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表題作君に注ぐ100dB 1

唄川 孝宏
人嫌いの転校生,陰キャの歌い手
花巻 奏多
高校生,陽キャピアノ男子

その他の収録作品

  • 番外編① ②
  • 夜更けの余韻(描き下ろし)
  • カバー下キャラクターラフ紹介

あらすじ

「この気持ちを歌にするなら どんな言葉がふさわしいだろう」
奏多の日常は、平穏だけど少し退屈。
ささやかな楽しみだった歌い手「ハイト」の動画更新も止まってしまった。
そんなある日、東京から季節外れの転校生・唄川がやってくる。
顔を隠した長い髪、ボソボソとした話し声…
とっつきにくい陰キャだと思っていたが唄川の歌声を聴いた瞬間、
雷に打たれたような衝撃が走って…!? 

――この恋はやがて歌になる。音が駆けるボーイズラブ、第1巻。

●攻:唄川 孝宏(うたがわ たかひろ):
謎多き東京からの転校生。
不愛想でコミュニケーションに難ありだが、ひとたび歌えば…? 

●受:花巻 奏多(はなまき かなた):
北海道生まれ北海道育ち。根アカ。
絶対音感+歌を聞くとその人の気持ちがわかる特殊な力がある。

作品情報

作品名
君に注ぐ100dB 1
著者
宮田トヲル 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビボピーコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784799763384
4.1

(145)

(71)

萌々

(47)

(18)

中立

(2)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
11
得点
599
評価数
145
平均
4.1 / 5
神率
49%

レビュー投稿数11

うたかな最高!と叫びたくなる素晴らしき恋と歌のBL

かなりネタバレなので避けたい方はご注意ください。


もう何から伝えたらいいのか…本当にトヲル先生ってお話作るのお上手だなぁって思います。

先生の描かれるお話はキャラの可愛さ、そしてそんな魅力的なキャラ同士の恋模様が堪らなく素敵ですが本作もその例に漏れません。

そしてトヲル先生の作品で初めてナンバリングが付く作品でこれからまだまだうたかなのお話は続きます!

まずこの1巻はうたかなの出会い、そして恋が始まる…辺りまでをじっくり描かれていて凄く面白いです。

そう言った内容からいわゆるエチシーンとかはまだ無いし冒頭では恋の匂いもあまり出していないのですがそれでもちゃんとBLらしい作品です。

と言うかBLと同時に音楽・歌もテーマになっているのでいつかこの二人のデュオが完成するのかな?そこはあくまでも想像の域ですが。

絶対音感と音や歌から感情を感じ取れる能力を持つ奏多と、奏多が大好きだった歌い手のハイトこと唄川。

この二人の出会いから友達になりそして…と言う感じのストーリーで描かれていますが奏多のキャラの良さと唄川のバブちゃんなところが凄く萌えました。

特に唄川のバブちゃんぷりが凄くてその部分を読んでるだけでもとてもニヤニヤしましたw

そして奏多への想いを自覚していくのですがバブちゃんだけに顔の良さで押し切ろうとする場面も結構あります(笑)

こんな攻め君がどんな風に成長していくのかも凄く楽しみですが奏多も唄川のアプローチにタジタジでそう言った二人の掛け合いがとても良いです。

未だ明確になっていな部分もあるし1巻の終わりでは今後の二人の環境に影響しそうな予感もあって…

この二人の恋や歌はどうなっていくんだろうか…本当に楽しみ過ぎます!

1巻で既に充分面白いですがこれが続くと言う楽しみもありやっぱり凄く素敵な作品だと思います。

4

続きが待ち遠しい

「彼のいる生活」のようにハマるかはまだ分かりませんが、DKのモダモダしたこそばゆいような感情の煌めきが最高でした。なのでこれからへの期待を込めての神にしました。丁寧にお話が進んでいて、凄く好みの作品でした。

唄川くんのモッサリからキラキラしいイケメンへの変化にお約束だとは思ったけどドキドキして、顔の良さは宮田トヲル先生作品ではピカイチではないかとマジマジ眺めていました。けれども1番の魅力は奏多のくるくる変わる表情だったと思います。

最初は大好きな配信者と同一人物かと気になるだけだったのが、唄川くんと一緒に居るうちに彼の本来の姿が気になって行く過程がリアルで良かったです。

対する唄川くんは好きという気持ちさえ分からないような子で…でも気持ちが分かった途端に一気に距離を詰めて来るような積極的なところが堪らなかったです。

2人の高校生活に大きな変化が起きそうな予感を残して終わってました。連載を追ってないので2巻はきっと1年後だと思いますが、早く2人の恋の行方を知りたくてしょうがないです。

4

ときめく音楽と胸キュン青春

唄川 ×奏多


高校生の青春ラブ、
2人の心がドキドキと音を立てているみたいな、
ハートが鳴り止まらない!


北海道舞台みたいけど、
特にその雰囲気は感じないのはちょっぴり残念かな。

高校1年生の奏多は、
活発で陽気な男の子で、
可愛らしいピアノの天才。
歌声を聴くと相手の気持ちがわかるという
超スペシャルな能力も持っている。
無邪気な一面が可愛い!

奏多のクラスに
東京からの唄川が転校してくる。

唄川が最初は
無愛想で陰キャっぽい雰囲気だけど、
その正体はなんと、配信歌い手!
髪で隠していた彼の顔は、
思わず目を奪われるイケメンだ。

唄川の歌声に奏多が心を奪われて、
奏多のピアノの腕前にが引き込まれていく、
お互いに惹かれている感じが漂っている。

まだ「恋人」ではない関係なのに、
それが逆にツボだ。
音楽がリアルに感じられるみたいに、
唄川の「真っ直ぐな音」の真の意味が、
奏多だけは「聴こえる」。
その間に挟まるちょっと「恋人」みたいな意識があるよね!
お互いの存在が、どんどん変わっていて、
唄川は奏多が好きになって・・・執着して・・・、
奏多がちゃんと自覚してないけど、
その微妙な距離感だからこそ、
胸がキュンキュンする!
2人の心の中の想いや情熱が見えるような気がしてくる。

始まったばかりの関係が、
これからどう進展していくのか、
もう気になって仕方ない!

それに、唄川のことも気になる!

正反対の2人が、
交流が進むにつれて、
唄川が奏多にだけ見せる表情が増えていくの!
奏多が無自覚的に唄川に夢中になっていくのも、
本当に嬉しいポイント!
唄川の内に秘めた歌の才能が、
奏多の超絶音感と
共鳴を引き出しているような感じ、
もう、その相性は最高だから!
「音」とピュアな気持ちが絶妙に絡み合っている
高校生の恋模様が、
心をキャッチして離さない1巻でした!

次の巻が待ちきれないです!

5

放課後の音楽室って堪らなくそそられる

宮田トヲルさんの作品って、
無自覚でもジワジワしてる感じがいいんですよね~!
本人も「…?」って顔で真っ赤になってるアレ…!!
焦れキュンキュンキューーーン+゚。*(*´∀`*)*。゚+

そういうのが存分に楽しめた作品でした。
1巻の段階ではまだまだ恋未満なので、
「?」でジワジワ熱くなってるのにニヤニヤします////

なので展開はゆっくりめかな?
恋人未満の距離感を楽しみたい方は是非…!!!

お話は音楽を通じて仲良くなっていくっていう
めちゃくちゃ青春を感じました。
田舎の高校生の純朴でスレたところがなく爽やか。

そんな中で生まれるギャップがすごく良かったです。

受け:奏多は陽キャでクラスの中心にいる子だけど、
音楽室で一人、ピアノを弾くのを楽しんでるんですね。
普段の様子だとピアノを惹くイメージがなくて良き…!

友人には秘密にして一人で楽しんでるとこも、
周囲には見せない奏多の本質な気がしてグッときました。
奏多が誰にも言えない秘密を持ってるとことリンクする!

攻め:孝宏は陰キャで人を寄せ付けない転校生ですが、
実はー…と少しずつ秘密(?)が明らかになっていきます。

下睫がワサッとある美形の攻め様+゚。*
んで陰キャというより超マイペースで時々天然っぽくて
ちょっとテンポがズレてるところがすごく可愛い/////

(どことなく寡黙大型ワンコみを感じるのよ…)
(奏多にだけ懐いてるから奏多が飼い主っぽい)
(ワンコ攻め × 飼い主受けは大好物デスヨ!!!)
(※注:1巻ラストの雰囲気だけの話なので今後は不明)

イチ推しのシチュは
やはり放課後の音楽室で秘密を共有でしょうか。

学生モノの秘密の共有って最高のシチュですよね…!
そこにラブが存在しようがなかろうがどうでもいい。
二人きりの時間を楽しんでいる事実だけで既に尊い。

あと友人の滝くんがとってもイイコでホッコリしたし、
奏多の弟がめっっちゃくちゃ可愛くて癒やされました。
優しい世界プライスレス+゚。*(*´∀`*)*。゚+

今後の展開はどうなるんでしょうね?
音楽業界が絡んでガッツリ商業的なアレになるのかな…。
それともこのまま高校を舞台に甘酸っぱいお話なのか…。
やっぱ前者なのかな?
どこに転んでも2巻を楽しみに待ってます+゚。*

4

次巻が待ち遠しい!

宮田先生の描くピュアなDK~!!
うぶうぶでとっても可愛い2人が見れます!!

私自身は歌い手とか配信系はあまり好んで読まないのですが、これはその設定をぐいぐいっと出してえろ全開というわけではなくて、音楽を通じて2人が出会って、絆を深めていくストーリーなので口角ゆるゆるで読めました^^

お話としてはまだ序章中の序章なので、恋心をお互いに抱き、それに気づく唄川と、まだ「???もしかして??」な奏多。

ここからどんな風に2人が距離を縮めていくのかとっても楽しみです!

個人的にはお互いの家族が出てきたり、学校の同級生の絡みも多々あって、なんというかリアルを覗いているような気持ちになれました。
2人だけで突き進んでいく物語ではないので、周りの人間関係とか環境の変化にも注目ですね!

宮田先生のストーリー構成、丁寧でとても好きです♪

後半に奏多のストリートピアノの演奏がメディアに見つかると同時に、唄川のことをみてハッとする人物がいたので、当て馬?か分からないけど新しいキャラも登場するのかな!

次巻楽しみです♪

4

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