを使ってアナニーをしていて、さらにグッズの詳細なレビューを上げているという…そんなギャップがたまらなく良かったです。
そんな五百路先生の秘密に気付いてしまった須賀井は、いつしかエロい目で見始めてやがて自分の気持ちも自覚していくという展開に。
結局は手のひらで転がされていたのがわかるわけですが、その駆け引きはとても平和でなんだかほのぼのした気持ちにすらなったのでした。
結構危うい関係な気もしたのですが、周りにバレることもないしすんなりくっつくのでハラハラすることもなく、安心してふたりのエロい絡みを楽しめたお話でした。