おまけ付き電子限定版
シリーズ再読です。
高校生時代の、すぐ真っ赤になっちゃうウブウブな宮田君と、三十路になって言葉の駆け引きもできるようになった宮田君のギャップがね、もう!…たまらないです。
正直岩永は大好き!ってタイプの攻めではないんですが(ごめんなさい;)、二人のやりとりにはキュンキュンさせられる…
「本当は焼きもち焼いてくれてたの」
「それは先輩ちょっとうぬぼれすぎでは?」「…確かめてみます? ベッドで」
とかね!!!もうね!最高に萌える✨
そして、駆け落ち事件直後、実は宮田の知らぬところで岩永によって守られていた、っていう事実がね。決して好きとはいえないキャラの岩永なんですが、これには本当、心の底からグッと来ました。かっこいいじゃんか…
ストーリー展開的には、岩永の実家のお母さん、抵抗はみせるものの案外あっさりふたりの関係を認めたな、、と、ちょっと拍子抜けしちゃったんです。
田舎の名家のしがらみとか面倒くささって、そんなもんじゃなさそうな…;
…なんて言いつつも、巡ってきた「二度目の恋」のチャンスと、紆余曲折を経ての大団円どに、心ハッピー、大満足でした✨
2巻ラストでようやくくっつき、3巻ではらぶらぶが見られたらいいなぁと思いましたがそうはいかないですよね。
やっぱり出た〜な〜BL続編あるある新キャラ当て馬。しかもやらしい性悪。
でも椙本に負けない宮田。いいぞ。
ただ1巻から読み返したんですが、どうも宮田を好きになれなくて。
そりゃあんなトラウマ、強烈な恥辱を味わったらしょうがないのはわかるけどほぼほぼ素直じゃない。
自分のことばっかり(自分のことは棚に上げてます)
2巻ラストと、3巻で男前な部分とラストくらいですかね素直でいいなと思ったのは。
インテリ大人同士のケンカップルは語彙力と表現力が豊かでおもしろいですが。
それもかわいげあってのことですもんね。
カケオチの時、椙本が宮田にあんな手紙を送ったのは岩永の実家を守るためだったんでしょうか。
ひいては岩永を守るため?
今は岩永が宮田としあわせそうだとわかったので邪魔することはやめたということなんですかね。
先日やっと1.2巻を読んで、その後の二人が気になって、読んでみました。今年発売の続編ですね。
2巻でとうとう結ばれた二人のその後のお話。
今作では、岩永の教育係だった男、椙本が登場し、二人の間をかき乱していきます。
長身のイケメンとして登場したのに、オネエだったw
この男が、初めは宮田に嫌味を言って嫌ってそうだったのが、後半では二人を手助けして、本心のよくわからない男で難しかったです。前半は宮田を試していたのかな?私の読解力が追いつかないキャラでした…w
これまで詳しくは語られなかった、過去の駆け落ちについて、宮田の回想が出てきました。ウブな高校生にこれはツラい!1巻の宮田の怒りも納得でした。10代の宮田が可哀想…クスン
岩永の実家の騒動に巻き込まれる宮田。
岩永の母と話す宮田は、堂々として男前でした!結果はちょっと呆気ない印象ですが、ドロドロは求めてないのでオーライです。
この騒動を乗り越えて、さらに二人の仲が深まって、良きお話でした。ラストの電車の中のやり取りが素敵♡
最後はいい雰囲気だったのに、相変わらずの宮田なのでしたw
書き下ろしは、二人の初めてのケンカ。ほっこりする内容で、愛が感じられてよかったです♡
3冊通して読んでみて、すごく胸が高鳴るということはないんですが、人物の会話やモノローグが洒落ているというか、サラッとしつつも楽しめる作品だな〜と思いました。
先生の作品、他にも気になる未読作あるので、読んでみたいと思いました。
シーモア購入 濡れ場は数回。修正不要な描き方
やっと落ち着いて3巻を読み込めました!
そもそも1巻から読み返すきっかけになった椙本兄やん…
この人、私が忘れていたんではなくってこの巻から登場だった…w
そしてだいぶ3巻では良くも悪くも強烈な存在感を放ってましたね(¯―¯٥)
流石あの食わせ者の先輩の教育係だっただけの事はありますね…納得www
でも先輩と宮本はこんなストロングスタイルの揺さぶりにもしっかり耐えれるだけの関係性になっていたようでとっても良かったです
特に宮田くん、大人になりましたね~
相変わらずお金にシビアな現実主義者ですが(笑)拗らせキャラからは脱却していてすっごくオトコマエに成長です♡
椙本兄やんが宮田少年に送った写真の真相やそもそも送った真意が謎だったり、先輩のお母さんキャラの情緒の不安定さとか気になる所も正直ありましたが、それでも何か「2人の物語としての強さ」は十分味わえた3巻(最終巻???)だったな~♡って楽しめました
何よりも苦い記憶でしかなかったあの頃のお話しの裏事情が分かった事はとても良かったです(ღ˘͈︶˘͈ღ)
先輩が今、宮田を愛してるって思う気持ちを心から信じれる、そんな先輩の誠実さを知れた気がします
後から分かる事実って過ぎた時間の分だけ重みが増すように感じます
椙本兄やんを通して語られた流れはチョットだけ私的には不本意ですがまぁ彼の存在の功罪の内の褒めるべきひとつかな?と思う事とします♪
やっと2人共過去への拘りへケリがついたというか向き合えた感じがしました
その事が2人を、というか特に宮田を大人にしたのかな?って思えた終わりでした
苦くても楽しくてもいい、同じ思い出を振り返りながらまた時を重ねていけるっていいですよね♡
2巻で恋人になった2人。
付き合えたね!よかったね!...で終わらないのが大人の恋です。親のこと、家族のこと、仕事のこと、好きだけじゃどうにもならないことが山積みです。
しかも、実家が太い岩永は、跡継ぎを期待され、刺客として教育係(色々な教育をされた模様)の椙本が2人の前に現れます。
この椙本、宮田くんが駆け落ちを諦めた元凶を作った男。高校時代の宮田くんなら怯んでしまっていたかもですが、伊達に年を重ねたわけではありません。
椙本にも食ってかかる宮田くん。スパダリすぎるー!
1巻で先輩との交際を拒んでいた彼はどこへやら。
まさしく、囚われた姫を助ける王子様でした。
この2人なら、これからもずっと支え合い、愛し合い年を重ねていくんだなーと幸せいっぱいの気持ちになりました。
やはり、木下先生の描く大人な恋が大好きです!
2人の物語がもう見られないのが残念ですが、2人の二度目の恋を応援できて幸せでした!!!