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表題作我が恋はしのぶれど 上

(仮)黒風,龍神,旅館の住込み
(仮)良夜,化け狐,旅館の居候

同時収録作品我が恋はしのぶれど 上

幽玄(兄),鬼の大将
紅丸(弟),鬼の若頭

その他の収録作品

  • 【番外編】伍話の夜良の夢(描き下ろし)
  • カバー下:イラスト

あらすじ

龍の青年・黒風が働く「三毛猫旅館」は料理の美しさ・旨さで有名な妖怪たちの御用達。
旅館に長らく居候している食いしん坊の狐・良夜はいつも厄介ごとを持ち込んでは黒風を振り回している。
良夜は長年探し求めていた日本画を骨董市で見つけるが、一足違いで鬼の大将に買われていた。
絵を譲ってくれるよう頼みにいくと良夜を気に入った大将の弟・紅丸に「愛人」になれと迫られてしまう。
良夜の絵師に対する百年続く強い気持ちを知った黒風は、自分の心に生まれた想いから目を反らし、ともに鬼の屋敷へと乗り込むが――・・・。


世話焼きで苦労性な滝の龍神×天然無自覚・一途な化け狐
獣と妖たちの住まう世で、そっと生まれた切ない恋の物語。

収録作品
・我が恋はしのぶれど 第壱話~第伍話
・【番外編】伍話の良夜の夢(描き下ろし)

作品情報

作品名
我が恋はしのぶれど 上
著者
五月女えむ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784801979826
4.6

(83)

(62)

萌々

(15)

(4)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
384
評価数
83
平均
4.6 / 5
神率
74.7%

レビュー投稿数7

読める…!それどころか魅了される…!読んで良かったー…!

結構しっかりめにファンタジーです!!

ケモミミで神様で鬼もいれば妖怪もおりますΣ(゚Д゚)
普段なら積極的には手を出さない位の”ドファンタジー”です

でも…好きな五月女先生の作品という事、そして評判の良さを聞きずっとカートに入れて悩む事数か月
とうとう購入してみましたところ。。。

(。゚ω゚) え?

めちゃくちゃ楽しく上巻読み終わってしまったけれども…?!
読めちゃったっていうよりむしろものすっごくお話しに夢中になって読み耽っていましたね、わたし!!!ヮ(゚д゚)ォ!

先ずは世界観を表現する「画」が素晴らしい…言わずもがな、な事ですがやっぱりこの軸あってのコミックス!だと実感
きつねのもっふもふ感とかすごいです‼
触りたくなるほどのもっふもふ♪(触ったらエキノコックスでヤラレちゃうからダメ、絶対なんだけどね~)
そして世界観もアニメを観ているかのように進む展開の中でするすると魅入っていけるんです

お話しも「BのLありき」ではなくて、「気付いたらBのLになっていきそう!?」という自然な流れが切なくってイイです
そもそも上巻では狐の良夜の想いを叶える為に黒風が世話を焼きながらもその想いの成就に奮闘していくアドベンチャー的要素が高いのです
そして、むしろLの部分は良夜の叶えたい想いにこそ、その要素は高いようにさえ見えるのがまた切なさを募ります
この辺の心象をハッキリさせない描写の上手さが更に胸を掴まれます

共にする時間が長くなれば気付く良夜の純粋さ、そして黒風の懐の大きさ
でも良夜の積年の「想い」を知る黒風
まさに「我が恋はしのぶれど」…!
恋が忍びまくっております…

なんならこの2人以外にも気になる存在の鬼の兄弟も居るのですが、、、
ここもここで、恋、忍んでるんじゃないの…⁈という関係性( ゚Д゚)!?

この後が超絶気になります!
下巻を読みたいと思います!!

2

これからって感じ

いつか五月女先生の上下巻マンガとか読んでみたいなぁってずっと思ってたのでめっちゃ嬉しい!しかも私の大好きな和風ファンタジーやん ♡(*•ᗜ•ฅ*)

こちらの上巻では、BのL要素は少なめですが、物語やキャラの設定がかなり作り込まれて面白かったです!今後の展開が気になります。

あと、鬼の兄弟の事ですが、ああ~やっぱりっと思いました。
二人のスピンオフが欲しい気も…?
今後も派手にヤってくれる事を願います。楽しみです♪

では、これから下巻を読みま~す!

2

カツ丼が食べたくなる

五月女えむ先生の既刊作品は殆ど拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

三毛猫旅館で働く龍の青年の黒風とその旅館に居候している狐の良夜。ある日、良夜は探し求めていた日本画を見付けるが、先に鬼の大将に買われてしまう。日本画を譲ってもらおうと頼みに行くが、鬼の大将の弟に気に入られ、愛人になれと迫られてしまう。
個人的、各項目5段階で
妖・獣 4
切なさ 3
優しさ 2
エロ 1
な感じだと思います。

河童やアマビエ、化け猫やカワウソなど様々な妖や獣が登場します。メインカプの受けである狐の良夜は人間に化けると狐耳と尻尾があり、人間の時も狐の時も可愛いです。
帯やあらすじでも分かる通り、メインカプの攻めである黒風は龍なので、度々その姿を拝むことが出来て、その雄々しく勇ましい姿が格好良いです。
サブキャラの鬼の幽厳と紅丸は勿論角は生えてるが見た目は人間っぽいです。だが醸し出される雰囲気や言動が人間のそれとは違う怖さを孕んでいてサブキャラと言うには惜しいくらいの良い味を出しています。そしてやっぱり格好良い。作中で人間はほぼ登場しないので、妖要素も獣要素も堪能できます。
途中で出てくるバケモノもまさにバケモノ感があってちょっとゾッとしました。

エロ描写は最後までの絡みが一度だけありますがメインカプではなく、サブカプの鬼兄弟の方です。良夜を愛人にしようとしていた紅丸の攻めっぽさが、兄の幽厳との絡みになればあれよあれよと、あっ受けじゃん。と思い知らされる色っぽさと健気さが垣間見えます。他者に対しては攻めだけど、本命には受けというのは、読者の好みが分かれる設定かもしれませんが、個人的には物凄く良かったです。あと角キスって素晴らしいですね。鬼カプだからこその旨み。ありがたいです。

五月女先生の画力、表現力も相俟ってカツ丼がめちゃくちゃ食べたくなりました。飯テロです。因みに後日、カツ丼をまんまと食べていました。私が。あとカツ丼作りを眺めている時の狐姿の良夜が激カワです。どのページも狐姿の良夜は可愛いですが、カツ丼の日の良夜は別格に可愛い。癒されます。

良夜が探し求めていた日本画や絵師への想い、絵師との別れや約束など健気に頑張る良夜の姿とそれに応えようとする黒風の真摯さにジーンと感動して何度も目に涙が溜まりました。
それと冒頭の独白や日本画と出会えた時の独白、作中最後の独白など徐々に心惹かれ合っていく黒風と良夜なのに、若干すれ違ってもいるのがとても切ないです。
すれ違ったまま下巻に続くので、早く想いが通じ合ってほしい。引き続き下巻も読もうと思います。気になる方は是非とも読んでほしいです。

4

和風ファンタジー

美しい。
ストーリー、世界観とともに読みやすかった。
ファンタジーともなると世界観に入るところで躓くとなにも入ってこないけど、ファンタジーがそんなに得意なじゃない私からすれば読みやすくて良かったです。
何者?何者?と思いながら読み進めていくときちんとわかる人物像や世界観で、ページをめくる手を止められません。
妖怪も人間も出てくるお話なので、すこいこわいものが苦手な私にとっては夜に読むべきじゃなかったなぁ、と少し後悔はしていますが、最後まで読めました。
えちは少なめです。

3

もふもふ

上巻のみの感想です。
人外の妖怪モノのお話です!
狐姿可愛かったです。人姿も耳も尻尾ももふもふで可愛いです。

ちなみメイン二人は、しのんだ状態で終わっており上巻ではくっついておりません。
バトルや敵の鬼兄弟との対決が見どころです。

そして、敵の鬼兄弟にめっちゃ萌えました!
コツンは可愛いし、えっちはエロいし!もっと何ページも見ていたい…。
攻めっぽいキャラが(良夜襲う時は攻めっぽかったし)受けなの好きなんですよね。

上下巻揃えて読むのがオススメです。






紙本購入
修正は白斜線沢山です。

5

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