ボタンを押すと即立ち読みできます!
元子役の19歳俳優×27歳の高校生。ピュア度100%のファーストラブ 27歳高校生。うまれてはじめての、恋と青春
作家買い。
えー、暮田さん作品はいつも萌え滾りますが、今作品は先に書いちゃう。
無事、萌え死にしました。
何なの?
何なの、この可愛い子たちは…!
最高だー!
暮田先生の描くちびっこちゃん、の、あの丸いフォルムが可愛くっていつも悶絶しながら読んでいますが、今作品はちびっこ、ではない。ないのですが受けちゃん(と書いていいのかわかりませんが)の後頭部が丸っこくてかわいい。
というか存在が可愛い。尊い。
攻めさんが「特定保護動物に指定したい」、とつぶやくシーンがありますが、まさにそれ!って感じ。言い得て妙。
と、萌えたぎりすぎて叫んでしまいました。レビューを書こうと思います。
主人公は27歳の通信制の高校に通う「高校生」の鴇。
なぜ27歳で高校生なのか、というと、時が11歳の時に父が亡くなり、妊娠中で夫を亡くし精神的に病んだ母親の代わりに高校にもいかず家族(弟たちが4人いる5人兄弟の長男くんなのです)のために働き続けてきたから。
母親の再婚と同時に、父親代わりを卒業、鴇が「やりたかったこと」の一つである高校生、という夢をかなえたからだった。
そして、登校日初日に、鴇は一人の男の子から声をかけられる。
鴇の弟の一人、翠(元モデルで俳優)の友人の尭良という名の元子役の役者さん。翠から鴇のことをいろいろ聞いていた、という尭良と、友達になるがー。
鴇、という青年はですね、すごく優しいんですね。
家族を支えるために高校にもいかず働き通しだった、というところからもわかるように、家族を守ることが彼の生きがいだった。
でも、それは単に彼が長男だったから、という理由だけではない、と思いました。
彼の、弟たちへの贖罪の気持ち、自分の存在意義を見出すため、「自分」を認めてもらうための自己防衛。そういった感情もあったのだろうと。単に父親代わりとして生きてきたのではないという複雑さ。
だからこそ彼は、そういったものをすべて取っ払った、ただの「小石川鴇」としての彼を見てくれる尭良に少しずつ惹かれていったのかな。
そして、尭良も。
彼もまた自分ではどうしようもない事案に振り回されてきた男の子。
何をしても変わらない、と腐っていた彼を変えたのは、鴇だったのだと。
まさに割れ鍋に綴じ蓋。
ピースがはまるように、二人はしっくりと収まるべきところに収まった感じ。
途中嫌な人物も少しだけ登場していますが、基本的にはほのぼのな温かさに包まれた作品。だからこそ、鴇、そして尭良が、自分の内に秘めたどろりとした哀しみが際立って見えてくる。彼らは、お互いが「彼」でなければ駄目だったんだなあ、と。
温かな、相手の気持ちを慮る展開、ということもあるのか、二人の間に濡れ場はありません。が、濡れ場がないのはもう一つ大きな因子があります。あるのですが、きっと彼らならその壁を乗り越えて行けるだろうと思わせる深い愛情が描かれています。
なのに、あれ、これエチなしなの?
と、思うわけですが、最後の暮田先生の描かれたあとがきを読んで納得。
いや、もうこれは「シーズン2 恋人編」にて続きを描いていただきたい!
暮田さんはシリアス系から切ない系、ほのぼの系と幅広く描かれる引き出しの多い作家さまですが、もう、こんなピュアなお話最高すぎやんか…、と最初から最後まで萌えが高まり留まるところを知らない感じ。暮田さん作品はほぼ読んでいると思いますが、中でもかなり好きな作品になりました。
「はじめて」を始めた彼らに心からのエールを送りたい。
文句なしの神作品。最高すぎる一冊でした。
鴇の弟くんたちがまた粒揃いのナイスガイ。
彼らのお話も読んでみたいな。
うあーーーーー!めっちゃ良かった!!(;///;)
瑞々しくてピュアなんだけどバックボーンは重めで
ゆるふわに傾倒しすぎないで締めるとこは締める!
ってとこがさすが暮田作品って感じがする。
後述しますが、
受けが可愛いだけの男じゃないトコめっちゃ良きです。
あと弟属性×兄属性の相性の良さがめっちゃ推せる…!
終始ピュア全開の初々しさで展開し、
2人で一緒に"はじめて"のことばかりに触れながら
淋しさを優しさで包んで丁寧に紡がれるお話でした。
ピュアなお話なのでBL初心者さんはもちろんのこと、
エロは食傷気味で癒やしが欲しい方におすすめしたい!
(受けの圧倒的兄属性のオーラだけで癒やされるの!!)
(試し読みがツボなら間違いないです…!!)
(今なら立ち読み増量で1話まるっと読めました♪)
でも、ここからでしょ!?ってとこで終わるので
読後に「2巻はどこですか!?」って叫んだよね…(泣)
(これは続き必須だよーー!。゚(゚´Д`゚)゚。)
(読み返す度に「続きどこ!?」ってなる)
続きを切望しつつ神評価です(﹡´◡`﹡ )
さてさて。
受け:鴇 (とき)
ずっと家族のために頑張ってきたお兄ちゃんです。
幼い弟たちのために中卒で働き、
情緒不安定の母親の支えとなり、
弟たちに寂しい思いをさせないように必死で生きて。
しかし母親の再婚をキッカケに生活が一変し、
"もうがんばらなくていいんだよ"
"これからは自由に自分のしたいことして"ーーーと。
とりあえず高卒の資格を取るところから始めました。
(これすらも弟の心を軽くするためなんだよ…涙)
攻め:尭良 (たから)
鴇の弟(翠)の友達で元子役の現役俳優。
毒親がマネージャーなせいでトラブルが絶えず、
くさくさする気持ちを抱えながら生きています。
翠から度々聞かされる兄弟の話は、
尭良にとって癒やしであり鴇の存在は憧れでした。
鴇が高校へ入学したのをキッカケに接点が出来て、
尭良と鴇は友達になってーーーと展開します。
推したい萌えポイントがいくつかあるんですが、
まず!年下ワンコ攻めがめっっっっっちゃ可愛い…!
鴇の兄属性に安心して身を委ねる懐きっぷりが最高!
作中で出てくるシーンなんですが、
・鴇 …あふれる兄性
・翠 …免疫有り(三男)
・尭良…免疫無し(ひとりっこ)
の対比が歴然としていてニヤニヤしちゃうんですよ!
尭良は兄属性の包容力に免疫がなくて即堕ちですww
クールで素っ気無さそうなビジュアルなのに、
鴇の優しさの沼にハマって甘える尭良がすごい可愛い。
甘え上手で鴇の心を擽っててギャップ萌えです!!!
鴇はすごく可愛くてホワホワした見た目、
一見頼りなく守ってあげたくなる外見ですが違います。
やっぱり長年家族を支えてきた長男だけありますね…。
芯はしっかりしてて害をなす人間にはキッパリ言える人でした。
これがすごく良くて!!!
鴇は決して"頼りない優しい兄"ではなんですね。
弟たちが「鴇兄を守りたいのに守らせてくれない」
とぼやく鴇の本質が表面化してグッときます。
そんな鴇だからこそ 冒頭の
"もうがんばらなくていいんだよ"
"これからは自由に自分のしたいことして"
という言葉が心を不安定にさせててすごく切ないです。
家族を守ることで生きてきた鴇にしたら
今の状態はアイデンティティが崩れているも同然で。
そのせいで迷子のような雰囲気を纏ってるんですね。
(頼りなく見えるのもそのせいかも…)
家族のために生きてきた鴇が
尭良に出会ってはじめて家族以外へ目を向けるーーー。
尭良には尭良の、鴇には鴇の、
どことなくある心の穴や淋しさが垣間見えつつ、
すべてを優しさで包んでくれるような作品でした。
他人だからこそ支え合える関係がグッときます…!
ああ…、涙腺にくるほどすっごい良かった(;///;)
ただ上にも書いたけど、
何度読み返しても最後には「2巻どこ!?」ってなる。
存在してないってわかってても探し回りたい衝動よ…。
作者様、編集部様、続編お待ちしてますね+゚。*
尭良×鴇
ゆっくりと心を癒しあって、
距離が縮まっていって、
確実に進んでいる2人の初恋。
ピュア度に参っています〜。
家族愛と友情の描写も感動的で、
ほんわかした気持ちになるのです。
鴇は5人兄弟の一番上で、
お父様を亡くしてからずっと家を支えてきた。
そんな彼が27歳にして、
家族の願いで通信制高校に入学することになる。
そこで出会うのが、弟の友達で、
19歳のイケメン俳優・尭良。
鴇の腰の据わったお兄ちゃん感と、
尭良の人気でキラキラしたオーラ。
そんな2人の関係が進展する中で、
鴇が、最初は尭良にただの友人兄としての接点だったけど、
徐々に尭良に対する感情が、友達以上・・・
お互いに「恋人未満」(?)の感じ、
その微妙な距離感がいい。
27歳の鴇の「はじめての青春」。
この年齢での青春は、
ちょっと珍しいけど、
それがまた新鮮で。
鴇は、
家族のために自己犠牲をして
健気な一面に
強くて頼りがいのある男の子。
家族を守ってきた強さの裏に、
自分自身を守ることを諦めてしまっているような感じが
ぐっと胸が熱くなって、ウルウルしてしまう。
尭良の俳優としての生活の裏側、
その母親との関係・・・
彼の背後に隠された俳優世界のプレッシャーと苦労・・・
尭良にとって、
鴇はどれだけ特別な存在なんでしょうか。
尭良が鴇をどう支え、守ってくれるのか。
鴇が尭良の心と体の重圧をどう癒してくれるのか。
それを追うのが、心地よい。
エロなしでこのドキドキ感、本当に奇跡的。
2人の日常の中の純真な温かさと
キスの瞬間〜
2人とも初めてなんて、
まさに、ピュアピュアの極み!
鴇の家族の温もりと絆も見どころ。
何度涙したことか・・・
家族の関係が良くて、
次男の蒼の、鴇への偉大な愛、
しっかり者の大人の一面や、
三男の翠の、鴇への慕情にも胸がいっぱいで、
そして、下の弟と妹の鴇への懐っこさ、
それはそれは可愛らしい。
鴇の母が過去が少し不憫に思えるけれど、
今の家族との喜びに満ちた日常を見て、
心から彼らの幸せを願いたくなるのだ。
1人っ子の尭良にとって、
鴇の家族はどんな存在なんでしょうね。
あの温かい家族の中に溶け込む様子も見てみたいな〜。
続編を心待ちにしている。
2人の距離がじっくりと近づくたび、
心が支え合うようになり、
純粋な愛を育むように、
年下の尭良によって、
鴇が守られる感覚を知り、
大人の世界での心の疲労と、
寂しさから解放されていく姿が最高に感動的で、
ページをめくるたびに、
優しさに包まれてぽかぽかとしてくれる
無垢な作品でした。
とにかく表紙から「初恋」「初々しさ」満載!!(あとがきの先生と編集さんの攻防もおもしろかったです)
それぞれの瞳と唇と頬の赤みがたまらなくかわいらしい!!
右手でいつも狙いを定めている攻めの尭良も、なにが行われているのかまったくわかっていない受けの鴇も、これからはじまるふたりの恋を物語っています。
ただのピュアラブではなく、マキネ先生らしい親に振り回される子どもたちの成長の話でもあります。
11歳の時から亡くなった父の代わりに母親と弟4人を支えてきた鴇。母親の再婚で「これからは自分の為に」と言われ、独り暮らしを始め通信制高校に入学するも、どうしたらわかりません。
元子役でマネージャーをしている母親と事務所が揉めて仕事を干されている俳優の尭良。母親にコントロールされてきた人生をなんとかしようと通信制高校に通っています。
子ども時から子どもでいられなかったふたりが、一緒にいろいろな「はじめて」を経験します。
暮田マキネ先生15冊目にしてエッチなしの初々しいはじめて尽くしの物語。
個人的には物足りなくなかったですが、もちろんセカンドシーズンの恋人編が読めるならぜひ読みたいと思います!
マキネ先生の描く受けのミニキャラってほんとにかわいいですよね!!
最初から最後までかわいいかわいい1冊でした。
先生の作品は『つむぎくんのさきっぽ』など複数拝読しています。こちら試し読みして面白そうだったので読んでみました。
エロは無しという以外、ほとんど前知識なしで読みましたが…
いや〜、すごかったです!ピュアさが。
帯で「純粋度100%ファーストラブ」と謳っているだけあります。
受けの鴇(トキ)は27歳で通信制高校に入学、そこで弟の友人で、イケメンな俳優の尭良(タカラ)と出会い友達となる。仲の良い友人として一緒の時間を過ごしていき…というお話。
まずは一言。この27歳、可愛すぎる!!
ちょっとファンタジーレベルの可愛さなんですが、なぜか受け入れられちゃうんですよね。暮田先生だからかな〜。尭良が何度も心の中で「かっわ」て言うのわかるわ〜w
鴇はお顔も可愛いけど、中身もかなりピュアです。仕草や発言など可愛らしくてほっこりします。でも四人兄弟の長男なのでしっかり者でもあります。
攻めの尭良はかなりのイケメン。あと目線や唇など大変色気があります。先生の描く攻めはみんな色っぽいな〜。
あと脇だけど、鴇の弟の蒼がカッコいいです。そしてかなりのブラコンで鴇兄大好きですw イケメンは目の保養になるな〜。
ストーリーは王道です。
二人が出会い、少しずつ距離が縮んでいき、惹かれあっていきます。
また鴇は家族のこと、尭良は仕事のことで、心に葛藤を抱えていて、その辺も恋と交えて丁寧に描かれていきます。
後半、二人の恋が加速していくのですが、恋を知る鴇の瞳がキラキラッとまたたくのが印象的でした。
鴇だけでなく、実は尭良もこんなにイケメンなのに、超ピュアな子なんですね。はじめての恋にがんばってる様子が可愛らしいです。
また二人とも自分の葛藤と向き合って、一生懸命生きている様子が愛おしかったです。
想像していた以上にピュアピュアな二人の恋模様でした。自分には「うっ!ちょ、ちょっと眩しすぎる…!」というのが正直な感想ですw
書き下ろしによると『シーズン2・恋人編』も描きたいご様子。自分もぜひ続編読みたいです!
今作はとにかくピュアッピュアだったので、もうちょっとその先も読みたい〜!
最後「単行本のカラーイラストができるまで」というおまけあり。先生と担当さんの、表紙や初恋感をめぐる問答が書かれていて、これがすごく面白くて笑いましたw
シーモア購入 濡れ場なし(キスはあります)