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社内恋愛フラグがたたない!

shanai renai furagu ga tatanai!

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表題作社内恋愛フラグがたたない!

十時,サラリーマン,千野の同期
千野,サラリーマン,十時の同期

その他の収録作品

  • 第5.5話
  • カバー下(4コマ漫画,カバーイラストラフ)

あらすじ

恋の相手は、同期でライバルで犬猿の仲!? 同期でライバルな十時に密かに片想いをしている千野。ある日十時とホテルに泊まることになってしまった千野は、突然訪れたチャンスに便乗して十時に抱かれることに成功するが……え?俺ってまさか、お前のセフレ??

作品情報

作品名
社内恋愛フラグがたたない!
著者
あずみつな 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
電子発売日
ISBN
9784041138885
4

(23)

(7)

萌々

(11)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
92
評価数
23
平均
4 / 5
神率
30.4%

レビュー投稿数3

じれじれもだもだ

同期でライバル。仕事も出来れば顔も良い男・十時。
そんな彼に片思いをしながらも、ついつい素直ではない態度を取ってしまう千野。
言葉が足りない大人2人の焦ったいオフィスラブコメディ作でした。

今作の受け・千野視点で進む片思いのお話なのですが、まあ〜!なんともかわいげのある人で!
十時!好きだ!かっこいい!すきすきすき!と心の中は十時への愛で毎日大忙しだというのに、仕事面で譲れないものがあると彼はいつも突っかかってしまうんですね。
その度にああもうまたやってしまった!と反省をする日々。
なにかにカテゴライズをするのなら、意地っ張りやツンデレ受けになるのかなあと思うのです。
そのツンデレ加減がちょうど良い塩梅でとっても良かった。ギャップがすごくかわいい人です。
仕事で自分の案が通らなくて悔しい思いをしつつも、ライバルである十時の仕事っぷりをきちんと認めて心から尊敬しているのが分かるので、ああこの受けは好きだなあと好感が持てました。

あらすじにもある通り、仕事面での接点しかなかった片思いの相手とちょっとしたアクシデントからホテルの同じ部屋に泊まることになり、あれよあれよと体の関係を持ってしまい…?
そこまで親しくもなければ、仕事以外での接点がないことに憂いを感じていた千野からすればまさかのビッグイベント・ビッグチャンスなわけです。
こんなの逃さずにはいられんってものですよね!…でも!!
と、ここからが焦ったいやらかわいいやらでさあ大変。
初心でちょっぴりチョロさもある千野と、表情の変化も口数もあまり多くはなく、考えがなかなか読めない十時が一体どんな関係になっていくのか?
攻めの十時が何を考えているのかが少し分かりにくかったかなと思いつつ、不器用すぎる大人たちの思春期のような焦ったい社内恋愛模様がテンポ良く楽しめる1冊でした。
どちらかというとラブコメの印象の方が強く、THE お仕事BL!という感じではありませんが、仕事面のエピソードも個人的にはちょうど良かったです。
5.5話を読むとその後の2人姿がより読みたくなりますね!

2

リーマンのもだきゅん両片想い♡

立ち読みもせず、作者買いできる数少ない作家さん、あずみつな先生!今作もチョロすぎるツンデレ受ちゃんがめちゃくちゃにツボです♡

ちなみに攻くんは、たぶんむっつりSタイプ。特別何かしてくるわけじゃないけど端々にSみを感じるタイプ・・・そして受ちゃん以外にはわりと甘め・・・たまらない(だが愛はある!

全体を通して、攻くんは言葉でしっかり伝えてない以外は結構ダダ漏れ感あるのですが、受ちゃんが『絶対嫌われてる!』と思い込んでるので、関係性が進まないです_(:3 」∠)_
(正確にはえっちはしてるけど心の距離が縮まらない

付き合ってると思ってる攻くんと、セフレ(しかも今すぐにでも終わりそう)だと思ってる受ちゃんの静かな?攻防が楽しめる本です。それだけって言ったらそれだけなんですが、それがめちゃくちゃに萌えます♡

ラストは優しめのわからせっくす♡ちゃんと恋人だと認識しあってからの二人をもっと見たかったです!

0

態度でツン、心でデレ

あずみつな先生の既刊作品は殆ど拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
ツンデレ 3
クーデレ 2
エロ 2
むっつり 1
な感じだと思います。

無表情むっつり×意地っ張りツンデレのカプです。受けの千野さんは、周りから犬猿の仲と言われている、同期でライバルの十時さんのことが本当は大好き。心の中では好きだ、格好良い、最高!とキャーキャーしてるのに、本人を前にすると素直になれないでいた。そんな時、大雪で帰宅出来なくなった2人は、ホテルで同室となり、一晩共にしてしまう。

人知れず、十時格好良い!とデレている千野さんのツンデレ具合が可愛いです。でも本人の前では、仕事で妥協はしたくないのも相まって、可愛げない言動をしてしまう。なので、十時さんに対してのデレ描写はあんまりありません。

攻めの十時さんはむっつり攻めとカテゴライズされていますが、個人的にはむっつり攻めと言うよりもどちらかと言うと、クーデレ攻めな感じがしました。一夜を共にした後から、千野さんに対してさり気無くボディタッチをしたり、スマートに誘ってくるので、普通に千野さんへの好意が垣間見えて、十時さん視点が描かれて無いのもあるからか、むっつりさは少なめだと思います。

一夜の過ちの様に、好きな人と身体を繋げてしまったが、相手の真意が読めなくて、これってセフレの関係?と、そもそも恋人同士になることを諦めている千野さん。だったらセフレのまま割り切った方がいいのか…そう思ってたら十時さんに好意を寄せている?後輩の女の子が登場して、やっぱりセフレもやめるべきかとモヤモヤ。
物語りの展開としてはよく読む展開なので、千野さんの苦悩は杞憂では?と思うのですが、やっぱり思い悩む姿は切ないです。

ツンデレな千野さんとクーデレな十時さんによる喧嘩する程仲が良い、読み易いリーマン物で、辛い描写は殆ど無いので是非とも読んでほしいです。

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