嫌なのに...気持ちいいなんて

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表題作エゴイストにはなびかない

正木 一真,ダンサー兼モデル
青原 仁,ハワイのおむすび屋オーナー

同時収録作品エゴイストにはなびかない

青原 仁,レイ・ハオのセフレ
レイ,青原のセフレ

同時収録作品エゴイストにはなびかない

正木一真
ハオ,青原のセフレ

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

貞操陥落シーソーゲーム
青原はクウォーターで碧眼の色男。
開放的な常夏では竿を乾かすヒマもないが、
それは〝タチ〟として。
そんな青原に惚れて執拗に狙う男の名は正木。
ただしこの男、青原を「抱く」と譲らず。
ヤリチンのくせに人懐こい性格と
悪びれない正木の口説きに油断できない日々。
それなのに、酔いに呑まれて
口づけたのは青原からだった。
好機にすかさずのしかかる正木から
情熱的なキスを全身に降らされながら、
青原の処女地は、快楽に染め上げられてしまい...!?

作品情報

作品名
エゴイストにはなびかない
著者
五月女えむ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリーム
レーベル
from RED
発売日
電子発売日
ISBN
9784910526027
3.7

(74)

(18)

萌々

(31)

(20)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
8
得点
276
評価数
74
平均
3.7 / 5
神率
24.3%

レビュー投稿数8

ライスボールとエゴイスト

『イノセントを穢すキス』とはまた違った雰囲気のハワイを舞台に繰り広げられるタチ×タチ攻防戦。
クォーターで碧眼の青原、サーフィンでもしていそうなビジュアルですがハワイでライスボール屋を経営していて、ひょんなことから訳アリ日本人観光客の正木と出会います。
初対面な上、自分のことを狙っていると堂々宣言してきた正木を家に泊まらせる青原のフランクさがすごい。

どちらもタイプが違うエゴイストで、正木はわかりやすく独りよがりで自分勝手。
青原は無自覚に恋人を追い込んでしまい破局してしまった過去が。
正木も青原も愛し方が不器用なんですよね…。
そんなふたりが反発し合いながらも惹かれ合って。

正木と青原がそれぞれ違う相手とセックスするシーンもあり、エロ度は高め。
タチである青原が正木に初めて身体を許した時の激しさもなかなかのものでした。

両想いセックスはふたりの気持ちのぶつかり合いが熱いです。
キメゴマで攻めのただでさえ高いルックスをグンッと爆上げしてくるのほんとにズルい…。
青原と一緒に正木ってこんなにかっこよかったっけ!?ってなりました(笑)

元攻めの青原がおしりで抱いてやるスタンスで、強気であの正木にペースを握らせないスタイルがかっこいい。

無事に結ばれたふたりですが、日本とハワイの遠距離恋愛。
どんな風に愛を育んでいくのか続編で見てみたいです。

3

タチ×タチバトル

五月女えむ先生の作品はサハラの黒鷲シリーズしか読んだ事なかったので、今回購入してみました。

ファンタジーじゃない作品初めて読みましたが、やっぱり絵が色っぽいですね。
攻めも受けもタチって事ですが、2人共カッコイイ!
エッチなシーンの2人がまたエロっ!流石五月女えむ先生だなと思いました。

舞台はハワイで、身体から繋げようとする関係にピッタリです。島の雰囲気とか海とかすっごく綺麗でした。

関係はすっごく軽く始まって、同じ部屋でそれぞれ別の受けの子と致してるシーンがあったり、身体だけの関係なんですね。

攻めの正木にちょっと共感しづらい所がありました。
タチだと言っている青原を抱きたいと強引に迫ったり、独りよがりな抱き方したり、タイトル通りのエゴイストでした。

読んでいるこちら側の気持ちが正木を許せていないのに、ストーリーが進んでしまってくっついてしまうので、あ、良いんだ正木で...みたいな置いてけぼりな気持ちになりました。

青原はまー可愛い!元タチとか嘘だろって位トロトロで色っぽいです。
そして元彼とすれ違ってしまったエピソードが、ついやりがちな失敗で、大事にしてるつもりでも相手が望んで無ければ、ただの独りよがりなんだよなぁと思いました。

微妙に納得いかないけれど、絵は綺麗でエッチくて面白かったです。

3

恋愛不器用な者同士

正木は手加減を知らないセックスで相手が痛がらせたり、青原には抱かせろヤラせろばっかり言ったり。
とんだ暴君野郎だな!と憤りを感じていたのですが読み進めると不器用すぎるほどに真っ直ぐな人なのだというのがわかって印象が変わりました。

エゴイストというほど他を蔑ろにしているようには見えなかったけど、聞く耳を持たずにグイグイいくのは正木の悪いとこなのかもしれませんね。
相手が何を考えているのか、汲み取るのが下手な人なんでしょう。
青原みたいに心をオープンにして気持ちを伝えてくれる人となら、きっと上手くいくんだろうな。

エロも多かったけど、それに偏らずしっかり彼らの考えていることがわかる展開で読みやすかったです。

3

タチ×タチ。セクシーと言う言葉がぴったり

タチ×タチ。最終的に“抱かれる側”のJINが超絶セクシーです。初めから終わりまで、セックスシーンだけでなく、何をしていてもとにかくセクシーで、それを見つめるマサキの熱のこもった目も最高♡

ストーリー展開やキャラの設定などはもう一声!と思う部分も少なくないですが、タチ×タチのエッチなシーンを楽しみたいと思ったら、この本の右に出るものはそんなにないかな?と思うくらいにはドキドキします。

二人の本番シーンだけでなく、そこに至るまでのマサキのセックスアピールがとても良いです。ストレートで即物的な物言いが好きな方にはハマると思います!

2

イケメン×イケメン

五月女先生作品を順に読んで8作目です。
エロ先行型が多く、イノセント〜はそうではなくシリアスでしたが、本作はまたエロ路線。

でもただエロいだけではなく、心理描写がしっかりされていたのがよかったです。

タチ攻×タチ受とのことですが、攻めっぽいイケメン受け好きなので、その点はバッチリタイプでした。

青原を見て、体もエロいと惹かれて抱かせろと迫る正木。
気持ちはわかる。いいぞいけーと思ったりもした。が、乱暴なのはいただけない。青原にボコられてよし。

青薔は正木に迫られて嫌だと思っているのに感じてしまう。
一度だけならと受け入れてもみる。
本気で嫌だったらしないことなのだろうなと。

2人とも本当の気持ちに気づくまで時間がかかる。
というかセックスしてみて、別れてから、ようやく気づくという。
そこを描かれたかったのかなと思いました。

2人ともエロいんだから、さっさとシてみて、確認したらいいのにと思ってしまいました。
正木は鈍感だし、青原はトラウマがあって自分の気持ちをなかなか認められなかった←ちょっとここが長いかなと思いました。

それよりくっついてから、イケメン同士のいちゃいちゃやケンカップルっぷりをもっと見たかったです。
遠距離恋愛しながら会えた時のドキドキとか。
そのうちどちらかの国で一緒に暮らすのかとか。

0

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