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かなり前の作品ですがラブトラシリーズを一気に読めて幸せです。4冊目は前作から3年ほど間が空いているので。
令和になっておりますが、コミックにありそうな内容とテンポの良さでサラサラと読み進める事が出来ました。個人的には2冊で1冊分くらいのテンポの良さを感じました。
兄弟の恋路が(2カプ)楽しめますが、主人公達の生業が読み物として面白く書かれていて色っぽさはそれなりかな?なんて思っていましたが、この巻で全て満たされました。心が解け沓澤を受け入れた核は絶品のエロスです。ふたりの新たな空気感に癒されます。
もしワガママが叶うのであれば、天と正文のエピソードももう少し堪能したかったなーと思います。
1巻から4巻まである作品ですが、1巻が出されたのは今からもう20年も前なのですね。この頃の作品って展開が早くて躍動感があってTVドラマみたいな感じで楽しい。2000〜2010年台のSHYノベルスは榎田尤利さん、英田サキさん、夜光花さんらが人気シリーズをガンガン書いていらして豪華だなと思います。他レーベルもそうだけどBL小説に活気があった時代。
今作は美形の兄弟、核と天が経営する「坂東速配」の請負う仕事とそれに関わる人達とのシリーズ。兄弟にはそれぞれ彼氏がいるけど、可愛い弟カップルよりちょっと危険な兄のカップルの方が断然魅力的だと私は思います。核は頭が良くて色気たっぷりのクール美人なのが素敵だし、ヤクザ攻めの沓澤の方も当時のザ・エロオヤジ全開といった佇まいが良いです。まだ37歳と若いのに。37歳×22歳の年の差カップルですが、核が大人っぽいのでそれをあまり感じさせません。今作は2人の出会い編とクールだった核が体だけでなくとうとう心も沓澤に落とされる編といった感じで面白かったです。
石原理さんの挿絵もピッタリで、作品に花を添えています。ヤクザとか裏稼業の名作にたくさんイラストをつけていらっしゃる方なので。
超絶美形・愛情過多!危険でクールな運び屋、坂東兄弟の物語も、とうとうクライマックスです。
しかし今作は、メインは核と沓澤さんの出会いとなっております。
今までのように大暴れする坂東兄弟は見られません…(まあそれなりに暴れてはいますが)…ですが今作はまさに集大成ともいえるべき内容です。
なぜなら、核と沓澤の、始まりから終着点までがここに詰まっているから。
沓澤さんと出会った頃の核は、相も変わらず奔放でセクシーで、きっと身体を抱くのはそんなに難しくはないけれど心は誰にも掴めない、そんな今と変わらないままの核。
そして出会い方がまたなんとも美しい…。
この2人の出会いならば、こうでなくちゃ!と思わせる、胸を静かに確かに高鳴らせるような、ドラマティックでセクシーな始まり。
美しい核に半ば一目惚れした沓澤さんですが、そこはやはり百戦錬磨。今までにない良い男を見つけたと分かっていますが、沓澤さんだって簡単には夢中になりません。
けれど核は、淫乱で美しい獣のよう。それでいて聡明で聡く、尖っているわけでもなければ媚びているわけでもない。
こちらが話せば同じようによく話すのに、どこか掴めない。深い深い海のよう。
沓澤は核に関われば関わるほど、その深みにハマっていきます。
核にとっての沓澤は、同じように今までになく極上な相手だったけれど、それはあくまでも快楽での話。
核は愛とか恋とか望んでないし、沓澤が自分だけのものじゃなくてもいい。
仕事の邪魔をせず、欲しいときに会って、身体を満たしてくれればそれで良かったのに…。
のに!
そんな核が、とうとう、とうとうです。
2人の出会いの物語のあと、3巻ラストからの続きが書かれています。
沓澤に連れられ、離島での長く穏やかな休暇を過ごす核。
3巻で心の距離を一気に縮めた沓澤さんと核ですが、それは核になんとも言えない変化をもたらします。
核はいわゆる、"誰とでも上手く付き合える人"なのですが、そういう人こそ実は内面に孤独を抱えていて、それを分かってくれる人も受け入れてくれる人もいないと思っているのかもしれませんね。
完璧で人生負け無しに見える核ですが、その過去には人並みに傷だってあるしトラウマだってある。
核の恋愛観を形成させた過去が明かされて、ここまで沓澤と身体も心も繋がっているのに、その愛情を信じられると思うのに、なにが最後の最後で核を頑なにするのか…。
ここに来て、核の深淵にようやく入り込めたような気がします。
今まで見たことのないような核の行動や言動と、それに対する沓澤さんの姿勢。
そして、ラブが…
ラブシーンが…。素晴らしいんです…。
1巻から通して最も激しく濃厚で、最も愛に溢れたsexだと思います。
思います、というか、そうです。確信です。
とにかく凄いんです。本当に凄い…。
何か特別なことしてるわけじゃないんです。
まあ核に関しては初めての○○がありますが、それがまた凄いんです。
もう、とりあえず読んでください、と言いたい…!
あまりこと細かに書いても読んだ時の衝撃が減っちゃうので書くの我慢します…。
ただ、ひとつだけ。これまでにない程の、核の感じて堪らない!という乱れっぷりが本っ当に良いということだけ、言っておきます…
Love &Trustというシリーズに限らず、BLというジャンルの中で見ても、この4巻での2人のsexは…。個人的には10本の指に入ります。
…いや誰ランキングだよですが、本当に素晴らしいんです…。
そして極め付けに、ラストのラスト、東京へ帰ってきた2人を迎えた杣さんと、核のやり取り。
ここの核のセリフに、私も杣さんと同じように、ああ───と思いましたよ…。
これはなんて穏やかで、そしてなんて誠実で強い感情なの?
きっとこれが、2人の愛の最終形態なんだと、感慨深くその余韻に浸れました。
Loveは、愛。
Trustは、信頼。
天と核の関係性を表している言葉だと思っていましたが、最終巻にして、これは、この言葉は、核と沓澤さんの為にあるのではないかと思ってしまいました。
それほどまでに、今作での2人は神がかってLove &Trustです。
だってこの表紙見てご覧なさいよ…
この2人の表情、手のまわしかた、見てよ…
天と核の愛と信頼はこの先も揺るぎないものだと思います。
でも天が核以外で初めて、正文との間に愛と信頼を築いたように、核も同じように、心の中の"最も大切な人"の位置にいた天のとなりに、沓澤さんのことも置いたんだろうな。
核がこの先歳をとって、その美貌をなくしても。
沓澤が立場も権力も、それゆえの強さをなくしても。
たとえ身体を繋げられなくなっても、この2人はずっと、このラストの関係性のままで歩いていくんだろうな、と思えるとても温かくて優しい、素敵なエンディングでした。
気付いてしまった。。。前からその気があるのはわかっていたけど。。。私、やんちゃオヤジ+裏組織萌えすんだ。。。榎田さんのヤクザキャラはいつも大好きなんですが、沓澤は特によかった!!ベッドシーンもエロくてよかったけど、核とのやりとりがまたエロ可愛い。結局の所、ストーリーよりも沓澤✖︎核の関係重視で読んでました。それくらい魅力的な二人。
ラブトラシリーズ番外編。
核と沓澤の出逢いからのお話しです。
本当に核は妙に色っぽくて、独特な口調が優雅でいいです。
そしてそれを楽しむ沓澤もかっこよすぎます。
お勧めのカプです。
最後の短編で、海で姿が見えなくなった沓澤を必死で探す核はせつなくてよかったです。
そのあとの二人は異様にエロかった。
番外編では沓澤のボディーガードの杣さんのエピソードもあるのですが、これがくすっと笑えます。
杣さんが毎朝ヨーガをやっている姿を想像する最高に楽しい。
そして突然の休暇に何をしていいか困ってしまう杣さんが可愛すぎます。
