【ペーパー付】【電子限定ペーパー付】
天才やな…と思わされる作家さんって何人かおるんですよ。蜂煮先生もその1人です。
何か表現する事に長けてる。
狙ってるのが丸分かりなのって萎えてしまうんだけど、そこからまた意表をついてくる。
細かいネタが散りばめられててそんなのいる?って思うんだけど、その中にちゃんとキュンとするエモいシーンも入れてくるところが憎い。
子どもの頃から母に似て美形な海くんは発表会の劇では満場一致で王子様役。自分としては味のある脇役がやりたいのに。
5年生の発表会、この時は脇役であるお城役がやりたい!と譲らず顔面に格子柄を描いてお城(ほぼ大道具)としてステージに立ってご満悦。自己評価MAXだったのに、クラスメイトや母親にも王子役やればよかったのにと大不評。
そんな中、「存在感があって光ってた。城がよかった」って言ってくれてるおにーさんが!「役者にぬればいいんじゃねーの?知らんけど」って
初めて顔以外を認めてくれたお兄さんの言葉に感動して本当に役者になってしまったフカイウミくん、20歳。やっぱり芸能界でも評価されるのは顔で演技はどうでもいいって言われちゃう。
本人は味のある俳優目指してるのに目下顔だけ俳優。
顔がいいってとっても得な事だけど、ウィークポイントでもある。その顔が邪魔をして色んな役柄はできなかったりする。難しいね。
顔しか評価されない自分、演技力がない自分、売れる為にトラップ仕掛けようとするタレント、なんか嫌になっちゃったタイミングと役者を後押ししてくれた彼をたまたまテレビで取材されてるとこを見つけちゃっていても立ってもいられずその会社に突撃。就職してしまう。
憧れてた彼は山田山。主人公は深井海。うみとヤマなんだけど、流石に山田山はねーよ。登場人物変な名前とテキトーな顔のキャラが多いんだけど、それぞれキャラが濃いけど誰も突っ込まず馴染んでんの。この会社の売れ筋商品もキュウリケースって意味不明なもんだし。
シュールなんだけど、アリな感じ。
真っ当な本筋と周りに散りばめられたシュールな、世界観が三位一体となって独特な作品になってますが、ラストがとても小粋です。
ホントにこんな演出されたら映画みたいでドラマチック!
あと、全然関係ないですがオノマトペがめっちゃすけべシーンを邪魔してきます。オノマトペの主張が伊藤潤二先生とか御茶漬海苔先生味を感じるんだよね。一度蜂煮先生のロングインタビュー読んでみたい。ルーツとか好きな作品とか知りたい。
シーモアで購入
白抜き修正
エキセントリックでエモーションなラブ!
もう、よく分からんカタカナ使って語彙力なくなる、とにかくヤベーやつでしたw
まじで褒めてます。
作画が青年誌の週刊連載レベルで、センスが唯一無二!ウミのヤマを想う、海のように広くてディープな一途っぷりな心が最高に様子がおかしい奴でしたw
ウミの…もっと知りたい!質問!山田山君1000個のコト〜!の場面はうん、分かるんだよ、でも分かんないような、分かってしまったらあっち側?に行っちゃうような…もう、ごめんだけど爆笑しちゃった。
ヒャッヒャ笑ってたのはずなのに、その後ヤマの元を離れ仕事復帰するウミ。
社長さんに聞いてみた!でテレビ画面越しに映るヤマの「1日で4000仕上げた時もあったわ(笑)」の言葉を聞き、画面の向こう側いるヤマに手を振る涙目なウミにこっちが涙ですよー。
普段心揺さぶられた作品には胸にグサグサ刺さったって表現したりするんだけど、それでは浅くて…。心臓掴まれましたわ。
たった一人のなにかになりたかったんだなって、ヤマの大切になりたかったウミの心と身体に涙です。
時間がお互いを受け入れるうつわをくれたところも良かった。
ただ1つだけ勿体なかったなと思うのは、ヤマがウミに「ほだされ負け」「粘り勝ち」って様子に見えてしまったところです。
ここが商業作品として勿体なかったかな、と。BLのラブの部分としてヤマの気持ちが段々動き、これはウミの気持ちを受け止められる「漢だぜ!」安心してまかせる!
って気持ちにスッキリなりたかったんです。
全体としては完成度がとても高く、画力で魅せる作品がお見事でした!
ここ最近読んだ中でも断トツな神です!
一言でいえば、ぶっとんでる!(褒めまくり)
この作品ただものではないし、蜂煮先生のデビュー作とは衝撃。
小学生の時のお遊戯会で顔ではなく演技を褒めてくれた人・山田山に恋をしてから俳優になった深井海の10年愛の話。お遊戯会以来、会えず、名前も知らないまま月日が経ち偶然見たテレビに探していた山田山がいてウミは会いに行くが…という話。
そこでは鼻血出たり、彼女いたり、告白したり、ストーカーいたりと内容盛りだくさんなのに胸キュンしたり、切なかったりもあって読んでてあっという間に読んでしまいました。
作品迷子になっている方!ほんとオススメです。
ギャグBL大好きなので、似た趣味を共有するレビュワーさんのオススメで読破。
うーーーーん…例えば私、和山やまさんは大好きなんですが、蜂煮さんはちょっと方向性が違うタイプのシュールギャグ作家さんでした。
要所要所で受けの目が血走っててガンギマリです。あと鼻血の量がパない。
絵柄がホラー漫画っぽくて、そちらの業界の影響をかなり受けられた作風なんだろうなとお見受けしました。
特にキツかった描写は:
・受けが攻めのことで頭がいっぱいになって、頼み込んでやっともらえた仕事であるシール貼り作業すら めっちゃくちゃ。攻めの仕事の邪魔ばかりするし、朝礼で攻めに告白するしで、ガマンできなかったです。
あぁそうだ、恋愛で仕事をおろそかにする描写が地雷だったんだ私…
(今後それらの点は覆って受けは大きく成長しますが、それでも無理だった)
・攻めに彼女がいる設定はいつもはそこまで気にならないのですが、今回はなんかすごく感じの良い女性だったので可哀想でした。
・マネージャーの親知らずの腫れが治ってないのも謎だった。
(もともとそういう顔だった、という笑いポイントなんでしょうが笑えなかった)
・サイコパスという言葉の使い方も うっ、となりました。
(全体に言えることですが、笑わせようとしてる箇所がことごとく外れる)
でもオーリガさんはすき。
受け自宅壁に時計仕掛けのオレンジー!w
なるほどぉ、作者さんがお好きな映画の傾向が少し分かった気がします。
手や腕のスジ・筋肉がしっかりと描かれてる作家さんは私的にすごく貴重なので、出会えて嬉しかったです。
この狂気にも見えるギャグ魂がクセになる作家さんなのだとは思いますが、私には合わなかったようです。
個性的なシュールギャグに興味がある方は、ぜひ試し読みで合う合わないをご検討ください。
<こんな方にオススメ>
受けにも攻めにも筋肉求む!な方
<注意点>
・攻めが今カノとヤる描写が普通に描かれます
・ガチストーカー出てくるので苦手な方は注意
なんとも素敵な作品でございます。
コマ割り、セリフ、キャラクターの表情がまるで映画。
そこかしこに散りばめている笑いどころ。
たまりません。
ウミの可愛さ、またヤマの漢気に感服でございます。
笑えて、ゾクっとして、またキュンキュンと緩急が凄まじい。
もぉこんなに忙しく楽しく愛おしい作品に出会えたことに感謝です。
