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表題作ブラインドラブ 1

組長の息子のいとこ・相模邦栄
組長の息子の片腕・灰原奨

その他の収録作品

  • 邂逅

あらすじ

父親が暴力団組員の灰原奨は、自分も組長の息子である相模大樹の片腕になる事を選んだ。
だが高校合格祝いの帰りに、密かに憧れていた大樹の従兄弟の相模邦栄に誘われ、彼の部屋を訪れた。
そこで強引に「俺のものになれ」と告げられるが、奨は大樹への忠誠のためにそれを拒絶しようとする。
しかし、飲み物に薬を入れられ無理矢理犯されてしまい――…。

作品情報

作品名
ブラインドラブ 1
著者
かんべあきら 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
ビタースイートカフェ
発売日
ISBN
9784861342295
3.1

(8)

(0)

萌々

(3)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
24
評価数
8
平均
3.1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

『Love or Pride』の裏側ではこんな事が…。

『Love or Pride』のスピンオフです。

前作で嫌な二人だと思っていたのだが、大間違いだった!
このシリーズで一番おもしろかった!

奨(受け)は組長の息子大樹の片腕的存在。
大樹のいとこ、邦栄が奨の高校合格祝いをしてやるからと、奨をマンションに誘う。
しぶしぶだったが、邦栄がひとりで住むマンションへ行く。
大樹を見限って、自分のところへ来いと言う邦栄。
帰ろうとする奨だが、急に身体が熱くなった。
邦栄がお茶に薬を入れたのだった。
そこで奨は邦栄に強姦されてしまう。
大樹にこの事をバラされたくなければ、この先も俺の言う事を聞けと言う邦栄。
本当は邦栄に惹かれていた奨だが、好きな人に犯されてしまったのだ。
でも邦栄にとって自分はおもちゃ。
だからとこの想いは言えず、この関係が続く…。


『Love or Pride』の裏側でこんな事が起きてただなんて…。
前回嫌な二人だったのに、二人からの視点でみるとすごくおもしろいんです!
邦栄は独占欲丸出しで奨に執着してるのに、それに気づかない奨。
お互い愛し合ってるのに…。

描き下ろし『邂逅』では初めて二人が出会った時の事が描かれています。
ちょっぴり切ないストーリーです。

1

前作を読んでないと、これはツラい…

「Love or Rride」と「ビタースイートカフェ」のスピンオフ作品です。
例のカフェの後見人のお兄さん達が、実は男×男カップルで…
そのお兄さん達の側近の、更にお兄さん達も、
実は男×男関係で悩んでいます…という、簡単に説明すればそういうお話。
…って簡単にバラしちゃってるけど、これがねぇww
初めてこの作品から入っていく読者には、非っ常にややこしい。
ぶっちゃけ…シリーズ作品を発売順にキチンと読んでいった読者じゃなきゃ、
「???この人達は誰? なんでこういう展開になってるワケ?」なレベルで、
ストーリーがまったくもって見えてこない。
こういうところ、BL作品というのはつくづく不親切な部分があるというのが現実。
せめてもの情けで…シリーズもの表記くらいは、してほしいなぁと思う。
ま…だからこそ、この「ちるちる」のような情報サイトが、しみじみとありがたいのだけどね☆
BL作品には2パターンくらいあって、よくあるのは「風呂敷を即効畳む」タイプ。
謎が出ると同時に、即解決&即説明っぽいタイプで、
モヤモヤっとすることが無いので、つい一気読みしてしまう作品が多い。
が…典型的な土曜ワイド的展開になりがちなのも、これ事実。
で…実はそれよりももっともっと多いのが「説明があまりにもなさすぎるシリーズ展開」タイプ。
某「週間少年ジャンプ」などとは違って、続編が出るのが恐ろしく遅く、
出ても忘れた頃だったりして、結果…シリーズ展開が足掛け数年…というのも、
BL業界では割によくあるパターンです。
結果…読者は、忘れた頃にアタフタしながら続編を手に取るわけですが~
そういう時に、ストーリー説明が無いと、かなりツラい。
慌てて前作から読み直しするしか無いじゃないですかぁああ!
説明は、ありすぎるとウザいけど、無さすぎるとツラいものだと、つくづく思う。
とはいえ、お話のほうは「初恋の相手にレイプされちゃった」というショッキング展開の割に、
恋がミエミエなので、安心して読めると思う。
次巻で、どう風呂敷を畳むのか? 実はとても楽しみです☆

1

『Love or Pride』を読んでから読まれることをお勧めします

『ビタースィートカフェ』と『Love or Pride」のスピンオフ作品ですが、この作品は時系列的に『Love or Pride』と並行して起こっている出来事を邦栄と奨の立場から描いた作品で、『Love or Pride』で出てきたことが省略されているため、『Love or Pride』を読んでいないとかなり分かりづらいかと思います。
前作ではちょっと悪役で登場した邦栄ですが、実は個人的にはこのシリーズ中、一番裏社会的な雰囲気を感じていたキャラなので楽しみでした。
奨は思っていたより乙女な感じでしたね(かんべさんの作品では珍しくないと思いますが)。
あとがきでは「ハードな展開」と書かれているのですが、個人的にはそれ程ハードさは感じませんでした。
ただ主人公2人の思い違い・すれ違いが切ないお話ではあります。
後半にも期待。

0

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