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表題作この手をどうぞ王子様

瀬尾梓
養成中未デビューアイドル→栗原とユニットデビュー,19歳
栗原勇季
人気俳優→梓とユニット,20歳

その他の収録作品

  • ある夜のふたり(描き下ろし)
  • カバー下(衣装紹介)

あらすじ

瀬尾梓は大手芸能事務所のアイドル養成クラスに所属中。
歌やダンスの評価はあるものの、未だデビューできず日の目を見ない日々を過ごしていた。
そんなある日、社長に呼び出され“王子キャラ”で事務所NO.1人気の俳優・栗原勇季とユニットデビューを提案される。
すでにファンのいる栗原がなぜ自分とユニットを?と疑問に思いつつもチャンスを逃すまいと話を受けることに。
そして無事デビュー会見も終わり二人で打ち上げをしようと栗原の部屋に泊まったのだが…?
どんな時でも常にキラキラ王子様だった栗原が、目を覚まして自分を見た瞬間顔を真っ赤にして涙目になってしまい――!?

作品情報

作品名
この手をどうぞ王子様
著者
櫻井タイキ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
笠倉出版社
レーベル
カルトコミックスequal collection
発売日
電子発売日
ISBN
9784773062731
3.7

(29)

(7)

萌々

(9)

(11)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
11
得点
106
評価数
29
平均
3.7 / 5
神率
24.1%

レビュー投稿数11

受け攻めが逆だと思ってた

 王子様系俳優の栗原が歌手デビューすることになり、アイドルとしてはデビューが遅れている瀬尾がパートナーに抜擢されてアイドルユニットを組む話。本編では攻め受けどちらかわからず、ちるちるさんを見て初めて知りました。読んでいるときは瀬尾が受けだと思っていました。

 栗原はメディアの前では王子様系キャラを演じていますが、本性は内気で弱気のため、栗原を王子様キャラでいさせるために瀬尾をお姫様役としてユニットを組んだそうです。これまでも王子様系キャラを演じてこれていたのに、なぜ、お姫様役がいないと王子様系キャラになれないという話になるのかが謎でした。そして、結局はソロ曲を出すことになってるし。

 元々、栗原がオーディションに行くときに電車に乗ろうとして靴が脱げて、パニックになった彼をたまたま居合わせた瀬尾が抱えて走ってそれでオーディションに間に合ったので、そのときに栗原は瀬尾に恋に落ちたみたいです。
 ただ、瀬尾のほうが小柄で結構身長差があるため、よく抱えて走れたなーという感じです。

 その後、歌番組で栗原がソロ曲を歌うことになるのですが、イントロが始まったあとに瀬尾がステージ下に飛び出してきて「靴、合ってなくて痛いんだろ。俺の履いて」って靴を差し出すんですよね。リハーサルならわかりますが、生放送の本番でそんなことある?と思ってしまいました。
 そして舞台袖でキスします。

 個人的にはキャラ萌えもないしストーリーもハラハラドキドキや切なさはなかったです。少し強引なところのあるマネージャーも含めて悪人は出てこなかったので、読後の後味の悪さはなく、その点で評価は中立にしました。

0

定番のようで新しい

BL定番のひとつ、アイドルもの。
デビューのために新たな相手と組んで切磋琢磨、同居をしたり、実は裏の顔があったりというのはよくある展開です。
しかし、この2人は定番のなかにあってどこか違います。
栗原勇季の徹底した王子様キャラと、裏の顔のギャップがかわいいし、瀬尾梓のデビュー前だけどしっかりした下積みによる実力の歌とダンスもかっこいいです。
2人ともまさにアイドル、きらきらしていて、読んでいて眼福、わくわくします。

大人の思惑やそれに振り回される苦しみもありつつ、2人が信頼しあって手を取り合い進んでいく様はとても素敵です。

櫻井タイキ先生の作品はほとんど持っていますが、今作の登場人物たちは、櫻井タイキ先生の作品の中でもとびぬけてきらきらしています。

他の方のレビューにもありますが、私も攻守が逆だと思って読み進めていて、ええ、そっちなの?と驚きました。
そっちのギャップも楽しめます。

芸能BLが好きな人には特にハマると思います。
続編が読みたい作品です。

0

可愛い

アイドル養成クラスに所属する梓が俳優の勇季とユニットデビューするところから始まります。

王子様のような振る舞いをする勇季の素が意外と素直で可愛かったです。

マネージャーや勇季の先輩の眞野が2人の仲を引っかき回すのかな?と思いましたが、年上らしくアドバイスしたり見守ってくれたりと普通に良い人だったので平和でした。

梓と勇季がお互いに好きだと伝えあって終わってしまうのでこれから先の2人がもっと見たかったです。

キスと触り合いだけなので修正はありません。

0

キラキラしたアイドルBLでした。

事務所人気NO.1の王子様俳優とユニットを組んでデビューすることになった、実力はあるのにお人好しすぎてデビューできない男の子のお話。
えちはないんだけど、めーーーっちゃキラキラしていた!!

タイトルの意味を、おそらく攻めだろう? 王子様→主人公の男の子に向けてなのかなあ、、、と思っていたけれど、展開が進んでいく内に実は王子様ってもしかして…?!?! と思うようになり、タイトルに別パターンも考えられるようになってきます。
悪人ぽく見えていたマネの粋な計らいに、これぞBL!! と思ったのは私だけではないはずです。

コミコミさんの有償特典の小冊子では、王子様に嫉妬している梓がめちゃかわでした。

そして王子様の先輩の存在も気になるので、(2人のやり手マネージャーと過去なにがあったのか)続きを望みます!
それにしても靴紐取れちゃって抱っこの流れ、梓、逞しすぎていいですね。

0

表紙のイメージをいい意味で裏切られた!

作品のキャラデザで受攻って何となく確定している思うのですが、私自身その逆カプであれ!という思いが強く中々神作品に出会えずにいました。

こちらの作品は先生が好きなので購入したのですが
表紙から(帯に気づけず)栗原×梓だとばかり思っていて、今回も私的には逆の梓×栗原で見た目とのギャップがあって欲しいんだけども違ったか〜と少し落胆していました。

作品を読んでいくと、栗原くんの王子キャラは実は演技で実は泣き虫でピュアな青年だった!
え、これはもしや(栗原くん受け説浮上で興奮)わいの求めてるカプなんじゃ!
梓くんは黒髪受けかと思いきや、男気あってしっかりしていて栗原くんの面倒を見ている様子を伺うとこれ攻めだと確信!

終盤で2人のラブラブせっせが見れることを期待していましたが、今回はエロなしでした。
栗原くんがピュアすぎて添い寝止まり。
や、それでも全然良いです!
だって、梓×栗原だったのですから(多分)笑

読み終えた後、帯を確認したらカプ表記がありました!ぜひ続編を!

読み手もカプがどっちか分からない
え!そっちだったの意外という私の求めてた神作品がここにありました!315

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